「いずれ」と「いづれ」はどちらが正しい？違いや使い方について解説

更新日：2024年09月20日

あなたは「いずれ」と「いづれ」の違いに関心を持ったことはありませんか。どちらの表記が正しいのか気になりますよね。今回は「いずれ」と「いづれ」の様々な違いを見ていきますので、ぜひ参考にしてみてください。ビジネスシーンでも活躍出来る知識が身に付きます。

「someday」は「sometime」と似たような使い方が出来ます。

例えば「Someday you'll understand. 」であれば、「いずれあなたも分かるでしょう」という意味になります。近い未来を表し、「そのうち」などと言い換えが可能です。

somedayの使い方と意味
someday
副
いつか、いつの日か、そのうち
出典: https://eow.alc.co.jp/search?q=someday |

「in any case」

「in any case」は「いずれにせよ」という意味になります。

例えば「I must go in any case.」であれば、「いずれにせよ行かなければならない」という意味になります。「どうであろうと」という言い換えにも出来ますし、「とにかく」という意味にもなります。

in any caseの使い方と意味
in any case
どんな［どのような・いずれの］場合でも、とにかく、ともかく
出典: https://eow.alc.co.jp/search?q=in+any+case |

「select」

「select」は「いずれか」という意味になります。

例えば、「select one among several」であれば、「いくつかからいずれかを選ぶ」という意味になります。複数の中から選び取るということを表現しています。

selectの使い方と意味
select
他動
1.〔～を〕選択［選定・選抜］する◆chooseに比べて、より広範囲のもの中から慎重に選ぶという意味を持つ、やや硬い表現。
出典: https://eow.alc.co.jp/search?q=select |

「one」

「one」もまた、「いずれか」という意味になります。

例えば、「One of them is a spy.」であれば、「2人のうちいずれかがスパイである」となります。「select」と同じ意味ですが、文脈で区別してより適切な方を使います。

「both」

「both」は「いずれも」という意味です。

例えば、「You both are right.」であれば、「いずれも正しいよ」という意味になります。「both」は通常、「両方とも」「双方とも」という意味があり、「いずれも」も「両方とも」と言い換えることが出来ます。

bothの使い方と意味
both
形
両方の、双方の
代名
両方、双方副
両方［双方］ともに
接続
両方［双方］とも◆【用法】both A and B
出典: https://eow.alc.co.jp/search?q=both |

「all」

「all」も「いずれも」という意味になります。

「いずれも」は「2つ以上の選択肢のものの中の全て」という意味がありますので、「all」もまた「いずれも」という意味として機能します。

例えば、「The score is one all. 」であれば、「得点はいずれも1点だ」という意味になります。また、「得点は双方とも1点だ」と言い換えることが出来ます。

allの使い方と意味
all
形
1.〔物の数や量が〕全ての、全部の◆【用法】複数名詞を修飾する。
出典: https://eow.alc.co.jp/search?q=all |

「whether」

「whether」は「in any case」と同じく、「いずれにせよ」という意味になります。

例えば、「Whether I may succeed or fail, I shall need the money」であれば、「成功であろうと失敗であろうと、いずれにせよ金が必要だ」となります。

ビジネスシーンでよく使われる表現ですので、覚えておいて損はないでしょう。