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ご子息とは|使う際の7つのポイントや娘さんの場合など

更新日:2024年10月30日

「ご子息」という敬称について、どこまでご存知でしょうか。ときおり耳にするものの、実際に使う機会は限られています。「ご子息」という呼び名の意味、使ってよい相手の範囲、あるいは「様」を付けてもよい場面など、普段はなじみのない「ご子息」についてご紹介いたします。

例文1:入学祝い

この度はご子息○○様が○○小学校へ入学されるとのこと、まことにおめでとうございます。

入学・進学祝いの文中で使う際は、ご子息のあとに○○様と個人名を明記するとよいでしょう。送る相手に複数人の子どもがいる場合のみならず、一人っ子であったとしても同様です。特定の個人のお祝いをするという点において、個人名を含んでおくとよりお祝いする意思が相手に伝わります。

例文2:結婚祝い

この度はご子息様のご結婚、心よりご祝福申しあげます。

結婚祝いの文中ではご子息様と表記するのが適しています。個人名については含んでも含まなくても構いませんが、冠婚葬祭に関しては入学祝いなどよりもより硬い場面となります。そのため、様付けをむしろした方がよい場面とされます。

娘さんの場合はどうする

相手の子どもが娘さんだった場合は、「ご息女」と称するのがよいでしょう。こちらも「娘さん」では敬意に欠ける部分がありますので、「ご子息」に対応した「ご息女」という言葉を選ぶのが適切です。

お子様という言葉との違い

「お子様」と「ご子息」との違いは、「お子様」の方は対象年齢が低いイメージを持たれるという点にあります。「お子様」も子どもを表わす敬語としては間違った言葉ではありませんが、使う際は不特定多数の子どもが対象の場合や、年齢が低い子どもが対象の場合にしておくとよいでしょう。

相手の子どもの性別が分かっている状態であれば、「ご子息」「ご息女」を使う方がです。

「ご子息」という言葉一つを取っても、敬語の使い方には色々な注意が必要なことが分かります。より敬語を理解するためにこちらの「敬語の使い方が面白いほど身につく本」を読んでみるのはいかがでしょうか。

先ほど「ご子息さん」は二重敬称である、といったように、気が付かない内に敬語が過剰になっている場合もあります。そのような間違いを減らすためにも、より深く敬語を学んでみてはいかがでしょうか。

「ご子息」を違和感なく使えるようにしよう

今回は「ご子息」の意味や使い方について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。今回紹介したポイントをおさえて、「ご子息」を違和感なく使えるようにしていきましょう。正しく敬語を使えることは、自分のイメージアップに大いに繋がります。

「ご息女」「お子様」の使い方をチェック

「ご子息」以外にも、「ご息女」や「お子様」の使い方もさらにチェックしておくと、色々な場面に対応できます。

最後に「ご息女」と「お子様」の使い方について学べる記事をリンクでそれぞれ紹介しています。あわせてご覧いただくと、より深く子どもに対する敬語表現が学べるのでです。

初回公開日:2017年07月26日

記載されている内容は2017年07月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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