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「ガキの使い」の意味と使い方・由来|タイトル/ガースー

更新日:2024年07月17日

「ガキの使い」と聞いて真っ先に連想するのは、「ガキの使いやあらへんで」ですよね。番組名として定着しているこの言葉ですが、言葉自体にもきちんと意味があるのです。今回は、「ガキの使い」の意味や、番組内で使われる言葉の意味についてご紹介します。

チキチキマシン猛レースとは、「トムとジェリー」などで有名なハンナ・バーベラのアメリカのテレビアニメ番組です。日本では1970年に放送されていました。11代の個性的なレーシングカーとドライバーたちが、荒野や雪山などのバラエティに富んだコースでのカーレースが繰り広げられるといった内容です。

1990年代半ばにはキャラクターグッズが多数発売され、40年以上たった現在でも多くのファンに愛されています。日本で高い人気を博したこのアニメが与えた影響はとても大きく、マリオカートのモデルの一つとしても挙げられています。

1番初めのタイトルが定例化

「ガキの使いやあらへんで」1989年の放送開始当初から約半年間は、漫才形式のネタ披露のみでしたが、1990年の2月に初めて企画されたのが三輪車マラソンレースでした。

三輪車のレースだからきっとドタバタレースになるんだろうと考え、「チキチキマシン猛レース」とひっかけて最初の企画名が「第一回ガキの使いやあらへんで‼激突チキチキ三輪車マラソンレース」となりました。この「チキチキ」が以降定例化し、企画名にはチキチキがつくようになりました。

「ガキの使い」の「もんまり」の意味とは?

「ガキの使いやあらへんで」の中で使用される言葉、「もんまり」とはどのような意味があるのでしょうか。

この言葉は、ガキの使いやあらへんでの中で1年に1度から2度不定期に放送されていたコーナー「大喜利大合戦」の中で、ジミー大西さんが編み出した造語です。意味はもともとは女の性のふくよかな胸を形容した言葉でしたが、その後意味が転じて「顔をうずめる」のような使われ方をしています。

「ガキの使い」の「ガースー」の意味とは?

「ガキの使いやあらへんで」の中で度々出てくる言葉に「ガースー」という言葉があります。この「ガースー」という言葉の意味は、テレビプロデューサー菅賢治さんのことです。

「ガースー」という言葉が初めて出たのは1991年放送の「天狗になっているパーマン2号をこらしめよう」の中です。「最近業界人気取りで、ギロッポンだの菅をガースーと呼んだり調子こいている」といった内容の話がされ、今に至ります。

菅賢治プロデューサーについて

「ガースー」と呼ばれている菅賢治プロデューサーについてもう少し詳しくご紹介します。菅賢治プロデューサーは、長崎県佐世保市出身のテレビプロデューサーであり、2014年に日本テレビを退職しましたが、現在はフリーのプロデューサーとして日本テレビ制作の一部の番組に引き続き携わっています。

ダウンタウンや明石家さんまさんを起用した番組を成功させ、他では考えつかないキャスティングや企画内容でバラエティ番組を作り上げることでも知られています。「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで‼」では時折自身が出演することもあり、菅さんを主役にした企画も数多くあります。

菅さん自身が「西部警察」の大ファンであることから生まれた菅大門や、トーマス・マクレガーなど名物キャラクターも生み出しています。

笑ってはいけないシリーズとは?

「ガキの使いやあらへんで」といえば年越し特別番組の企画である「笑ってはいけないシリーズ」がもはや名物ともいえるでしょう。

シリーズ発端となった2003年の「絶対に笑ってはいけない温泉旅館一泊二日の旅」は罰ゲームの企画として行われ、レギュラー放送内で4週にわたって放送されました。この放送が好評となり、翌年からはゴールデンタイムで放送され、2006年からは大晦日の年越し番組として定番化しました。

どんなことがあっても笑ってはいけないのがルールですが、近年では笑いの刺客として登場する人気俳優が芸人のネタをやるなどその意外性にも注目されています。

日本を代表する長寿番組

今回は、「ガキの使い」の意味や番組内で出てくる言葉の意味についてご紹介しました。「ガキの使いやあらへんで」は、放送当初は深夜番組帯だったのがプライムタイムに変更され、2014年には25周年を迎え日本テレビでは「笑点」に次いで放送期間の長いバラエティ番組となっています。

「ガキの使いやあらへんで」というタイトルの意味や、番組内で出てくる言葉は今までなんとなくニュアンスで受け取っていたけれど、よく分かっていなかったという方は多いのではないでしょうか。今回ご紹介したことで、言葉の意味が分かり「ガキの使いやあらへんで」が今までの何倍も楽しめるようになるでしょう。

ガキの使いやあらへんでの年越し特別番組は近年は海外でも人気があります。お正月は楽しい番組が盛りだくさんですが、今年も笑って一年を終え、新しい一年も笑顔で迎えられることを祈っています。

初回公開日:2017年12月28日

記載されている内容は2017年12月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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