「グリッチ」の意味・「チート」「モード」との違い・実例3つ
更新日:2024年09月27日
オンラインではペナルティも
オンラインのゲームでグリッチを不正に使用すると、アカウントの利用停止、剥奪といったペナルティが課せられる事があります。グリッチを使用すると、使用していないプレイヤーより圧倒的に有利な状況を作る事ができる場合が多く、ゲーム自体を崩壊させてしまうケースが問題になっています。
他のプレイヤーに迷惑をかけるようなグリッチは、オンラインプレイで使うべきではありません。
オフラインにおける「グリッチ」
オフラインプレイにおけるグリッチ利用とは、ゲーム内で個人で楽しむという事です。例えば、時間短縮のためにレベルを一気に上げられるようにしたり、空を飛んだり、壁を抜けたりといったものがあります。
一人で楽しんでいるだけなのでメーカーからは黙認される事が多いですが、禁止されている場合や、最近ではパッチで修正される事もありますのでご注意ください。
「グリッチ」の実例
グリッチは、多くのゲームタイトルで使用されており、オフラインではプレイヤーが自分だけで楽しめるものが多くありますが、オンライン上では実害が発生しているケースが多々あります。オフライン、オンラインゲームでのグリッチ利用の実例を、3点ご紹介します。
実例1:GT5
「GT5」はグランツーリスモというレースゲームですが、コースの壁を抜ける事で、周回タイムを早くするというグリッチが存在しています。
また、一切実用性はありませんが、空に向かって車が飛んでいってしまったり、逆立ちできてしまったりと、GT5は一部の壁抜け以外はお遊び要素のグリッチが多いのが特徴です。
実例2:BF3
BF3はFPSと呼ばれる、銃撃による対人戦が楽しめるゲームですが、相手を一方的に攻撃できてしまうグリッチが有名です。オンラインで使用するプレイヤーが存在し、ゲームの寿命を縮める結果になりました。
グリッチを使うと、特定のマップに置ける天井裏に入り込み、相手の攻撃には当たらずに自分だけ攻撃できてしまいます。プレイヤーの腕は関係なく成績を上げることが可能なので、悪質なグリッチとなっています。
実例3:COD:BO3
「COD BO3」はBF3と同じジャンルのゲームですが、こちらはゾンビモードのグリッチが多く発見されているのが特徴です。その中にはただ到達しづらい地点に行けるという意味から、システム上の穴をついた本格的なグリッチまでさまざまです。
また、少し前にいた位置に瞬間移動ができるという、グリッチと似たゲーム内の能力が存在します。単なる能力なのか、グリッチなのかを確認しておくようにしましょう。
FPSにおける「グリッチ」
FPSにおけるグリッチは、建物や壁を抜けて相手を攻撃する、照準を合わせずに銃弾を当てる、好きな場所に瞬間移動する、などです。いずれもオンライン上で行えばゲームバランスを崩壊させてしまうものであり、人口減少に繋がります。
FPSは特にグリッチが多いジャンルであり、オンライン上で不正使用が横行しています。規約に違反するグリッチを使用しているプレイヤーを発見したら、ゲームの運営会社に報告しましょう。
「グリッチ」を紹介する動画
グリッチの一例として、「ダークソウル3」に関する動画を紹介します。これは、ある条件のもとに装備を組み合わせると、ボスのスタミナを無くして一方的に攻撃できるようになっています。
システムの穴を突いたものであり、製作者の意図していない現象であるといえます。このようにグリッチは、プレイヤーの考察と努力によって発見される事が多いです。
良い「グリッチ」とそうでない「グリッチ」
初回公開日:2017年12月29日
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