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「ないし」の意味と正しい使い方|3つの利用場面と用法

更新日:2024年03月01日

「ないし」という表現は、普段使っている言葉や会話の内容にアクセントを加えてくれる便利な接続詞です。しかし、意味を理解することができていなければ、心配に感じてこの言葉を使うことができません。この記事から「ないし」の意味と使い方をみていきましょう。

「ないし」とは

「ないし」という接続詞の意味と使い方について理解するのは非常に大切です。なぜなら、接続詞は文と文を結びつける役目がありますので「ないし」の意味と使い方を理解することによって、スムーズに考えを表現することができるようになるからです。

あなたはどんな時に「ないし」という言葉を使う傾向がありますか。

「ないし」という言葉の意味と使い方を詳しく解説します。今後の生活に役立つ情報を見つけることができるでしょう。

「ないし」の意味

「ないし」には「数量などを示す時、上下などの限界を述べて間を省略するのに使う言葉」という意味があります。

「ないし」という言葉の意味は簡単ですが、使いこなすのは難しいといえるのではないでしょうか。

そのため、分野ごとにどのようにして「ないし」という表現を使うことができるのか学んでいくことにしましょう。そうすることによって「ないし」の使い方に精通することが可能になります。

「ないし」の由来

「乃至」の乃はさっぱりと割り切れない様子をあらわす接続詞です。

至るを付けることで上下の限界を表現しています。その事象がそれらの範囲内であることをあらわしています。

「ないし」の漢字表記

実は「ないし」は「乃至」という漢字表記をすることができます。

そのため、もしもこの言葉が契約書の中などに出てきたら、「ないし」という意味の言葉だということを理解しておきましょう。

場面別の「ないし」の意味と用法

「ないし」にはいろいろな使用方法があり、使われる場面によって意味が微妙にちがいます。

契約書・法律用語・特許と3つに分けてご説明します。

「ないし」が接続詞として便利に使用されています。それぞれの意味を覚えておけば、これらの文章に接したときに、混乱せずに読み解くことができます。

契約書での「ないし」

契約書を作成するときの言葉遣いは非常に重要です。契約書での「ないし」の意味を正確に反映した使い方としては「第3条乃至第8条」という表現を取り上げることができるでしょう。

簡単にいうと「第3条から第8条まで」という意味を伝えることができています。言葉遣いが非常に難しいと捉えられがちですが、接続詞である「ないし」の意味を理解していれば、問題なく契約の内容に精通することが可能です。

特許文での「ないし」

特許を申請する時にも、契約書で「ないし」を使ったのと同じ方法で使うことができます。具体的には「1乃至3」「1から3まで」という意味になります。

しかし、特許を申請する時に気をつけなければならないことは、わかりやすい言葉を使うということです。もし不安であれば、「ないし」という言葉を使う代わりに「から」「まで」という表現を使用することもできます。意味は同じですが、文章の理解度が高まります。

法律用語での「ないし」

ないし」という言葉には「から」「まで」という意味があることがわかりました。しかし法律用語では、「ないし」が他の意味で使われることがあります。

法律用語の場合、「ないし」という言葉が「または」という意味を伝えることが可能になります。つまり「AないしB」という表現は、「AまたはB」という意味も伝えています。

法律用語の「ないし」には、独特な表現が含まれていることがわかります。

「ないし」を使いこなしたいあなたにおすすめの本

「接続詞」の技術」は、「ないし」などの接続詞について知りたい人におすすめの本です。

「ないし」などの接続詞をいざ文章にしようとすると、難しくてわからないことが多々あります。そんなときはこの本を利用して文章力を上げていきましょう。

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初回公開日:2018年01月05日

記載されている内容は2018年01月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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