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「マニアック」の5つの意味とそのイメージ|類似表現5つ

更新日:2024年07月18日

普段の生活でよく耳にする言葉の1つが「マニアック」という言葉です。「オタク」を示す否定的なイメージが強い言葉ではありますが、本来の意味を理解している人は少ない傾向にあります。今回は「マニアック」の語源や同義語、意味や使い方をくわしく解説いたします。

「マニアック」とは

あるモノやコトに関する知識が人よりも豊富で、何よりも好きなことがある人に対して「マニアック」という言葉を使います。

普段何気なく使われている「マニアック」という言葉は実はギリシャ語が語源とされており、英語の意味とは異なる意味が含まれています。

今回は意外と知られていない「マニアック」という言葉の意味や正しい使い方などを中心にくわしくご紹介いたします。

意味

「マニアック」とは、あることやモノに極端に熱中しているさまのことを意味します。日本ではしばしば、「マニアック」は「オタク」とほぼ同義の言葉として用いられますが、それは「マニアック」の意味の一部であるにすぎません。

また「マニアック」は形容動詞である点も注意点です。つまり、本来は「マニアック」単体として用いられることはなく、「マニアックな〇〇」といった用法でしか使われないということです。

「マニアック」のイメージ

「マニアックな人」というとどんな人を思い浮かべるでしょうか。

「マニアック」という言葉には「熱狂的、狂気的なまでに何かに熱中する様子」と意味があります。「マニアックな人」は周囲から何か違うと思われるくらい熱中している人のため、少数派になりやすいという傾向があります。

では実際「マニアックな人」とはどのようなイメージがあるがあるかくわしくご紹介いたしましょう。

マニアックな人とは

「マニアック」の意味でもっともイメージしやすいのが「コレクター」としての意味合いでしょう。

昔からある切手収集家や骨董品コレクターを始め、アイドルの生写真など、コレクターを意味する「マニアック」は私たちの生活の中で頻繁に登場します。

「マニアック」の中には、たくさんの情報を集める人も含まれています。そのため政治・経済にくわしい知識人なども、ある種「マニアック」だという意味に当てはまるでしょう。

ポジティブなイメージ

「マニアック」という言葉がポジティブなイメージとして使われる場合は、知識が豊富という意味で使われる場合です。

たとえば、ゴルフに対して「マニアックな人」というと、どんなシャフトの種類や性能も理解しており、クラブの素材によって飛距離がどのように変わるかなどを独自で研究しているような人のことを表わします。

「マニアックな人」とは「凝り性の人」という意味で使われる場合はプラスのイメージといえるでしょう。

ネガティブなイメージ

「マニアック」という言葉の語源は、ギリシャ語で「狂気」を表す「madness」から来ています。この「madness」から「マニア」という言葉が生まれ、「マニアック」が派生語として登場しました。

この言葉には「狂気的なほどに、自分の趣味に熱中する様子」という意味が含まれています。現在の私たちがマニアックな人たちに対してどこか恐ろしい印象を抱くのも、この「狂気的な」意味が関係しているといえるでしょう。

「マニアック」の類似表現5つ

何かに熱中している人のことを「マニアックな人」と呼びますが、この「マニアック」という言葉にいくつか似たような意味をもつ言葉が存在します。

「マニアック」と同じ意味をもつ言葉には、「オタク」「物知り」「ファン」などの言葉が挙げられます。それぞれの言葉がもつ意味やニュアンスは少し異なります。言葉の正しい意味を理解して、正しく使用しましょう。

1:「オタク」

「オタク」という言葉も普段耳にする言葉の1つです。「オタク」という言葉は1970年代に誕生した日本語で、現在も使われている日本語の1つです。

「オタク」という言葉を使う場合は、アイドルやゲームなどに熱中している人に対して使用することが多く、「マニアック」という言葉とは使うシーンが少し異なる場合があります。

では「オタク」という言葉の正しい意味とイメージについてくわしく見ていきましょう。

意味とイメージ

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初回公開日:2017年12月23日

記載されている内容は2017年12月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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