「マニアック」の5つの意味とそのイメージ|類似表現5つ
更新日:2024年07月18日
「オタク」とは、ゲームやアイドルなどの愛好家という意味があります。日本でいう「オタク」という言葉には、アイドルを毎日追っかけるイメージやゲームの発売日に早朝から並び購入しているイメージが強いでしょう。
バブル期は「オタク」という言葉は派生して「オタッキー」という言葉も誕生しました。いずれも意味は変わりませんが、「オタク」をもう少しライトなイメージにしたのが「オタッキー」といえるでしょう。
2:「物知り」
自分の専門分野ではないことだとしても、やたらに知識があり、くわしい人もいます。このような人のことを「物知り」といいます。
「マニアック」は「マニア」という言葉のイメージが強いため、あまりプラスのイメージがありませんが、「物知り」は「知識がある」「かしこい」というイメージにつながるのでプラスのイメージがある言葉だということができるでしょう。
では「物知り」の正しい意味についてくわしく見ていきましょう。
意味とイメージ
「物知り」とは、何でも知っている人のことをいいます。
たとえば、この動物のしっぽって何で長いんだろうという質問をした人がいたとします。すると動物に特にくわしいわけでもない人が途端に「その動物は生態が○○で、○○という特性があることから長いんだよ」と答えるような人のことをいいます。
「物知りな人」とは、常に勉強することが大好きで、何事に対して好奇心が旺盛なイメージがあります。
3:「熱狂的」
「あの人は芸能人の○○の熱狂的なファンなんだよ」というフレーズを1度は耳にしたことも多いことでしょう。「熱狂的」という言葉も「マニアック」と同じような意味で使われる言葉の1つです。
「熱狂」という言葉の漢字からしても、「熱く、狂っている」と意味を感じとれる言葉です。では「熱狂的」という言葉の正しいイメージについて考えてみましょう。
意味とイメージ
「熱狂的」とは、何かに興奮して熱中しているさまを意味します。先程紹介した「熱狂的なファン」とは、自分が好きな芸能人が今どこで仕事をしているか、どんなプライベートを送っているか、コンサートがあれば全国をまわるような人のことを意味します。
「熱狂的」という言葉がつく場合は、私生活のほとんどをそのことに費やしている人のことを意味します。人によっては家族や友人を巻き込む熱狂ぶりの人もいるので注意しましょう。
4:「ファン」
スポーツや芸能界など、スターと呼ばれる人が存在する業界には「ファン」という存在は欠かせません。特に芸能界のスターは「ファン」が集う「ファンクラブ」というものを設けています。
「ファンクラブ」は入会費と年会費を払って入会すると、そのタレントのコンサートチケットが優先的に取得できたり、毎月どのような仕事をしているかなどの情報を得ることができます。
意味とイメージ
「ファン」とは、芸能人や有名スポーツ選手などが大好きな愛好家のことを意味します。「ファン」という言葉の中には「大ファン」という言葉もあります。
「大ファン」とは、何人か好きなタレントやスポーツ選手がいる中でも特に好きな人がいる場合に使用する言葉です。「マニアック」という言葉よりも、誰かを好きな感情を強く感じる言葉でもあります。
5:「偏執狂的」
あまり耳慣れない言葉でもあるのが「偏執狂的」という言葉です。「偏執狂的」とは「へんしゅうきょうてき」と読み、芸術家などが異常に物事に執着する場合などに使用される言葉です。
「マニアック」や「ファン」などは比較的普段の生活で使われる言葉なのに対し、「偏執狂的」という言葉を使う場面は限られているということができるでしょう。
意味とイメージ
「偏執狂的」とは、普段は普通の人と変わらない考えや生活をおくるが、妄想がはじまると攻撃的になったり、他には異なる行動に走ることを意味します。
スペイン生まれの有名な芸術家である「サルバトーレダリ」は、偏執狂的批判的方法を発明した人として評価されている人です。「偏執狂的批判的方法」とは、あるものが何かの影響でまったく異なるもにに見える技法のことをいいます。
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初回公開日:2017年12月23日
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