ドイツ語「ダンケ」の意味と使い方・用例|ありがとう
更新日:2024年08月20日
「ダンケ」の返し方
「ダンケ」と発するのは、自分だけではありません。実際のコミュニケーションでは、相手からお礼を言われることもありますし、そうである以上は相手に返事をすることが必要です。
それならば、どのような言葉で返事をすれば良いのか、前もって頭に入れておく方が得だと言えます。
「ビッテ」による返事
相手からお礼を言われた時の返答としておすすめなのが、「ビッテ」(bitte)です。このフレーズも「ダンケ」のような一単語で済ませますが、円滑なコミュニケーションには必須の基礎単語と言っても過言ではありません。
「ビッテ」には「どういたしまして」の意味が込められています。英語でもYou are welcome.やIt is my plaesure.などのフレーズが思い浮かびますが、「ありがとう」に対して「どういたしまして」と返すのは、定番です。
感謝されて何を言えば良いのか分からない場合でも、神経質になる必要はありません。まずは「ビッテ」と返せば、それで大丈夫です。
ダンケのバリエーション
「ダンケ」のように感謝の意味を持つ言葉には、さまざまなバリエーションがあります。シンプルに「ダンケ」だけでも十分に意味は通じますが、たまには違うフレーズを使ってみるのも面白いはずです。
こういう時は、「ダンケ」と似たような意味を持つフレーズが言えるようになると、ドイツ語でのコミュニケーションの幅が大きく広がります。色とりどりなフレーズをものにして、感謝の気持ちを上手く伝えましょう。
Vielen Dank.の意味
Vielen Dank.と書いて「フィーレンダンク」と読みます。このフレーズは「どうもありがとうございます」を意味します。英語で言えば、おなじみの会話表現であるThank you very much.と考えれば分かりやすいです。
Vielenには、「たくさんの」という意味が込められています。単に「ありがとう」ではなく、「たくさん感謝した上でありがとう」というニュアンスを伝えられるのがポイントです。上記の英語フレーズのvery muchの部分がVielenになっています。
特別な感謝の気持ちを伝えたい時にVielen Dank.と言えば、相手はきっと喜んでくれるでしょう。
Danke sehr.の意味
お礼を丁寧に言いたいのであれば、Danke sehr.というフレーズを使うことができます。このDanke sehr.は、意味的には英語のThank you very much.に近いです。読み方は「ダンケ ゼーア」です。
相手にお礼を言いたいが、少し改まった感じの表現にしたい時、この言い方は有効になります。丁寧な印象を相手に伝えることができるし、好感を持たれることでしょう。
Dankeにsehrを付け足せば良いだけなので、そんなに難しく考える必要はありません。
Danke schön.の意味
Danke schön.はドイツ語ではおなじみの挨拶です。Danke sehr.同様、丁寧なニュアンスを持つ挨拶表現です。
この挨拶の表記ですが、Danke schön.とoの上にウムラウトがついていることに注意しましょう。もしschönではなくschonとしてしまうと、全く違う意味の単語になるからです。
Danke schön.は「ダンケシューン」と発音すれば通じます。ローマ字を読むような発音で大丈夫なので、ドイツ語でコミュニケーションを取る際に、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。
感謝の意味を持つ「ダンケ」で想いを伝えよう!
ドイツ語は、文法体系が英語より複雑で取っ付きづらいというイメージを持たれがちです。しかし、感謝を表す挨拶は決して難解なものではなく、そこまで深く考えなくても十分に使えます。
Dankeはドイツ語の挨拶の基本であり、これを一度使えるようになれば、感謝に関するさまざまな表現をマスターするきっかけにもなります。最初はDankeから覚えて、徐々に表現のバリエーションを増やしてみましょう。
心を込めてDankeと言えば、あなたの想いが相手に伝わります。
初回公開日:2018年01月12日
記載されている内容は2018年01月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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