コングラッチュレーションの意味は?お祝い表現の使い分け方と例文
更新日:2024年10月12日
「英語で、おめでとうの気持ちを伝えたいけれど、何て言えばいいのかな?」
「コングラッチュレーションって、どんなお祝いの場面でも使っていいのかな?」
このように、英語でお祝いを伝える際に、何と伝えればいいのか悩んだ経験のある人もいるのではないでしょうか。
この記事では、お祝い事があったときに、おめでとうの言葉を、どのように伝えればいいのかを解説していきます。
この記事を読むことで、とっさの時に正しいお祝いの伝え方ができるようになりますよ。
せっかく気持ちをこめてお祝いの言葉を伝えているのに、上手く伝わらないと少し残念な気持ちになってしまいますよね。正しい使い方を覚えて、ぜひお祝いのときに使ってみてください。
「コングラッチュレーション」は英語?綴りは?
「コングラッチュレーション(Congratulation)」は、英語でポピュラーなお祝いの言葉です。日本ではカタカナで、「コングラチュレーション」と書かれる場合もありますが、意味は同じです。
日本語でお祝いの言葉は「おめでとう」ですが、英語の「コングラッチュレーション」は、日本語の「おめでとう」とは意味合いや使い方が少々異なります。
Congratulations!の意味と使い方
「コングラッチュレーション(Congratulation)」の意味と使い方を紹介します。
誰かが努力して勝ちとった結果に対して、お祝いを述べる際に使う言葉です。
Congratulations!の意味
「コングラッチュレーション(Congratulation)」は、「祝いを述べること」つまり「祝賀」を意味する「名詞」です。
間投詞(感嘆詞・感動詞)的に、「おめでとう」というお祝いの言葉としての意味で用いる場合は、語尾に「~s」をつけて「コングラッチュレーションズ(Congratulations)」とするのが通常です。
日本語の「おめでとう」と同じ意味として使われていますが、英語の「コングラッチュレーションズ」は、相手の努力を褒め称える意味をもつため、自分の力で何かを成し遂げた人に対して用いるのが通例です。
例えば、大学の合格や卒業、会社での昇進といった際のお祝いを伝える時に使います。
Congratulations!の語源
「コングラッチュレーション(Congratulation)」の語源となっている「grat-」には、「喜んだ、感謝している」という意味があります。
「con-」は接頭語で、「共に、一緒に」という意味があります。「-ate」は「する」という意味です。「-ion」は、「動作、状態など」の意味の名詞を作る接尾語です。
「コングラッチュレーション(Congratulation)」は、これら「con-」「grat-」「-ate」「-ion」の4つの言葉の意味を合わせたものになります。
Congratulations!の発音
Congratulationsの発音記号は、kəngr`ætʃʊléɪʃənとなります。
カタカナ表記すると、コングラチュレーションと表記してしまいがちですが、実際の発音はカングラジュレイシャンと発音する方が、正確な発音に近くなります。
Congratulations!の使い方・例文
Congratulationsは、お祝いの気持ちを伝える時に使います。
使い方は、Congratulationsにonをつけてその後ろにお祝いしたい事柄をもってくることが一般的です。
「Congratulations on your graduation.(ご卒業おめでとうございます)」
「Congratulations on your promotion.(昇進おめでとうございます)」
「Congratulations on your new job.(転職おめでとうございます)」
「Congratulations on your success.(成功おめでとうございます)」
単数形ではなく語尾に「~s」をつけて、「コングラッチュレーションズ(Congratulations)」とすることを忘れないようにしましょう。
お祝いの言葉のときは複数形で使う
「おめでとう」というお祝いの言葉としての意味で用いる場合は、語尾に「~s」をつけて「コングラッチュレーションズ(Congratulations)」とするのが通常です。
たくさんのお祝いの気持ちがこめられているので、複数形で使用するのが正しい使い方となります。
Congratulations!が適さない場面もある?
日本語の「おめでとう」は、様々な場面でのお祝いの言葉として用いられます。しかし、英語の「コングラッチュレーションズ」は、相手の努力を称える意味をもつお祝いの言葉です。
したがって、何もしなくても自然におとずれる新年や記念日などを祝う言葉としては、「コングラッチュレーションズ」ではなく、「幸福な、楽しい、嬉しい、満足な」などの意味をもつ「ハッピー(Happy)」が用いられます。
他にも、様々なシチュエーションによって、ふさわしい言葉を使い分ける必要があります。
Congratulations!以外のお祝いの表現と使い分け方・例文
初回公開日:2018年02月05日
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