「マグロ」の意味と使い方・語源・由来・反対語|下ネタ/鉄道
更新日:2024年07月21日
「マグロ」の意味と使い方
「マグロ」と言う言葉を聞いて知らないという日本人はいないでしょう。しかし、あまりに誰でも知っている言葉であるとともに、隠語や、下ネタとして使われていることもあります。今回は、マグロのさまざまな意味と使い方を紹介します。
まずは、一般的なマグロの意味から見ていきましょう。
魚
マグロは、スズキ目サバ科マグロ属の海水魚の総称を意味します。クロマグロ、ビンナガ、キハダ、メバチマグロなどがあります。スーパーでこれらの名前を見る機会も多いでしょう。ちなみにカジキマグロはマグロと付いていますが、学術上はマグロではありません。
世界中の熱帯・温帯海に生息し、回遊性を持っています。水中生物としては、かなりの遊泳スピードを持ち、瞬間的に最大80km/hに達すると言われます。まれにマグロに人がはねられるという事故がニュースで放送されることがあります。
口とエラを開いた状態で遊泳し、ここを通り抜ける海水から酸素を吸収します。したがって、遊泳を止めると窒息するので、睡眠中も常に泳いでいます。
「マグロ」の意味の語源・由来
目が黒い
日本語のマグロは「目黒」が語源、由来と言われています。かつて目の黒い魚のことを意味する言葉としてマグロが使われていました。現在でも、クロマグロのみを指してマグロという意味で使われることも多いです。
また、違う説では、背が黒いマグロが海を泳いでいると、真っ黒な小山のように見えたことからマグロと呼ぶようになったとも言われます。
マグロは漢字で「鮪」と書きます。「有」が付いている理由は「外側を囲う」という意味があるので、外洋性、回遊性のあるマグロの生態を表しています。
学名
マグロの学名は「Thunnus 」です。カタカナで表すときはトゥンヌスと表記します。ラテン語で「Thunnus 」はマグロを意味したのが語源となっています。
英語
マグロを意味する英語は「tuna」です。このため、例えば「鉄火巻」を意味する言葉は、
・tuna rolled in rice and seaweed
という英語になります。名称は長くなってしまいますが、どのような食べ物なのか分かりやすいとも言えます。面白い使い方としては
・tuna wagon
があります。これは「ポンコツの車」という意味になります。なお「シーチキン」は、はごろもフーズの商品名なのでマグロという意味の英語として使うことはできません。
下ネタでの「マグロ」の意味と使い方
意味
下ネタで使われる「マグロ」の意味は、セックスの時に自分からは何もしない女性のことです。ベットの上で男性がどんなに愛撫しても無反応なので、一般的に男性から嫌われる存在です。このため、ネガティブな意味で使われています。しかし、ごく少数の男性は、清潔な感じがすることからマグロの女性を好みます。
ちなみに、マグロの英語は「tuna」と紹介しましたが、英語ではこのような意味はありません。この意味にあたるのは「dead fish」となります。ちなみに、フランス語では「くらげ」を意味する「l’étoile de mer」という言葉です。
ほぼすべての日本の男女は合点がいくので、逆に言えば、日本ではマグロと言っていると聞けば、例えば世界の反対のブラジルの男性も膝を打つことでしょう。
使われ方
下ネタでのマグロの使い方を紹介します。
「顔も好みだったし、性格も良い女性だったが、ベッドではマグロなのだけが残念だ」
「某タレントは、マグロ疑惑を否定してめちゃくちゃ動きますと発言して話題となった。」
男女別「マグロ」の意味と使い方
初回公開日:2018年02月08日
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