【状況別】「中指を立てる」意味と使い方・由来|日本/海外
更新日:2024年10月31日
日本ではあまり深い意味で使われていない中指を立てるポーズですが、海外では強い侮辱という意味が昔から染みついています。これは小さいころから染みついた感覚なので、日本人の感覚とは比べ物にならないレベルなので海外では冗談でも使わないようにしましょう。
海外では軽々しく中指を立てるポーズを使いません。本気で相手を侮辱したい時や、実際ケンカを売る時などに使います。実際海外でこのポーズを使えば、ケンカを売っているとみなされ、有無を言わさず殴られたり、拳銃で撃たれる可能性が大いにあります。
左右で意味は違うの?
海外では中指を立てるポーズが、左右の指によって違う意味があるという言い伝えがあります。左手ですると死ねという意味で、右手だと結婚してくださいというものですが、これはあくまで学校で流行る程度の意味で、実際意味の違いはないらしいです。
両手中指を立てた場合は?
片方の手ではなく、両手の中指を立てたポーズはdouble deuce(ダブルデュース)といい、片手で表されるfuck youの意味の2倍、つまり片手よりさらに強い侮辱を意味します。海外ではヘビーメタルバンドの人だったり、プロレスラーだったり、セレブがパパラッチにしたりするイメージがあります。より「強い悪や嫌悪感」を表現したいときに使うのでしょう。
親指を下に向ける意味との違いは?
親指を下に向けるポーズはブーイングのポーズですが、中指を立てるポーズの意味と似てると感じるでしょう。実際は中指を立てるポーズの方が、親指を下に向けるポーズよりも侮辱度が高くなります。
実際海外では中指を立てることはしないの?
人に向かって中指を立てることは侮辱的な動作で大変危険です。見知らぬ相手に気に入らないことがあって中指を立てた場合、ケンカを売ってるとみなされ、危険な目に会うのは言うまでもありませんが、海外でも仲良い相手とふざけあいで中指を立てることは当然あります。そういう場合は冗談だと分かっているので問題になりません。
海外では絶対的タブーなサインとして紹介していますが、相手と状況次第では中指を立てることが100%悪い意味ではないことはお分かりいただけたでしょうか。ただ、海外で中指を立てることの意味を知っているということだけでなく、相手と状況によって絶妙な使い分け方が分からないのであれば、私たち日本人は使わないことが賢明です。
日本でもなじみのあるブーイングポーズは海外でも同じ意味?
手を拳にして親指を立てて下に向けるポーズですが、海外ではthumbs down(サムズダウン)と呼ばれ、日本と同じブーイングの意味を表します。これは中指を立てるポーズと同じ侮辱の意味を表しますが、海外ではやはり中指を立てるポーズの方が、比較にならないほどネガティブな意味で使われます。
ちなみに、親指を立てるポーズ(サムズアップ)は古代ローマの剣闘士競技で観客が使っていた「敗者を許せ」という意味のサインでした。そしてその逆である親指を下に向けるポーズが、サムズアップの逆の「敗者を殺せ」という意味で、サムズダウンの由来だと言われています。
指別の指を立てるポーズの意味とは?
中指を立てるポーズは強い侮辱の意味だと分かりました。では他の指を立てた時の意味はどのようなものがあるのでしょうか。また、日本と海外では意味は違ってくるのでしょうか。
親指を立てるポーズ
手を拳にして、親指だけ立てるポーズは日本ではOKという意味や男性という意味、またはヒッチハイクの時に使われます。また欧米でも日本と変わらずOKやGoodという意味で使われますが、中東や南アフリカ、南米では性的な意味を含んだ侮辱で「ばかやろう」や「くたばれ」という意味があります。
人差し指を立てるポーズ
日本では一番という意味位でしか使われませんが、欧米では「待って」や「少し黙って」という意味になります。こちらはよく海外ドラマや映画で見られるポーズです。
小指を立てるポーズ
日本で小指を立てるポーズは女性や約束という意味がある一方、中国では「無能・役立たず・できそこない」という意味があります。小指が小さいという意味を持っていることからきています。
初回公開日:2018年01月24日
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