手話や指文字では違った意味があるってほんと?
日本ではファックサイン、英語ではthe fingerと呼ばれる、この中指を立てるポーズですが、なんと日本の手話では「兄」という意味で、指文字では「せ」という意味で使われています。海外ではこれに驚きを隠せない人がいるのは事実です。
詳しく説明すると、手話で「兄」の表現は「中指を立て、甲を相手側に向け、その手を上にあげる」で、指文字の「せ」の表現は「中指を立て、手のひら側を相手に向ける」とされています。
そのため実際手話を使う方の中には、侮辱的な表現でないと強調するため、兄の手話であれば手の甲を全部相手側に向けずに少し斜めにしたりと配慮している方もいます。
海外で軽々しく中指を立てるのはやめよう
いかがでしたでしょうか。中指を立てるポーズにあなたが考えている意味とのギャップはありましたか。日本では外国人のマネや冗談で、時にはかっこいいという意味合いで中指を立てるポーズを使う人が多い一方、海外では絶対的に強い侮辱の意味で使われる、危険なサインだということが分かりました。
また、手話や指文字では違った意味で同じサインを使っており、この記事を読んでいて驚いた方もいらっしゃったのではないでしょうか。手話や指文字は世界共通ではなく国によって違うのですが、それはそれを使う、使われる状況によって判断できます。しかし日本はともかく海外では軽々しく中指を立てないことをします。