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周知の意味と使い方3パターン|ビジネス・敬語表現

更新日:2024年03月04日

「周知」という言葉を聞いたことはありませんか。「周知の事実」や「周知徹底」などの言葉で使用されますが、「周知」にはどのような意味や使い方があるか、疑問点も多いのではないでしょうか。この記事では、「周知」の意味や使い方、同義語や似た言葉との違いをご紹介します。

周知について

今回は「周知」について詳しくご紹介します。

「周知」は、「周知の事実」といった表現で使われている言葉ですが、今回は、「周知」という言葉の使い方や意味・類義語などについて詳しくご紹介します。

日常の会話の中で「周知」という言葉を使う際の参考にしてください。

周知の意味

「周知」には、「一般的に広く知られていること」という意味があります。

例えば「周知の事実」と表現すれば、「一般的に広く知られている事実」を意味します。「周知」させるであれば、「一般的に広く知られている」という状態にさせることを表します。

また「周知」には、「広く知らせること」という意味もあります。「周知」は「周」と「知」で構成されていて、「周りに知られている」という意味でとらえることができます。

周知の類義語

周知の類義語についてご紹介します。

「周知」の類義語は「一般的に広く知られていること」と「広く知らせること」の2つの意味に分けてとらえることができます。

「一般的に広く知られていること」という意味で使う場合、「馴染み」「明るみ」といった言葉が類義語として挙げられます。

「広く知らせること」という意味では、「アナウンス」「案内」「拡散」「伝達」「告知」「報知」「連絡」「情報共有」などの言葉が挙げられます。

周知の語源

「周知」の語源をご紹介します。

「周知」は「周」と「知」で構成されていて、「周」は「まわり」という意味を持つ漢字で、「知」は「しる」という意味を持つ漢字です。「周」と「知」を合わせて「周知」となります。

周知の使い方3パターン

「周知」の使い方を、日常編・ビジネス編・敬語表現の3パターンに分けて、詳しくご紹介します。

「周知」には、「周知の事実」といった使い方がしばしば見られます。また、「周知させる」と表現する場合、「就業規則の内容を周知させる」といった使い方になります。

「周知義務」や「周知徹底」などのように、「周知」の後に「義務」などの言葉を続ける使い方も見られます。

今回は3つのパターン別に、「周知」の使い方を見て行きましょう。

①日常編

日常での「周知」の使い方をご紹介します。

日常の生活の中で「周知」が使われることがあります。この場合の「周知」は「一般的に広く知られていること」や「広く知らせること」という意味で使われます。

例文

例文として「周知の事実」という文をご紹介します。

「周知の事実」とは「一般的に広く知られている事実」という意味です。日常の会話や書籍などでよく使われている言い回しです。

②ビジネス編

ビジネスシーンでの「周知」の使い方をご紹介します。

ビジネスシーンで「周知」を使うケースとしては、グループ内で何かの情報を共有する必要がある場合が代表的です。

「周知」は広い範囲で何かを知らせることや、広い範囲で知られている状態を意味することという特徴があり、これらはビジネスシーンで必要とされることが多いです。

なぜならビジネスシーンでは、特定のグループ内で幅広く情報を共有する必要があるからです。

例文

例文として「就業規則の周知徹底を図る」という文をご紹介します。

就業規則とは、労働者が守るべき規則や、労働条件などについて書かれた規則のことを言います。これらの規則をグループに所属する全員にきちんと知らせるという意味です。

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初回公開日:2018年01月27日

記載されている内容は2018年01月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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