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「暖かい」と「温かい」の意味の違いとは?使い方・例文・対義語を紹介

更新日:2024年07月30日

「暖かい」と「温かい」この二つの言葉の使い分けはわかるでしょうか。同じ読み方の言葉ですが、明確な使い分けが存在しています。この記事では、この二つの言葉を意味や使い方、更に例文などをわかりやすくまとめています。使い分けに自信のないひとはぜひ読んでください。

金銭的な余裕がある場合は、「暖かい」を使います。実際に財布の中にお金が入っているからと言って、温度が高まることはありません。そのため、体全体で感じる「暖かい」なのです。

ちなみに、逆の場合は懐が「寒く」なります。

  • 昨日は臨時収入があったので、懐が暖かい。

「温かい」の使い方・例文

それでは、「温かい」の使い方や例文を見ていきましょう。「温かい」は体の一部で感じるあたたかさです。よって、どこで「あたたかい」と感じているかに注目していきます。また、心の様子としても使いますので、そこも押さえておきましょう。

例文も同時にありますので、口に出して読んでみるとなんとなく感覚がつかめるかもしれません。

体温・モノの温度を表す場合

体温を測るときは、掌を額に当てるのではないでしょうか。その時に温度を感じるのは掌だけです。部分的に感じているので、「温かい」を使います。また、料理などは舌や唇で温度を感じ取ります。この時にもやはり、「温かい」を使いましょう。

  • お母さんの手は、とても温かい。
  • 凍えそうなときには、温かいスープが恋しくなる。

人の心を表す場合

人に安らぎを与えてくれるような心の持ち主を表現する時には「温かい」を使います。この場合は反対の意味から想像してみるとわかりやすいでしょう。「あたたかな人」の反対は「冷たい人」です。「冷たい」は「温かい」の対義語の関係ですので、思いやりがある人には「温かい」を使います。

  • 叔父は冷たい人だけど、叔母は温かな人だ。

「暖かい」「温かい」の対義語

何度か対義語として登場してきた「寒い」と「冷たい」ですが、こちらも意味を覚えてしまいましょう。もし、「温かい」と「暖かい」の使い分けに迷った時には、対義語から考えるとわかりやすくなります。

そのため、それぞれの対義語の意味を押さえることによって、迷いの少ない使い分けができるようになってきます。また、対義語を知っておくと、言葉のつながりも分かってくるようになるので、ぜひ挑戦してみてください。

寒い

「寒い」には多くの意味がありますが、代表的なのは「不快なほどに温度が低い」意味でしょう。「暖かい」が「温度がちょうどいい」意味だったのに対して、反対の意味になっています。また、金銭的な余裕がないことを「懐が寒い」とも言います。

他にも、「みすぼらしい」の意味だったり、「つまらない」と言う意味もあります。全体的に安心できるような意味の「暖かい」とは反対です。

  • 11月にもなると、気候は一気に寒くなってくる。
  • 無駄遣いがたたって、懐がとても寒い。

冷たい

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初回公開日:2018年02月21日

記載されている内容は2018年02月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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