「以後在宅」の意味と優先順位・午前中に変更できるか|ヤマト
更新日:2024年07月03日
ヤマト運輸の時間指定に「以後在宅」が追加
ヤマト運輸の再配達の時間指定に、「以後在宅」と記載されるようになりました。これはどういう風に使うものなのでしょう。他にもこのような項目がある運送会社はあるか、今までと何が変わったのかなど、解説していきます。
「以後在宅」以外でヤマトの変わったところは?
「以後在宅」以外で再配達に関して変更があったのは、配達時間帯の「12時〜14時」の選択肢が廃止されました。それと、一番遅い時間帯が「19時〜21時」に変わりました。LINEでも配達や再配達の時間変更ができるようになりました。通知や送り状の入力もできます。
宅急便の運賃も140円から180円値上がりしました。また、遠方の場合には40円〜80円の値上がりになります。
新たな割引サービスが始まりました。「デジタル割」はデジタル送り状を使用している場合に50円引きになります。また、クロネコメンバーズに登録していて、営業所などに荷物を持ち込み、デジタル送り状も使っていると150円の割引です。
受け取りの際にも、営業所受け取り(宅急便センター受け取りサービス)にすると54円の割引になります。
「以後在宅」の意味は?
以後在宅の選択肢は、以前は時間指定なしと言う項目でした。だんだんと再配達の受付システムも進化し、当日の再配達の指定をドライバーに伝達する速度も上がり、スムーズに配達業務に反映できるようになってきたことを受け、さらに分かりやすいように表現が変わってきました。
この選択肢は、「帰宅し、今日はもう外出しないのでいつでも家に居ます」と言う意味になります。「今すぐ届けてください」という意味ではありません。
「以後在宅」の優先順位は?
「以後在宅」を選択した時の配達の優先順位は、荷物を持ち出しているかや、ドライバーさんの回る順路により変わってきます。多くの宅配業者さんは企業優先で回るので、個人宅は午前中指定にしていても、昼近くになる場合も多々あります。ですので、以後在宅にした場合には企業や時間指定を配達しつつ、ドライバーさんの配達順路のどこにあるかで決まります。
早く届くことを期待して、「以後在宅」を選択してもそのとおりになるとは限りません。うまく配達順路や、荷物の持ち出し状況などが揃えば、早く届くこともあるでしょう。けれど、あまり期待しない方が良いです。
インターネットや電話の自動受付で、すでに届けてほしい時間帯の選択ができなくなっている場合には、ドライバーさんに直接交渉するのが良いでしょう。いつ届くのか不安な場合には最初から時間指定をしておくことをお勧めします。
以後在宅にすると来ないとか後回しにされるの?
「以後在宅」にすると後回しにされたり、なかなか来ないことがあるのか。それは、ドライバーさんの順路のどこにあなたの家があるかによって変わるので、「以後在宅」を選択したから後回しになるわけではありません。
担当ドライバーさんが効率よく配達できるよう、配達順路を決めているので、「以後在宅」だからということではありません。
以後在宅にするとすぐ届くの?
「以後在宅」で再配達依頼をして、タイミング良くドライバーさんの配達順路が、あなたの家を回る順番が早ければ、すぐに届いたように感じますが、実際には、タイミングが良かったと言うだけで、「以後在宅」を選択すると早く届く訳ではありません。
どうしても、早く届けてもらいたい理由がある場合には、担当ドライバーさんに直接問い合わせて見ることをお勧めします。運転中や接客中だと、電話に出られないこともあるようですが、実際に配達している方に聞くのが一番です。
担当ドライバーさんの直通電話がわからない場合には、コールセンターで事情を話して担当のドライバーさんに連絡を取ってもらう方法もあります。ただ、あまり頻繁にすぐに届けて欲しいと依頼するのは、ドライバーさんの作業効率を下げ、移動にかかるエネルギー面でもエコではありませんので、特別な理由がない場合には待てる時間帯を指定し、到着を待ちましょう。
以後在宅から午前中に変更できるのか
「以後在宅」から午前中への変更は、できる場合とできない場合があります。基本的には午前中早い時間に受け取れなかった場合で、すぐに再配達依頼をかけようとしても、インターネットや自動応答での午前中の選択肢は選ぶことは残念ながらできません。
しかし、どうしてもの理由がある場合などは、不在票に記載されている担当ドライバーに直接交渉してみてください。荷物の状況や配達の時間などのお話ができます。もちろん、運転中や接客中など電話に出られない場合もありますので、かけ直しや、コールセンターから連絡を取ってもらうなどが必要になることもあります。
以後在宅の選択肢がある運送会社
初回公開日:2018年04月08日
記載されている内容は2018年04月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。