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「御芳名」の意味と使い方・消し方・カードの書き方|御芳名張

更新日:2024年07月23日

「御芳名」という言葉が書いてあるはがきなどを返信する場合、訂正しなければいけないということはわかっていても、訂正の仕方がわからないという人もいるでしょう。慌てずに対応できるように「御芳名」の読み方や正しい訂正方法をご紹介していますので参考にしてください。

招待状が届いてすぐに欠席の連絡はしない

結婚式などの招待状が届いた場合、やむを得ない事情で欠席する場合があります。相手の方の準備の都合もありますので、ぎりぎりではなく早めに連絡することがマナーなのですが、欠席する場合は、招待状が届いた直後に返信することは避けるようにしましょう。

日程の関係でどうしても出席できないことがわかっていたとしても、なんとか都合をつけようとしたけれど、どうしても都合がつかなかったという心遣いを伝えるためです。はがきには、細かい欠席理由を書く必要はありませんが、欠席の場合は招待状が届いたら数日時間をおいてから返信するようにしましょう。

御芳名カードや御芳名帳の書き方

結婚式や葬儀などの受付で御芳名帳で名前や住所を書く場合がありますが、最近では受付でご招待客や会葬者をお待たせしないようにという配慮から御芳名カードを使われることがあります。

御芳名カードは、御芳名帳と同じ意味を持つものですが、御芳名帳とは違い、1人1人が一枚のカードに住所や名前を記入します。結婚式の御芳名カードの場合は、新郎、新婦に向けたメッセージなどを書く欄がありますので、思い出に残るメッセージを一緒に記入すると良いでしょう。

御芳名カードも「御芳名」を修正した方がいい?

御芳名カードは、御芳名帳と同じ役割があるため、招待者が招待客の住所や名前を書いてもらうためのものなので、「御芳名」や「ご住所」の欄は、特に修正する必要はないとされています。

どうしても気になる場合は、返信用のはがきなどの修正方法と同様に修正してもかまいません。

メッセージ

御芳名カードのメッセージ欄にどのようなことを書いたら悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。招待してくれた人との関係にもよりますが、招待してくれた相手が友達なのであれば、堅苦しい表現ではない言葉でお祝いのメッセージを書くと良いでしょう。

また、会社関係などのお付き合いで列席する場合は、失礼のないメッセージを書くようにすると良いでしょう。

【例文】
・○○ちゃん、ご結婚おめでとう。2人で末長く明るい家庭を築いていってね。新居にもぜひ遊びに行かせてくださいね。
・ご結婚おめでとうございます
お二人の人生にとって最良の佳き日を心よりお慶び申し上げます

会社の代表で会葬をした場合「会社名」は書くのか

葬儀などの場合、会社の代表として会葬する場合があります。このような場合に御芳名カードや御芳名帳を書く場合は、必ず団体名や会社名を書くようにしましょう。御芳名帳や御芳名カードを書く理由は、ご遺族がだれが会葬していただいたのかをあとで確認するために書くものです。

会社の代表として会葬したのか、個人として会葬したのかによって、ご遺族の対応が変わる場合がありますので、あとでご遺族が御芳名帳や御芳名カードを確認したときにわかるように書いておくことが大切です。

また、代理で出席した場合は、本来会葬する予定だった方の名前を記入し、小さく「代」と記入しておきましょう。

御芳名カードや御芳名帳を書くときの注意

御芳名カードや御芳名帳は、遺族や主催者が出席者を確認するために書くものです。相手が読みやすいように、文字を略したり崩したりせずに楷書で丁寧に書くことが大切です。

御芳名カードや御芳名帳を元にお礼状などを書く場合に、略した文字や崩した文字では相手が読めないこともあります。自分の名前や住所なので文字を崩して書いてしまうこともありますが、相手が読むものということを意識して、できるだけ丁寧に書くように心がけましょう。

御芳名のメールでの返信の仕方

「御芳名」と書かれたメールに必要事項を入力してそのまま返信する場合は、はがきなどの場合のように二重線で訂正することはできませんので「御芳」の部分を削除して名前を入力して返信します。

「御芳」の部分だけを削除してしまいますと「名」だけが残る状態になりますので、気になる場合は「前」を入力し「名前」になるように修正してから、名前を入力して返信すると良いでしょう。

冠婚葬祭のマナーは身に付けておきましょう

結婚式の場合は、前もって予定がわかるため返信はがきの書き方などを調べてから返信することができますが、御芳名カードや御芳名帳は当日受付で直接書かなければなりません。御芳名帳の場合は、前の人が書いたものを参考にして書くことができますが、御芳名カードは個人個人が書くものなので、周りの人が書いたものを参考にして書くことはできません。

葬儀や結婚式などの冠婚葬祭は、個人のお付き合いだけではなく会社などの関係で参加することがあります。返信用のはがきの訂正方法などはもちろんですが、冠婚葬祭の必要最低限のマナーを覚えておくと、いざという時に慌てずに済みます。

特に葬儀の場合は、宗派により会葬の仕方が異なりますので、主な宗派の会葬のマナーなども併せて覚えておくと良いでしょう。

初回公開日:2018年04月17日

記載されている内容は2018年04月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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