「無心する」の意味と使い方・お金を無心する親の心理|類語
更新日:2024年10月21日
せびり取る
「無心する」の類語として、「せびり取る」という言葉があります。人からお金をせびり取るということは、「無心する」という言葉の意味のお金や物をねだるという意味につうじるところがあります。
お金や物をねだるということは、結果としてお金や物をせびり取ることにつながるので、「無心する」の類語として使用されることがあります。
「無心する」の語源は?
「無心する」という言葉を日常的に使用している人は多いでしょう。しかし、「無心する」という言葉の語源は、いったいどんな語源なのでしょうか。「無心する」の語源について解説していきます。
心配りが無いこと
無心するの語源としては、「相手に心配りが無い」ということが語源となっています。そもそも、心配りがあれば人にお金や物をせびったり、ねだったりすることはないでしょう。
相手に対して配慮が無くお金や物をねだる行為を、「無心する」という言葉として使用するようになったと言われています。
無心されたときの対処法は?
最後に、人から無心された時の対処法について解説していきます。人から無心をされた時には、いったいどのような対処をすれば良いのでしょうか。無心された時の対処法を紹介していきます。
親に無心された時は?
まずは、親に無心された時には、いったいどのような対処をすれば良いのでしょうか。親が子供に無心をするという話はよく聞きますが、育ててもらった親に無心をされたら、「育ててもらった恩があるし」と感じて無心に答えてしまう人が多いのではないでしょうか。
また、親は血のつながりがあることがほとんどなので、切っても切れない関係です。そんな親に無心されると、困惑してしまう人が多いでしょう。
親に無心された時には、まずはその理由を明らかにしてもらいましょう。理由によってお金などを渡すかどうか判断します。また、こちらの経済状況も伝えておきましょう。「お金を渡すくらい余裕がない」ということを伝えておけば、無心を繰り返すことが亡くなる場合もあります。
どちらにせよ、親に無心された場合は、理由を聞き、お金以外で解決する方法がないのかを一緒に考えてあげることが大切になります。
子供に無心された時は?
子供に無心される親という話もよく聞くでしょう。やはり親子となれば、他人に頼めないことでも頼めてしまう反面、甘えが出てきてしまうことが多く、無心の対象になることがあります。
子供に無心をされた場合は、やはり理由を明確にしてもらいましょう。どうしてお金が必要なのか、その理由によって「貸す」という行動をとっても良いですが、基本的にはお金の無心には応えない方が本人のためでしょう。
特に気を付けたいのが「ギャンブル」などによる無心や借金です。借金などをしていれば、血縁者に請求がくることもあるため、無心する原因を追究することはもっとも大切になります。
子供が無心をしてくる時には、必ず理由を聞き出し、お金以外の解決策はないのか考えたり、仮にお金を貸しても、「次はない」ということをくぎ指すことが大切になります。
友人に無心された時は?
友人に無心をされると、困惑するという人が多いでしょう。お金を貸さないことで友情が壊れてしまうのではないかと考えてしまう人もいるでしょうが、それは大きな間違いです。
そもそもお金を無心する時点で、もう「友達」ではありません。「金の切れ目が縁の切れ目」と言うように、お金のトラブルは友情が壊れる始まりになります。
家族なら切っても切れない関係と言えますが、友人は結局は他人です。いつ逃げられるかわかりませんし、お金を無心する人は基本お金を返す気がありません。
その人と友人を続けたいと思うなら、「あなたとは友達でいたいからお金は貸せない」ときっぱり断りましょう。それで相手が怒ったり「友達をやめる」と言い出すようなら、それまでの関係だったと思って忘れましょう。
同僚に無心された時は?
同僚にお金を無心されると、同じ会社なだけにないがしろにもできず困ってしまうでしょう。毎日顔を合わせるため、絶縁することも難しくなります。
同僚にお金を無心された時には、まずは相手の言い分を聞き、友人の場合と同じく「貸す気はない」と言った方が良いでしょう。「同じ会社に勤めているから信用がある」などと言いだしても、決して口車に乗せられてはいけません。
同僚と言ってもいつ会社を辞めるかわかりませんし、面倒なことに関わってしまう可能性もあります。何度断ってもしつこい時には、上司に相談することも1つの手です。
上司に同僚からお金の無心を受けていることを相談しておくことで、のちのち何かトラブルに巻き込まれてしまってもあらぬ誤解を生むことを防ぐことができたり、上司から同僚に何か対処をしてくれる場合もあるでしょう。
恋人に無心された時は?
初回公開日:2018年04月17日
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