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「絵になる」の意味と使い方・絵になる人・顔・写真の特徴

更新日:2024年02月24日

美しい人や風景などを見た時、日本人は「絵になる」と言う表現をします。絵になるほど美しい、絵にして美を残しておきたいと言う感情の表れで、非常に高度な表現方法と言えるでしょう。絵になるようなものへの愛しさや尊さを大事にする感情は、人間を育てる非常に大切な感情です。

絵になる写真はどうやって撮る?

絵は芸術的観点を駆使して作られた人間が作りうる中でもとても品性の高い物です。さまざまな試行錯誤と苦悩・困難の中から生まれた作品はいくつもあります。このような努力があるからこそ、人間はそのようにつくられた作品を美しいと感じます。

計算し、手を入れ、たくさんの人に愛されて生まれた絵画のように、日常や特別ななにかの一瞬を切り取る「写真」でも人々の心を動かすような正に「絵になる写真」をとりたいと考えている方も多いでしょう。そのような方のために、風景・人物の視点で絵になる写真の撮り方を紹介していきます。

風景

風景を撮る際は、まずどんなものをどんな風に撮りたいかについてのテーマを決めましょう。テーマを一番に決めておくと、目標が定まって良い写真が撮りやすくなります。そして次に構図を決めます。何をどう撮れば趣深くなるのかじっくりと考え、被写体を決めて写真を撮ります。

写真を撮る際に必要なのは影の方向ですが、風景画であれば基本的に写真のタブーとも言われる逆光でも比較的美しく撮る事が可能です。初心者の方であれば難しい影が薄くなり空に雰囲気が現れる夕方ごろがおすすめです。時間帯にも気を付けて風景を探していくと、絵になるような表情のある写真になるでしょう。

人物

人物を撮る時も風景を撮る時と同様、まずはテーマを決めて構成を練っていきましょう。どこでどのようにどのような天候のもとで撮るのかをしっかりと考えてください。次に必要になってくるのは被写体の動きです。どのようなポーズにすると被写体が美しく撮れるのかについても考えなければなりません。

人物を撮る時光と影の位置・人物の位置に気を付けて写真を撮りましょう。どんなに被写体が美しく映る角度で撮ったとしても、陰影や構成内での位置が考えられていないと良い写真にはなりません。絵画は陰影やメインの位置取り・構図が非常に大切だと言われています。少しでも絵になる写真にするのであれば、構図や人物の見え方にも意識する必要があるでしょう。

「絵になる」を意識してみよう!

人生で誰もが一度は触れ合う事になる「芸術」、その中でも絵画は最も作品数や種類が多く、触れ合う機会が多いものです。そしてその機会以上に人は美しい何かに出会います。その何かを自分のものにしたいあまり、人は「絵になる」「絵にしたい」と言った感情を持ち、それに惹かれていきます。

「絵になる」と言う感情は、絵を唯一親しむ事のできる人間だけが持つ表現方法です。非常に高度な表現で、趣深い褒め言葉と言えるでしょう。今後このような美しい言葉を失わないためにも、「絵になる」と言う表現方法を日常でも使用しながら生活してみてください。普段見慣れた光景でも、新たな美しい発見をするようになるでしょう。

初回公開日:2018年04月06日

記載されている内容は2018年04月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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