「公家顔」とは
最近よく耳にするようになった「公家顔」という言葉ですが、ご存じでしょうか。ゆで卵をむいたような顔に、控えめな目や鼻立ちをしており、なにより色が白い。眉と目の間が広めであって、どことなく品が漂っている感じのする顔立ちの方が公家顔だというように言われています。
この公家顔について、今回は見ていきます。
そもそも「公家」とは何
「公家顔」と言われても「公家」がそもそも何なのかわかなければイメージのしようがありません。まず「公家」について見ていきましょう。
「公家」とは、日本の歴史上、天皇のそばで支配層を構成してきた貴族をいいます。平安時代から室町時代・戦国時代、江戸時代末期などをテーマにし、朝廷が描かれるシーンなどが多い時代劇で登場する天皇を支える職についている人たちをイメージすればわかりやすいです。
殿上にあがり、天皇に仕えている人達が公家ということになります。時代劇では、「○○でおじゃる」などのしゃべり方をしており、宮中で仕事をしている人達となります。一方武家の人は「○○でござる」などのしゃべり方をしていたりし、武士として戦っていたりするので、見分けがつきやすいでしょう。
「公家顔」の意味と使い方
それでは、「公家顔」という言葉についてみていきます。公家顔とは、顔立ちが公家に似ている、品のある顔立ちをしているという、顔について表した言葉です。もちろん現代に公家の方はおりませんので、言葉のイメージから来ています。
「公家」といえば、武士に対して公家の人は争いを好まず、風流なものを好む高貴な人々のようなイメージを持っていませんか。このような気品に満ちた雰囲気を持った顔が「公家顔」です。
「公家顔」の使い方
それでは、「公家顔」という言葉の使い方について見てみましょう。この言葉は、人の顔について表す言葉です。そのため、顔にまつわる話しをする際に使うことになります。
・就職試験の面接に行った際、面接をしていた人事部長から「あなたの顔は公家顔で品のある顔してるね」と言われたが、いまいち自分ではわからなかった。
・兄弟で顔があまりにていなく、自分は暑苦しい武家顔をしているのにもかかわらず、弟は涼しげな公家顔をしている。
・今、モテる顔付きは公家顔らしいので、私もモテるために顔のダイエットを始めた
男女別公家顔の人の特徴
それでは、公家顔の人の特徴について確認してみましょう。公家顔の特徴には、いくつかのポイントがあります。
まず大きな特徴としては目が細いことがあげられます。まぶたが一重であっても奥二重であっても目が細いです。
次に、鼻筋が通っており、唇が薄いことがあげられます。顔自体は若干の面長です。そして何より色白です。
この特徴である目ですが、公家顔の人は釣り目であっても垂れ目であっても目が細いので、いつでもクールなまなざしをしていると言えます。そのため、笑ったりすると、目がわからなくなるように目元がなります。それが可愛い印象を与えるため、クール感とのギャップがいいのでしょう。
男性の場合イケメンが多いか
男性の場合、上記の印象をまとうと、かっこいい顔というわけではありません。ですが、すべてにおいて標準値を超す顔だちの方が多くなる点で、イケメンの分類に入ります。
涼しげで品のある男性は、かっこいいわけではなくてもモテます。気品漂う顔立ちをしていることからイケメンの人が多いのが公家顔の特徴です。
女性の場合美人が多いか
女性の場合、上記の印象をまとうと、和製美人が多いのが特徴になります。どことなく涼しげでありながらも、笑った時の笑顔は可愛い印象が強い公家顔の女性ですが、やはり、気品漂う顔立ちから美人が多いといえます。
公家顔がブスだと思う人の理由