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「命の洗濯」の意味と使い方・ことわざ・「心の洗濯」との違い

初回公開日:2018年04月24日

更新日:2020年06月02日

記載されている内容は2018年04月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「命の洗濯」という言葉を聞いたことがありますか?その意味をご存じでしょうか?こちらの記事では、「命の洗濯」という言葉の意味や使い方、語源からことわざ、命の洗濯をするおすすめスポットの紹介まで行っています。ぜひご覧ください。

「命の洗濯」の意味と使い方

「命の洗濯」の意味と使い方・ことわざ・「心の洗濯」との違い
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「命の洗濯」という言葉の意味をご存じでしょうか。ストレス発散というと少し違いますがまったく違うという訳でもありません。「命の選択」という言葉の意味は、毎日の雑用やしがらみや仕事から離れてのんびりと気ままに楽しく過ごすこと、です。

あるいは、衣服を洗濯して新品のように綺麗にえるように、命の洗濯をして寿命を延ばす、といった使われ方もします。

温泉

「あなたの命の洗濯は何ですか?」と聞かれると温泉、と答える人は多いです。温泉に入ることで体を休め、英気を養うといったイメージからなのでしょうか。温泉は温泉でも日帰りの温泉ではなく、旅行先の温泉、温泉に入るために旅行に行くことなどを指していることが多いでしょう。

使い方の一例として、「温泉で命の洗濯をしてくる」とか、「温泉が命の洗濯だわ」、「命の洗濯になったね」というような使い方をします。

旅行

旅行に行くことを「旅行で命の洗濯をしてくる」といった使い方をすることもあります。旅行は日常生活から離れた環境に行くことで、完全に日ごろの雑務から離れて休息する、楽しく観光するなどの意味を含んでいます。

また旅行に行った人に対して「命の洗濯できました?」とか、「命の洗濯はどうでした?」と聞くようなこともあります。旅行の感想を聞いている訳ですが、本人が「命の洗濯に行ってくるよ」と言っていたような場合に茶目っ気をだしてそのように聞いてくるといった使い方もします。

土用干し

「命の洗濯」は、「命の土用干し」といった言い方をすることもありました。土用干しとは夏の土用に行う年中行事の1つで、衣類や書物を年に一回虫干しすること、また強いイネを育てるためにこの頃に水田の水を抜くといった行いを表しています。

「命の洗濯」に関することわざ

「命の洗濯」の意味と使い方・ことわざ・「心の洗濯」との違い
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語源については後に詳しく載せますが、「命の洗濯」は少なくとも江戸時代にはあった言葉でした。そのため、「命の洗濯」に関わることわざというのもいくつかありますので見ていきましょう。

鬼の居ぬ間に

「鬼の居ぬ間に洗濯」ということわざがあります。この場合の鬼とは、怖い上司や嫁姑の姑、というように立場が上の怖い人のことを指しています。そのような怖い人がいない間に、「命の洗濯をしよう」とか「命の洗濯をした」といった意味になります。「鬼の居ぬ間に命の洗濯」とはなっていませんが、意味としては変わらないでしょう。

命の洗濯水いらず

「命の洗濯水いらず」ということわざはそのまま、命の洗濯をするのに水はいらない、水なんかなくても命の洗濯はできるといった意味になります。「命の洗濯」の別の言い方だともされています。

お風呂

次に紹介するのは、ことわざではありません。日本において社会現象にもなったことのある、新世紀エヴァンゲリオンというアニメの登場人物、葛城ミサトが口にした言葉ですが有名なので紹介します。

葛城ミサトのセリフとは、「お風呂は命の洗濯よ」というものでした。新世紀エヴァンゲリオンでは少年少女たちが敵と戦っているのですが、お風呂に入ってリラックスして気分転換するのが命の洗濯になる、というような意味だと考えられています。

「命の洗濯」と「心の洗濯」の違い

「命の洗濯」の意味と使い方・ことわざ・「心の洗濯」との違い
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「命の洗濯」と聞いた人の中には、「心の洗濯と何が違うのか?」と考えた方もいらっしゃるでしょう。命の洗濯が心身ともに日常から離れてリフレッシュし、楽しむことを表しているのに対して心の洗濯の場合、心を綺麗にする、や心が洗われるといった意味になります。

命の洗濯が旅行や温泉など、日常生活を離れて行うものであることに比べてみると、心の洗濯は日常生活をしながら行うことも可能です。例えば「映画を見て心の洗濯」や「あの本で心が洗われた」といった場合、日常生活の雑用や仕事から完全に解き放たれてはいませんが、心のリフレッシュができたといったことを表しています。

「命の洗濯」の語源

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「命の洗濯」という言葉について、その語源となると詳しいことはよく分かっていません。しかし江戸時代にはすでに存在していたのは確かなようで、「俚言集覧(りげんしゅうらん)」という江戸時代の国語辞書(当時福山藩に所属していた漢学者太田全斎が編、全26巻)にはすでに注釈つきで登場しています。

江戸時代の命の洗濯とは

「俚言集覧」で紹介されているのは、井原西鶴の処女作で江戸時代前期に書かれた文芸書、「好色一代男」の中に「命のせんだく」という言葉が出てくるというものでした。せんだく、とは洗濯の古い言い方で、昔はせんたくではなくせんだく、と発音していました。

好色一代男の中での使われ方としては、9月9日の菊の節句には遊郭の女郎たちの着物や所有物を展示する催しがあって、それを見るのが「命のせんだくだ」といった使われ方をしています。他にも当時、あまりお金のない者たちが遊郭に行くためにお金を出し合うことを「命の洗濯」とも言っていたようで、当時、江戸時代の命の洗濯とは遊郭と関係の深いものでした。

このように江戸時代には遊郭と関わりの深い使われ方をしていたのは確かなようなのですが、「命の洗濯」の使い方は現代の命の洗濯の使い方と、それほど変わっていないでしょう。

「命の洗濯」の類語

「命の洗濯」の類語を紹介します。リフレッシュをする、とかレクリエーションをする、気晴らしをしに行く、といった言葉があります。また、遊びに行くや気分転換、保養に行くや気晴らしといった言葉も「命の洗濯」の類語となります。

命の洗濯を英語で言うと?

「命の洗濯」の意味と使い方・ことわざ・「心の洗濯」との違い
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「命の洗濯」という言葉を英語で言うならば、「recreation(レクリエーシヨン)」や「getaway(ゲタウェイ)」といった言葉を使うことがあります。

「recreation(レクリエーシヨン)」の意味は気晴らしや休養といった意味になります。「getaway(ゲタウェイ)」の場合には現実逃避気味な逃げるといった使い方をすることもありますが、仕事などから離れる、といった意味で使われることもありより日本語の「命の洗濯」と似通った意味になる使い方もあります。

命の洗濯におすすめの旅

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命の洗濯をするには、日常生活を続けていては難しい場合が多いです。わずらわしい日常から解き放たれて命の洗濯をするために、おすすめの旅を紹介します。

沖縄

沖縄は日本の南にある県ですが、東シナ海に浮かぶ150以上の島からなりたっています。南にあるため1年を通じて温かく、ほとんど雪も降らないということで真夏はもちろん、冬の寒さから逃れて避寒に沖縄に命の洗濯に行くというのもよいでしょう。

体を動かしてトレッキングしたいという方は沖縄の「大石林山」でのトレッキング、神秘的な鍾乳洞に興味がある方は、石垣島の「石垣島鍾乳洞」、おおいに沖縄の自然を楽しみたい、自然と触れ合いたいという方には「ガンガラーの谷」がおすすめです。

沖縄といえば海、ということで海を選ぶなら日本の海水浴場100選にも選ばれたことのある本部町の「エメラルドビーチ」、宮古島の「与那覇前浜」、遠浅なビーチとして竹富島の「コンドイ浜」も有名です。ダイビングするなら有名な恩納村の「青の洞窟」を訪れてみるのもよいでしょう。美しい景色や海や自然の環境の中で命の洗濯をしてみましょう。

温泉

命の洗濯といえば温泉、という方も多いでしょう。旅行先として人気の温泉地を紹介してみます。まずは「熱海温泉」、日本の温泉地として最も有名な温泉のうちの1つでしょう。海上花火大会も有名なので、時期を合わせて訪れてみましょう。

九州は大分県にある「別府温泉」も有名です。「別府温泉」は大分県の別府市に数百存在している温泉の総称で、世界二の湧出量を誇っています。「地獄めぐり」やミシュランにも掲載された「ひょうたん温泉」などが有名です。

群馬県の「草津温泉」は湯質の良さで有名です。「お医者様でも草津の湯でも惚れた病は治りゃせぬ」という有名な文句もあります。これは、たとえお医者さんでも草津の温泉でも恋の病には効かないという意味ですが、それだけ草津の温泉は湯治場として有名な場所でした。

トレッキングが流行っているといいます。世界遺産にも登録された「富士山」は世界的にも有名で、観光地としても人気があります。富士山に登山するなら、登山シーズンは7月と8月で、他の季節はシーズンではないので注意しましょう。

時間がかかるのかと思いきや、富士山の登頂プランとして1泊2日のものもありますし、ご来光のためにお昼ごろから出発するという登山プランもあります。富士山の登山ルートは主に4つで4大ルートと呼ばれており、「富士宮ルート」、「御殿場ルート」、「那須口ルート」、「吉田口ルート」があります。合うルートを選んで登りましょう。

富士山の登山でご来光を見て、命の洗濯と共に心の洗濯もしてみましょう。

絶景

国内で命の洗濯をするなら、絶景もおすすめスポットになります。ドライブするなら山口県の「角島大橋」は橋の造形の美しさや景色の美しさが人気です。

福岡県にあり、藤棚でトンネルが作られている「河内藤園」もSNSなどの口コミから人気があります。見ごろなのは4月末から5月はじめのゴールデンウイークあたりなので狙って出かけてみましょう。

絶景として有名な「ウユニ塩湖」、日本国内版「ウユニ塩湖」として人気があるのが沖縄県の「白保海岸」です。いつもではありませんが、ウユニ塩湖のように空と海の境界線が消えて水かがみのようになることがあります。

雪の絶景としては富山県の「立山黒部アルペンルート」が有名です。目の前にたちはだかる数メートルの雪の壁は圧巻です。一般車両の乗り入れは禁止ということで、バスが順次運行しています。

時には命の洗濯を

「命の洗濯」の意味と使い方・ことわざ・「心の洗濯」との違い
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毎日毎日、仕事に追われてはいませんか。子供がいるお母さんは、休日でも家事や育児から解放されることがなくなかなか命の洗濯が難しいといったこともあります。そういった時に、家族で旅行に行き、命の洗濯に出かけてみましょう。ストレスを発散することができ、心身ともにリフレッシュすることで命の洗濯を行いましょう。

命の洗濯とは、心身ともにリフレッシュすることです。毎日なにかと忙しい現代人には、必要不可欠でしょう。旅行や温泉、絶景スポットの紹介など命の洗濯に向いている場所の紹介もしてきました。自分に合う旅行やお出かけをして命の洗濯をして、健康な毎日を過ごしましょう。

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