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「がてら」の意味と使い方・方言・敬語・類語・漢字|ついでに

更新日:2024年04月15日

「がてら」という言葉を耳にしたことがないでしょうか。「方言かな?」とも思われる表現ですが、由来は万葉集で読まれていた「我弖利」「がてり」という言葉が変化したものです。そんな「がてら」の意味・使い方・類語・似た表現、敬語の種類も紹介しますので、ぜひご覧ください。

「がてら」の意味と使い方・例文

あなたも「がてら」という表現を耳にしたことがあるのではないでしょうか。そんな「がてら」の意味と使い方をはじめ、例文などもご紹介します。

「がてら」の意味

「がてら」という言葉には、「ある事をする際に他の事も同時にする」という意味があります。「がてら」という言葉は、別の動作をする場合に使用するというよりは、「がてら」の付く言葉にもうひとつの意味や目的を持たせる場合に使用します。「がてら」という言葉は、どんな動作にも使用できるということではなく、「がてら」の後にくるものは移動を表す動作に限られます。

接続助詞

接続助詞として「がてら」を使用する場合は、動詞や動詞型活用語の連用形に付くことで「なにか行う際に、別の事柄も同時に行う」という意味になります。

副助詞

副助詞として「がてら」を使用する場合は、動作性の意味をもつ名詞に付くことで、「運動がてら買い物をしに行く」という形で使用します。

「がてら」の使い方

「がてら」という言葉は、運動をする際に、買い物にも行ってくるということを「運動がてら買い物に行ってくる」といった形で表現できます。

「がてらに」の使い方

「がてらに」という言葉は、散歩をする際に、買い物にも行ってくるということを「散歩がてらに、買い物にいってくる」といった形で表現できます。

「がてら」の例文

「がてら」を使用した例文をご紹介します。

・公園を散歩がてら、生育している植物を観察しに行く
・お花見がてら、みんなと食事をしに行く
・目的地まで移動がてら、海を見て行く

「がてら」という言葉は万葉集からきている?

「がてら」という言葉は万葉集で詠まれていた、「君待ちがてり」や「見がてり」という「がてり」という言葉が変化することで「がてら」となりました。

親王飾:京三五親王立雛飾菊花雛:平安優香作雛人形

正絹(シルク)を使用した京都西陣織桜刺繍衣装のお殿様とお姫様が、オブジェ風前飾りや伝統工芸金沢箔と会津蒔絵屏風に溶け込むことで、雅な平安時代を想わせる立雛は高級感ある逸品です。

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初回公開日:2018年06月06日

記載されている内容は2018年06月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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