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「そういえば」の意味と使い方・敬語・漢字|ちなみに/ところで

初回公開日:2018年05月30日

更新日:2020年03月03日

記載されている内容は2018年05月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「そういえば」とは、比較的よく使われる言葉ですが、「そういえば」は割と親しい間柄でのみに使われています。「そういえば」と思いだした言葉を口に出して伝えることは、人の話を真剣に聞いていることを示すと同時に、リラックスしていて緊張感のない証でもあるからです。

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「そういえば」の意味と使い方・例文

「そういえば」とは、話題の提示の際に使われる言葉です。主に、人と会話している時にその内容から連想した話を持ち出すことを表現します。その話題に同調した上での想起であり、脈絡のない話を唐突に行う時の言い回しでもあります。

そういえばの意味とは

他にも、相手の話題に関連した別の話題を持ち出すときの表現でもあります。「そういえば」とは、ふと思い浮かんだことを伝える時に主に使う言葉ですが、「そういえば」とは、話を切り替える際に一般的に用いられる言い回しでもあります。

そういえばと伝えておけば、話の内容が切り替わったことがわかりやすく、話し相手に誤解を与えません。自分の中では次の話に移行したつもりでも、その事を相手にきちんと伝えなければ話の内容がわかりにくいため、「そういえば」と使います。

そういえばと相手に声に出して伝えることは、相手への配慮や思いやりでもあります。「そういえば」は対人関係においても良く使用される言葉の一つです。

そういえばの使い方

そういえばを使った例文をご紹介します。

・「そういえば、私が提案したあの件はどうなりましたか」
・「そういえば、家の庭も最近手入れをするのを忘れていました」
・「そういえば、○さん、甘いものがお好きでしたよね」
・「そういえば、私も飛行機のチケットをとったのですが、本当に今お安くなっていますね」
・「そういえば、○○さんのお子様おいくつでしたっけ」

そういえばそうだった

誰かが何かを発言した時、その言葉から連想する自分についての物事が、相手の話と一致すると、人は「そういえばそうだった」と関連する事柄を思い出します。それを相手に対しての共感として伝える「そういえばそうだった」という言葉は、それを聞いた相手の耳に心地よく響くでしょう。

自分の言葉で気づかされた相手は、「そういえばそうだった」と重要事項を思いだしたことを教えてくれた相手に感謝している場面でよく使われます。そのため、相手とのコミュニケーションを図るときに、「そういえばそうだった」を伝えることは、相手との共感や共有意識になり、一般的には人から好まれる言葉です。

感激詞

「そういえばそうだった」は、「そういえば」と同様に、感激詞としてもつかわれます。「そういえば」の意味を二回繰り返している「そういえばそうだった」は、よりその意味合いが強くなります。

「そういえばそうだった」と発する時、多くの人は、忘れていた記憶をよみがえらせて気分がすっきりしており、思い出せたことに感激しているような心境だからです。

そのため、「そういえばそうだった」と人が言う時は、そのひらめきに近い感覚により機嫌が良くなっていることが多いでしょう。また、用事を思い出したことで、大変急いでいる心境に駆られることでしょう。そのように、「感激詞」とは、その言葉を使っている人の感情がやや激しくなっていることを示しています。

良くある心境

ほかにも、思い出したことを本当に心から喜びほっとしている場合もありますし、思い出したことに動揺しているような心境でもあります。

相手の話をきちんと聞いている時につかわれることが、「そういえば」と同様に、「そういえばそうだった」は、人の話に集中して耳を傾けて、注意深く聞きながら共感していることにもつながっています。

またリラックスして話ができる相手にたいしては、「そういえばそうだった」と、心の中だけではなく、実際に口に出して表現する際の言葉です。

接続詞など

「そういえば」は接続詞としての役割にもなっています。接続詞とは、品詞の一つです。接続詞は、文と文をつなげる時に用いられる単語です。

また、あるいは、などの選択の際に用いる単語であったり、しかし、だけど、けれども、のような逆説的なことを告げる時に用いられる単語や、だから、したがって、のような結論を出す時に主に使用する順接がこれにあたります。

「そういえば」の類語・言い換え

そういえばの類語は、そう言えば、そういえば、ときに、そういや、また、などがあります。

「そういや、○○さんの植えた苗も花を咲かしていたね」、「また、他にも○○という呼び方もありますよね」、「時に人はそのようなものの見方をします」というように、「そう言えば」いがいにも適切な言い換えとして、話題の提供に多くの類語が使用されます。

そういやなど

「そういや」を使うときは、比較的親しい間柄である事が多いです。そういえばよりもそういやの方がフランクな言い方であり、そう言えばを若干、崩したような言い回しです。「そういえば」よりも「そういや」は、上下関係などを感じることのない関係性の中で主に使われています。

「そういえば」の漢字

「そういえば」を漢字にするときは、「そう言えば」という風にあらわします。「そういえば」をすべて漢字に換えると、「然う言えば」になります。

昔日本では官僚制度があり、左から右にかけてくらいが高いといわれていました。そのため、尊敬をあらわす「左」という漢字が使われるようになったのだといわれています。

そう言えばの言葉の使い方など

「そう言えば」の言葉の使い方は、主に人との会話の際に、唐突に思い出したことについてを伝える時の、話題を少し切り換える時に使う単語です。使い方は、「そう言えば、おもいだしたのだけど、あれは解決した?」というように、その思いだした事がらを忘れないうちに相手に伝えたいときに用いられます。

「そういえば」と似た言葉との違い

そういえばの言い換えの一つに、「ところで」があります。「ところで○さん、この間お話した○○の件なのですが」というように、ふと思い出した事柄の重要な要件を話す時に、「そういえば」の代わりに使われる言い換えの言葉です。

「そういえば」と似た言葉はいくつかあります。それは、「ところで」、「ちなみに」、「ということは」、「ちょっとまって」など、少し相手の話を中断させて、思い出した事を伝えたいときに用いられる言葉ですが、若干意味合いが違ってきます。

「そういえば」と似た言葉との違いを、「ちなみに」、「ところで」を例に挙げて次にご説明します。

ちなみに

「ちなみに」と使う時には、「ついでにいうと自分の意見はこうだ」というような、主張であることが多いでしょう。または、相手の話に対して、「ちなみに、あなたはどうおもわれますか」というように、少し疑問に思った事などの不明点を明らかにするための問いの際にも使われています。

ちなみにも、相手の話をよく聞いたうえで、その内容に共感を示しつつ相手への控えめな主張となりますので、相手を気遣った、比較的柔らかい主張の仕方となっています。

ところでなど

「ところで」は、「そういえば」や、「ちなみに」とは若干意味合いが違ってきます。「ところで」は、話の内容とは一旦かけ離れたことを知りたいときに主に使われています。ほかにも、ちなみによりは、ややかしこまった言い方であり、主に文面で敬語とあわせて使う言い回しです。

たとえば、「ところで○○の件についてなのですが、その後どうされましたか?」というように用いられます。

「そういえば」の敬語

そういえばの敬語は、「左様ですか」などで表されます。左様ですか、とは一般的にはあまり使用されない言葉ですが、「左様」は、人が話した内容を指す言葉であり、「そういえば」ととても近い意味合いがあります。

また、「恐れ入りますが」や「恐縮ですが」なども、「そういえば」の敬語ではないかと考える人もいるのではないでしょうか。「恐れ入ります」や「恐縮です」には、相手の話や用事を中断させ、強引に自分の話を聞き入れてもらいたいときに使用する言葉という点だけが似ています。

しかし「恐れ入ります」や「恐縮です」などは、謙虚な心を表現するときに使用する言葉ですので、使い方によっては、相手への共感や敬意をしめす「そういえば」の敬語のように用いられる言葉でしょう。

クッション言葉

「そういえば」や「恐れ入ります」や「恐縮」には、人が話している内容を中断するための目的があって使われる言葉でもあるため、話している途中に割り込む際などに、「クッション言葉」として使われています。

クッション言葉とは、相手を嫌な気持ちにさせずに話を聞いてもらう手立てとして用いられます。「すみませんが」や「よろしいでしょうか」をクッション言葉として使うときは、人の話に突然割り込むことになりますので、当然話を聞いていないことが多いでしょう。

そのため、「すみません」などの言葉は、その話に「共感」もせずに割り込む行為だと念頭に置きながら使います。

フランク

話の流れを著しく遮断してしまいかねないときや、全く面識のない人へは、「恐れ入ります」に変えて、謙虚で相手に感謝も同時に伝えるのが一般的です。

また、「すみません」といって割り込むような言い方は、フランクな言い方となりますので、相手によっては、軽々しく感じたり、場にふさわしくないと取られる言葉です。

丁寧な似た言葉など

丁寧な言い方で、「そういえば」に似た言葉には、相手が話していることに対して、ふと疑問に思ったことを問いただす際に用いる、「つかぬことを伺いますが」などがあります。

しかし「つかぬことを伺いますが」は、人の話題に疑問を投げかける言葉ですので、相手を理解できていないことをあからさまに感じさせるものとなります。逆にいえば、その相手に興味をもっていることを抱かせる、前向きなコミュニケーションをはかる言葉としてもつかわれます。

目上の人への言い換え

また目上の方などへは、共感を示さない言葉は高飛車な印象を与えかねませんので注意が必要です。あからさまな好奇心と、相手を理解できていないことをはっきりと伝えるその言葉を聞いた相手が一瞬たじろいでしまうこともあります。

その場合には「つかぬことを伺いますがよろしいでしょうか」と相手へ確認を取ると、目上の方への問いも軽々しさが消えた謙虚な姿勢が伝わり印象が変わってきます。

そういえばは相手への共感と敬意をあらわす言葉

人と会話をする時には、「そういえば」というような、相手への共感を示す言葉を多く取り入れると気持ちの良い会話が成立します。相手が話すことに対して深く耳を傾けることは、相手との信頼関係を築くうえでも大切なことです。

「そういえば」が自然と発言できる時は、その相手へ心を開いているということを表し対人関係においてもリラックスした理想的な心理状態だといえるでしょう。

人の話をよく聞いて、その言葉から連想される「そういえば」などの接続詞をもちいれば、話も弾みやすくなることが期待できます。話の流れを良くして相手の話に敬意を表すためにも、相手の話題を理解しようとする姿勢を持って話を聞いて、共感をしながら「そういえば」を使って話題を広げることに役立てましょう。

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