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「そういえば」の意味と使い方・敬語・漢字|ちなみに/ところで

更新日:2024年03月25日

「そういえば」とは、比較的よく使われる言葉ですが、「そういえば」は割と親しい間柄でのみに使われています。「そういえば」と思いだした言葉を口に出して伝えることは、人の話を真剣に聞いていることを示すと同時に、リラックスしていて緊張感のない証でもあるからです。

話の流れを著しく遮断してしまいかねないときや、全く面識のない人へは、「恐れ入ります」に変えて、謙虚で相手に感謝も同時に伝えるのが一般的です。

また、「すみません」といって割り込むような言い方は、フランクな言い方となりますので、相手によっては、軽々しく感じたり、場にふさわしくないと取られる言葉です。

丁寧な似た言葉など

丁寧な言い方で、「そういえば」に似た言葉には、相手が話していることに対して、ふと疑問に思ったことを問いただす際に用いる、「つかぬことを伺いますが」などがあります。

しかし「つかぬことを伺いますが」は、人の話題に疑問を投げかける言葉ですので、相手を理解できていないことをあからさまに感じさせるものとなります。逆にいえば、その相手に興味をもっていることを抱かせる、前向きなコミュニケーションをはかる言葉としてもつかわれます。

目上の人への言い換え

また目上の方などへは、共感を示さない言葉は高飛車な印象を与えかねませんので注意が必要です。あからさまな好奇心と、相手を理解できていないことをはっきりと伝えるその言葉を聞いた相手が一瞬たじろいでしまうこともあります。

その場合には「つかぬことを伺いますがよろしいでしょうか」と相手へ確認を取ると、目上の方への問いも軽々しさが消えた謙虚な姿勢が伝わり印象が変わってきます。

そういえばは相手への共感と敬意をあらわす言葉

人と会話をする時には、「そういえば」というような、相手への共感を示す言葉を多く取り入れると気持ちの良い会話が成立します。相手が話すことに対して深く耳を傾けることは、相手との信頼関係を築くうえでも大切なことです。

「そういえば」が自然と発言できる時は、その相手へ心を開いているということを表し対人関係においてもリラックスした理想的な心理状態だといえるでしょう。

人の話をよく聞いて、その言葉から連想される「そういえば」などの接続詞をもちいれば、話も弾みやすくなることが期待できます。話の流れを良くして相手の話に敬意を表すためにも、相手の話題を理解しようとする姿勢を持って話を聞いて、共感をしながら「そういえば」を使って話題を広げることに役立てましょう。

初回公開日:2018年05月30日

記載されている内容は2018年05月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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