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「矢継ぎ早」の意味と使い方・語源・類語・敬語・対義語|質問

更新日:2023年12月07日

「矢継ぎ早」とは続けて短期間に素早い行動で物事に対処することを示しますが、普段あまり利用しない言葉なのでどのように日常生活で使ったらいいのか気になる人も多いでしょう。「矢継ぎ早」を普段どのように使ったらいいのか事例を交えて紹介していきます。

「五月雨」の類語や同義語は?

「五月雨」は他に「断続的に」「止まることなく」「途切れ途切れに」「ずるずると」「続けざまに」といった表現があります。「矢継ぎ早」と一見似たように見えますが、「矢継ぎ早」は休む間もなく連続することに対して、「五月雨」は途切れ途切れでも継続することを意味します。

なぜ「五月雨」と呼ぶようになったの?

梅雨を意味する「五月雨」ですが、これは旧暦の時代にできた言葉なので、当時の5月は現代でいう6月頃を示します。また「五月雨」と呼ぶように、梅雨の合間の一時的な晴れ間を「五月晴れ(さつきばれ)」と言います。「五月雨」も「五月晴れ」も梅雨時期作られた言葉です。

「矢継ぎ早」「五月雨」の敬語とは?

ビジネスでは、敬語で「矢継ぎ早」や「五月雨」の言葉を含めて会話をします。「矢継ぎ早」とは状況を説明する場合で、「五月雨」は会話での利用が一般的ですがどういった表現方法があるのか紹介していきましょう。

状況説明で利用する「矢継ぎ早」

猛スピードで物事が進んでいく状況を説明する際に使われる「矢継ぎ早」ですが、敬語でどのような表現方法があるでしょうか。

例えば上司に仕事の報告をする際に、「午前中は矢継ぎ早に事件が起こって対処に追われましたが、午後は問題なく穏やかに仕事ができました」というように、次から次へと仕事で問題が発生したときに「矢継ぎ早」の言葉を含めると状況の深刻さが伝わります。

会話で利用する「五月雨」

「五月雨」には断続的を意味しますが、謝罪と方法の2つ状況に応じて使い分けます。断続的をあえて「五月雨」の言葉を用いることで、相手のストレスを軽減させて双方が快く円滑に仕事ができるような気遣いを込めた表現です。敬語でどういった表現方法があるのか紹介していきましょう。

謝罪を込めた「五月雨式」

仕事中で連絡や報告案件を一度にまとめてするのではなく、追加方式でバラバラと報告する場合に「五月雨」の言葉を含めて謝罪するときに利用します。いつまで続くのか見えないイメージを相手にあたえるので、「五月雨式のご報告で申し訳ありません」とだらだらと連絡をすることを相手に詫びるときに利用するのが一般的です。

方法を示す「五月雨式」

断続的を意味する「五月雨」は、「仕上がった品物を五月雨式にお送りいたします」というように、完成したものから順次発送する場合に利用します。一括にまとめられず何度か分割せざるを得ない場合に「五月雨式」の表現を用いるとより丁寧に相手に伝わるでしょう。

「矢継ぎ早」「五月雨」の対義語とは?

「矢継ぎ早」の反対は実は「五月雨」です。途切れることなく続く連続的な意味を持つ「矢継ぎ早」は、途切れながらも続く断続的な意味を持つ「五月雨」が対義語になります。

「矢継ぎ早」に話す人の性格とは?

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初回公開日:2018年05月30日

記載されている内容は2018年05月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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