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「お目通り」の意味と使い方・類語・例文・「お目通し」の違い

初回公開日:2018年10月23日

更新日:2020年06月02日

記載されている内容は2018年10月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「お目通し」という言葉を耳にしたことがあります。何かを見るという意味であると分かっていても、正しい意味やどのようなときに使うのかを知らない人の方が多いようです。「お目通し」について正しい使い方や細かな日本語表現のニュアンスなどを紹介します。

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「お目通り」の意味と使い方

「お目通り」は丁寧な言い回しで、上司など目上の人に用いる表現で、敬語表現になります。使う時には「お願いします」「いただく」「ください」などの言葉と一緒に使うようにします。お目通りの言葉の意味は身分の高い人に会うこと、拝謁するです。

「お」をつけることによって丁寧な言葉になり、こちらからお願いする時に使われる言葉であり、現代からみるととても古い古風な表現となるので、最近ではあまり使われていないです。目上の人や立場が自分より上の役職の方に使われる言葉です。

ビジネス

目上の方に自分の方から会う約束をしたい時には「お目通りをしたく存じます」を使います。色々な言い方がありますが、その場に合った使い方が望まれるので、目上の方や歳が自分より下でも相手の立場が上の場合は改まった丁寧な言葉を使います。

このような言葉を使うと相手に安心感や誠実さが伝わると考えられ、それによって信頼度も高くなって、ビジネスでも良い結果に繋がります。

メール

「お目通りする」という言葉は、とても古風なので日常的にはあまり使いませんが、手紙などでは使われることがあります。相手と会う約束が決まると、「お目通りがかなう」や「お目通りを許される」とも言います。

例文は「なにとぞお目通りしたく存じます。」などになります。

「お目通り」を使うときの注意点

日本語にはたくさんの言い方があり、丁寧語、尊敬語、謙譲語など使い方に戸惑うことが多いです。思いつく限りの言葉をたくさん並べても、おかしい文章になってしまう場合もあります。敬語を二重に使った時などは、おかしな文章になり意味が通じないという場合があります。

例えば「おいでになる」という言葉があります。これは「来る」の尊敬語になるので、「れる」は動詞につける尊敬語になります。職場で、部外者の偉い地位の方が急な訪問された時は慌てて「○○商事の○○様がおいでになられた」と言う方がいます。

「おいでになる」と「られる」を使うと二重の尊敬語になるので、少しおかしな言い回しになります。ここでは「○○商事の○○様がおいでになった」が正しい使い方となります。

「お目通り」と「お目通し」と使う時も言い方が丁寧過ぎると、失礼な印象を与えてしまうこともあるので、正しい使い方をするように心がけるようにしましょう。

「お目通り」の類語

「お目通り」の意味と使い方・類語・例文・「お目通し」の違い
※画像はイメージです

「お目通り」の類語に「お目にかかる」があります。「お目にかかる」は「会う」という意味で、自分が誰かに会った時に使う言葉です。目上の立場に当たる人に会う時に使い、会えた相手に対して敬意を表した表現方法です。

類義語に「お目見えする」「お目もじする」などがありますがどれも「お目にかかる」よりも堅い印象なので、会話よりもビジネスレター向きです。

類義語「お目もじ」する

「お目もじする」と言う言葉は「会う」という敬語の謙譲語のひとつになります。「会う」という言葉にはたくさんの表現があって、使い方は場所や相手によっても適切な言葉に違いがあります。ビジネスでもとても重要で役に立つ言葉です。

「お目もじする」は遠回しなニュアンスを含んだ言葉です。漢字では「御目文字」と書きますが、名前の頭文字に接尾語の「もじ」をつけて隠語的に使ったのが始まりと言われています。

杓子は「しゃもじ」、味噌は「みもじ」、髪は「かもじ」などとはっきりと物の名前を言わずに、自分たちの間だけで通じるような女官たちの言葉があり、のちに町家の女性たちにも広まりました。お目もじする、とは元々、少し遠回しなニュアンスを含んだ表現の言葉です。

「お目通り」の例文

「お目通り」を使った基本的な例文は、応用することで色々な場面で使うことができるので、ビジネスでも役立てることができます。

・ようやく○○様のとのお目通りがかなった
・お目通りの約束がとれた
・念願が叶って○○様とお目通りが実現した

職場で使用される文章の例になりますが、職場での使われ方以外でもたくさんあります。店側の立場から、お客様に対して使ったり、普段はめったに会うことのないご年配の親戚だったりと使用されることはたくさんあります。

願いたい

「お目通りをお願いする」という言葉は、特に初めて会う場合にいうことが多く使われています。目下の者が目上の者に会う時や、目上の者が目下の者に会う時にも使われます。

・目通りをお願いいたしております
・目通りを願っておりますが
・目通りを願い出られる

叶う

「目通り」は「目通りがかなう」とも使いますが、「お目通り」の形で多く使われる古めかしい表現で、相手と会う約束が整うことにも使われます。

・○○様にお目通りが叶った
・ちょうど目通り叶ったところだ
・ようやく、お目通りが叶う

させて

「お目通り」の言葉を使うと、表現方法が古風な感じになります。

・お目通りをさせていただきたく存じます。
・なにとぞお目通りしたく存じます。

「お目通り」と「お目通し」の違い

一字違いに「お目通り」という言葉があります。「お目通り」と「お目通し」は意味が違ってきます。「お目通し」は書いてあるものを読むことに対して、「お目通り」は字ではなくて、人に会うということに使われます。

言葉の意味は自分より立場が上か目上の人で、敬意を表して使われることが多く、同じく目上の方に使われる言葉になります。普段の日常生活では、ほとんど使われることはありませんが、ビジネスにおいてはかなりの頻度で使用されています。

「お目通し」の正しい使い方

「お目通し」は相手に何かを見てもらう、確認してもらうときに使う、「~してもらう」という意味の「していただく」と併せて使うのが正しい表現方法です。「~にお目通ししていただけますでしょうか」のような文章で使い、相手が時間を割いてまで目を通してくれることに対して敬意を表す言葉になります。

「目を通す」は敬語なのか

資料を読む時など使われる「目を通す」という言葉を、敬語だと信じて使っていないでしょうか。「目を通す」という表現は、敬語ではなく、そんな間違いをそのまま放置していると、大事なビジネスの場面で相手の方に失礼な事を言ってしまって、恥をかく可能性もあります。

敬語のように使われている「目を通す」という言葉は、敬語みたいな感じなので、改まった場で使っている人は少なくありませんが、実際の意味は、敬語として使うには適さないことが分かります。

「目を通す」とは「ひと通り見る」というように、どちらかと言えば軽い表現になります。「上司や目上の人に「目を通してください」とお願いすると、「パパッと書類に目を通してください」という意味になります。

自分では丁寧に言っているつもりでも受け取る側からしたら、表現に不快な感じをさせてしまう場合もあります。

「お目通し」を敬語で使う

最近、「お目通し」という言葉は普段の生活で使ったりしませんが、会話の中では出てくるとしたらビジネスでの会話で耳にします。敬語にして使うと、丁寧語と謙譲語があります。謙譲語は相手に敬意を表すために、自分にへりくだった表現を使います。

目を通したを「見た」、と伝える言い方を「拝見した」と表現します。反対に相手に見て貰いたい時や読んでもらいた時などは「目を通してください」という言葉と「お願いします」といい言葉を合わせます。

・「お目通しをお願いいたします」
・「お目通しいただきたく存じます」

「お目通り」の意味と使い方をマスターしよう

日本語は、言葉に話し手の色々な感情を伝える美しいところもあり、それが反対に難しいところであったりもします。尊敬語と謙譲語をきちんと理解して使いこなせてこそ、一流のビジネスマンだと言えます。表現に迷った時などは他の言い回しを使ったりなど応用してスキルアップを目指しましょう。

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