「ご相伴」の意味と使い方を紹介!例文や言い換え・英語表現も解説
更新日:2024年09月28日
「ご相伴って言葉はどういう意味なの?」
「ご相伴に預かるっていう使い方はあっているの?」
「ご相伴を言い換えるには、一体どのような表現があるのかな?」
ビジネスシーンでよく使われる「ご相伴」という言葉の使い方に疑問や不安がある人も多いのではないでしょうか。
本記事では、「ご相伴」の意味と正しい使い方、また、「ご相伴」の例文を紹介しています。その他、よく使われる「お相伴」との違いや、英語での「ご相伴」の表現も併せてチェックすることができます。
この記事を読むことで、「ご相伴」の意味を正しく理解して、使いこなすことができるでしょう。
「ご相伴」をうまく使いこなしたい方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。
「ご相伴」の意味・読み方
「ご相伴」は「ごしょうばん」と読みます。「しょう」は「相」という字の音読みです。「ご相伴」の「相」は「たがいに・共に」という意味で使われています。
「ばん」は「伴」という字の音読みです。「伴」は「同伴」「伴奏」などに使われる漢字で、「ともなう」という意味があります。
今回はこの「ご相伴」という言葉について学んでいきましょう。
「ご相伴」と「お相伴」の違い
「ご相伴」のほかに、「お相伴」という言葉があります。どちらも正しい言い方です。「お相伴」は「ご相伴」と同じく、「相伴」を丁寧に表現した言葉で、意味の違いはありません
強いていえば、「ご相伴」よりも「お相伴」の方が柔らかい響きをもっており、優しいイメージと言えるでしょう。好みでどちらを使うか選んでも問題ありません。
「ご相伴」の使い方
「ご相伴」は、「連れ立っていくこと」「客の連れとしてもてなしを受けること」「他人の行動についていき利益を得ること」を表す敬語です。「ご相伴にあずかる」「ご相伴させていただく」などの形で用いられることが多い言葉です。
「ご相伴にあずかる」は、「客の連れとしてもてなしを受けること」または「他人の行動についていき利益を得ること」を表します。
「ご相伴させていただく」は謙譲語で、「目上の人に連れ立っていく・目上の人の連れになる」ことを表します。
しょう‐ばん〔シヤウ‐〕【相伴】 の解説
出典: https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E7%9B%B8%E4%BC%B4/#jn-... |
[名](スル)
1 連れ立って行くこと。また、その連れの人。
「貴公子仲間の斐誠がいつもいっしょに来る。それに今一人の―があって」〈鴎外・魚玄機〉
2 饗応の座に正客の連れとして同席し、もてなしを受けること。または、人の相手をつとめて一緒に飲み食いをすること。また、その人。「社長のお―で宴席に出る」「今日は私がお―させていただきます」
3 他とのつり合いや行きがかりで利益を受けること。また、他の人の行動に付き合うこと。「お土産のお―にあずかった」「友人に―して映画を見にいく」
ご相伴いたします
「私がご相伴いたします」は、「私が連れとしてついていきます」という意味です。
「ご相伴いたします」の「ご相伴」は「連れ立っていく」という意味で使われています。「いたします」は謙譲語です。「ご相伴させていただきます」よりもシンプルな表現です。
ご相伴させていただきます
「今回は私がご相伴させていただきます」という表現は、「今回は私が連れとしてついていきます」という意味です。
「ご相伴させていだたきます」の「ご相伴」は、「連れ立っていく」という意味で使われています。「ご一緒させていただきます」「お供させていただきます」と同じ意味です。
ご相伴にあずかりたい
「ご相伴にあずかりたい」の使い方は、開催や参加が決定済みの行動に対して、「私も一緒に参加したい」という意味です。基本的には目上の人に対して使います。
そのため、実際には「私もその活動のご相伴にあずかりたいです。」などと使いましょう。
「ご相伴にあずかる」の具体的な使い方
「ご相伴にあずかる」の具体的な使い方は、「上司の会食でご相伴にあずかる」です。「上司の会食についていき、連れとして食事を食べさせてもらった」という意味です。
「ご相伴にあずかる」の「ご相伴」は「客の連れとしてもてなしを受けること」という意味で使われています。
「あずかる」は「お褒めにあずかる」と同じ「あずかる」で、「目上の人の好意や恩恵を受ける」という意味です。
初回公開日:2018年10月23日
記載されている内容は2018年10月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。