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「ご相伴」の意味と使い方を紹介!例文や言い換え・英語表現も解説

更新日:2024年04月16日

「ご相伴」の意味や正しい使い方をご存知でしょうか。本記事では「ご相伴」の正しい使い方を、例文を使って紹介しています。また、「ご相伴」の言い換え表現として使える類語もチェックしてみましょう。「ご相伴」の使い方に迷ったら、ぜひチェックしてみてください。

「ご相伴」の例文

「ご相伴」の例文は、基本的に主語は自分、相手は上司や目上の人と考えるとわかりやすいでしょう。

例えば、「私がご相伴にあずからせていただきます」や、「ご相伴ありがとうございます」などが使いやすい表現でしょう。「私がお供させていただきます」と、「お供させていただき、ありがとうございました」のような意味合いになります。

どちらも目上の人からの恩恵を受けることに対して使える表現です。

「ご相伴」の言い換え表現

ここからは、「ご相伴」の類語表現と言い換え表現を紹介していきます。

「ご相伴」は少し堅苦しく感じて使いづらい方や、いつも同じ言い回しになってしまうから言葉に変化を加えたい方は、言い換え表現と併用するのがおすすめです。

それでは早速、「ご相伴」の類語から、「付き添い」・「ご馳走になる」・「饗応を受ける」・「お供」・「随伴(随行)」の5つを見て行きましょう。

付き添い

「ご相伴」の言い換え表現1つ目は、「付き添い」です。「付き添い」は、「世話や見守りをするためについていく」という意味の言葉です。

例えば、病気の妻と一緒に夫も病院にいくというシーンで、「妻の付き添いで病院に行く」のように使います。

「ご相伴」との違いは、「世話や見守りのためについていく」という点です。例えば、「上司に付き添って食事に行った」というと、「上司が心配なので食事についていった」、「上司の世話をするために一緒に食事に行った」という意味になります。

些細なニュアンスの違いですが、「付き添い」を使う際は注意しましょう。

つき‐そ・う ‥そふ【付添】
〘自ワ五(ハ四)〙
① 貴人・病人・年少者などのそばに保護や世話などをするために付き従う。

出典: https://kotobank.jp/word/%E4%BB%98%E6%B7%BB-2063194# |

ご馳走になる

「ご相伴」して上司と食事を共にしたときなどは、「ご馳走になる」と言い換えることができます。

上司から受けた食事という恩恵を、シンプルな言い回しで伝えるときは「ご馳走になる」を使うと良いでしょう。

「本日はご馳走になり、ありがとうございました」とお礼を伝えるときに使える表現です。関係性が上すぎない上司や先輩とのやり取りには、こちらがおすすめです。

饗応を受ける

「饗応を受ける」は「ご馳走になる」と同様に、食事をご相伴したときに使える言い換え表現です。

「饗応」には、酒や食事などでもてなすことという意味があります。そのため、もてなしてもらった側は、「受ける」をつけて使いましょう。

「先日は、饗応を受けさせていただきましてありがとうございます」などの使い方がおすすめです。

きょう‐おう〔キヤウ‐|キヨウ‐〕【×饗応/供応】 の解説
[名](スル)《「響応 (きょうおう) 」から》
1 酒や食事などを出してもてなすこと。きょうよう。「―を受ける」

出典: https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E9%A5%97%E5%BF%9C/ |

お供

「ご相伴」の言い換え表現4つ目は「お供」です。「御供」や「御伴」とも書きます。「お供」は「目上の人に付き従う」という意味の言葉です。例えば、上司に同行するというシーンで、「お供させていただきます」のように使います。

「ご相伴」と違い、「お供」には「目上の人についていくことでもてなしを受ける」という意味がないことに注意しましょう。「お供」は単純に「同行する」ことをへりくだる言葉です。

お‐とも【▽御供/▽御▽伴】 の解説
[名](スル)
1 目上の人などに、つき従っていくこと。また、その人。同行することをへりくだっていうのにも用いる。「そこまで私も―します」

出典: https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%BE%A1%E4%BE%9B_%28%... |

随伴(随行)

「ご相伴」の言い換え表現5つ目は、「随伴(ずいはん)」です。「随伴」は、「お供としてついていく」「一緒に連れていく」という意味の言葉です。例えば、二人で出かけるシーンで「彼に随伴して彼女も出かけていった」のように使います。

「随伴」は「ご相伴」と違い、人だけでなく「物事・状態」に対しても使えます。例えば、とある病気の症状にともなって他の症状が起こることを「随伴症状」といいます。

「随伴」は「感覚・感情」にも使うことができ、「緊張に随伴して笑いが込み上げてきた」のように表現することもあります。

そして、「随行」は「目上の人や地位の高い人間にお供として付き従う」という意味の言葉です。

例えば、「大統領の会合に高官が随行した」のように使います。「ご相伴」と比べると硬い表現で、地位の高い人間に使うことが多い言葉です。書き言葉として新聞やニュースでもよく使われます。

ずい‐はん【随伴】 の解説
[名](スル)
1 お供としてつき従うこと。また、一緒に連れていくこと。随行。「大使に―して渡米する」

出典: https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E9%9A%8F%E4%BC%B4/#jn-... |
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初回公開日:2018年10月23日

記載されている内容は2018年10月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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