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「参加の可否」にはどんな意味がある?使い方や例文も紹介

更新日:2024年09月08日

「参加の可否」という言葉をご存知でしょうか。ビジネス文書やメールでよく見る表現ですが、どういうシーンで使うのが正しいのか疑問に思っている方もいるでしょう。この記事では「参加の可否」について詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください。

「参加の可否ってどういう意味だろう?」
「参加の可否ってどういうシチュエーションで使う言葉だろう?」
「そもそも可否の使い方が合っているのかな?」
と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。 

似たような表現に「参加の是非」や「参加の有無」がありますが、それぞれどのように使い分けると良いのか悩みますよね。

この記事では、「参加の可否」の意味や使い方、さらに例文を解説しています。「是非」「有無」との違いも考えていきましょう。

この記事を読めば、「参加の可否」という言葉の意味を理解し、正しい使い方ができるようになります。ぜひ参考にしてください。

「参加の可否」の読み方

「参加の可否」は、日常生活ではあまり耳にしない言葉なのではないでしょうか。そもそも、「可否」とは少し改まった場面で使われることが多い言葉です。読み方がわからなかった方もいるのではないでしょうか?

「可否」は「カヒ」と読みます。ですので、「参加の可否」は「サンカノカヒ」が正しい読み方です。

「可」は「コク」と読むこともありますが、「可否」では「カ」と読みます。「否」は「フ」と読むこともありますが、「可否」では「ヒ」が正解です。

「参加の可否」の意味

まずは、「参加の可否」の「可否」の部分に注目してみましょう。

「可否」とは、
・良いか悪いか
・賛成か不賛成か
・可決か不決か
という意味です。

「参加の可否」で使われている「可否」は、良いか悪いかという意味ですので、「参加できるかできないか」を問う意味合いになります。

「可否」の語源

「可否」の語源について見てみましょう。

「可」は「祈りを神が許す」、「否」は「祈りを神が許さない」を意味する言葉です。したがって、「可否」の語源は「神が許すか、許さないか」を表している、ということになります。

「参加の可否」は正しい表現?

「参加の可否」という言葉を使うとき、「これって正しい表現なのかな?」と疑問に思うことがあるのではないでしょうか。

この言葉は、口語で使われることはありませんが、ビジネス文書やメールなどの文語では正しい表現として使われています。

「参加の可否」はどんな時に使う?

まず、「可否」という言葉は会話の中ではほとんど使いません。主に、ビジネスシーンなどで、「良いか悪いか」「賛成か不賛成か」の意味で使われます。

例えば、「上司の可否を問う」は、役員が許可するか許可しないか、を問う表現です。会議で「可否をとる」は、賛成か反対かを決める、という意味になります。

「参加の可否」は、イベントや会議などの参加不参加を問うときに使います。

例えば、新入社員に懇親会への参加を確認する場合には「新入社員の皆様は、明日の懇親会への参加の可否をメールでお知らせください」と表現すれば良いでしょう。

ビジネス文書やメールでは、「参加不参加どちらか」などを使うより「参加の可否」を使った方が、分かりやすくなります。

「参加の可否」は目上の人にも使える?

「参加の可否」は、丁寧なニュアンスではないので、目上の人には使わない方が良いでしょう。受け取る人によっては、不快に感じてしまいます。

使う場合は、丁寧語や敬語を付け加えるようにしてください。例えば、「参加の可否をお知らせください」などを使うと良いです。そうすれば、相手を不快にさせることは少なくなるでしょう。

「参加の是非」との違い

「参加の是非」は「参加の可否」とよく似ている言葉ですが、意味がまったく違います。

どちらもビジネスシーンではよく見かける表現ですが、どこが違うのでしょうか。ここでは、「参加の是非」の意味と使い方を解説していきます。

「参加の是非」の意味とは

まずは、「参加の是非」の「是非」の部分に注目してみましょう。

「是非」とは、
・正しいことと正しくないこと
・よしあしを判断する
・是が非でも、どうしても
という意味です。

「参加の是非」で使われている「是非」は、正しいことと正しくないこと、という意味になります。したがって、「参加することが正しいか正しくないか」を問う意味合いで使われます。

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初回公開日:2022年06月28日

記載されている内容は2022年06月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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