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「大元」の意味と使い方とは?例文と「大本」との違いを解説

更新日:2024年04月20日

「大元」という言葉を使う際、別の言葉への言い換え方や似た言葉である「大本」との違いについてご存知でしょうか。本記事では、「大元」の基礎知識から、類語「大本」との違いなどを紹介します。「大元」について知りたい方は、是非チェックしてみて下さい。

「大元にはどんな意味があるのか教えて欲しい」
「大元はどのような使い方をするの?」
「大元は『おおもと』の他にどんな読み方があるのか知りたい」
このように「大元」という言葉についてたくさんの疑問があるのではないでしょうか。

本記事では「大元」の意味や読み方といった基礎知識や、使い方を例文も交えて紹介します。

この記事を読むことで「大元」を普段の会話で使ったり、文章で書いたりする際に必要な知識について把握できます。その知識をもとに適切な「大元」の使い所が選択できるため、不安な気持ちを感じることなく「大元」を使えるでしょう。

「大元」という言葉について知りたいと思っている方は、是非この記事をチェックしてみて下さい。

「大元」の意味とは

「大元」とは、「もろもろの物や事柄の最も基礎となるもの」を表します。他には「物事の起こり」を表す根本(こんぽん)や、「物事の一番もとになっているもの」を表す根源(こんげん)といった意味もあります。

「元」には、「物事の起こり」「始まり」「根本をなすところ」という意味があり、それに規模の大きさを表す「大」を組み合わせたものが「大元」です。

「大元」の読み方

「大元」は「おおもと」、または「だいげん」と読みます。大元(おおもと)は、日本人の姓や岡山県の地域名などで使われています。

大元(だいげん)は、中国にある渤海の貴族が10世紀ごろに建国した際に国を統治していた国王の名前「大元」や、12世紀ごろに渤海人が故地に再興した国の名前「大元国」、さらには東京都にあるタイヤ関連企業の名前「大元ACN」などに使われています。

「大元」の使い方

「物事の始まり」を意味する「大元」は、規模の大きさを表す「大」という漢字がついていることで、原因となる行動や行為をより強調する意味合いが含まれます。

「大元」を使う際には、成績や調子が上向いた理由を表すだけではなく、問題や不調のようなトラブルの原因を指す場合にも広く用いられます。

ここでは、「大元」の使い方について例文も含めて紹介します。

トラブルなどの「根本原因」を意味する

「根本原因」は「ある物事を引き起こすもとになること」を表し、「物事そのものが発生した原点」といった似た意味を持つ「大元」を使った例文は、以下のようになります。

・「私の営業成績が不調になった大元は、彼女と別れたことにあるだろう」
・「彼の体調不良が続いている大元は、昼夜逆転した生活をしているからだ」
・「品切れが起こった大元は、在庫確認を怠ったことだ」

「物事の始まり」を意味する

「大元」には「誰かの行動から始まった事柄が、物事や状態に変化を引き起こすこと」という意味もあるため、それを例文にすると以下のようになります。

・「テストの成績が上向いている大元には、進学塾に通い始めたことがあるだろう」
・「彼が遅刻した大元は、友人が間違った時間を伝えたからだ」
・「彼女が寝不足になった大元は、夜中までゲームしているからに違いない」

「大元」の類語とは

構成された語形は異なっていても、同じような意味を持つ言葉を類語と言いますが、「大元」にはいくつかの類語があり、その使い方も様々です。

物事の起こり始めるもとや、成り立っている基礎となっているもの、といった意味もある「大元」の類語にはどのような使い方があるのでしょうか。

ここでは、「大元」の類語について使い方も含めて詳しく紹介します。

根源

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初回公開日:2022年07月14日

記載されている内容は2022年07月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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