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「大元」の意味と使い方とは?例文と「大本」との違いを解説

更新日:2024年04月20日

「大元」という言葉を使う際、別の言葉への言い換え方や似た言葉である「大本」との違いについてご存知でしょうか。本記事では、「大元」の基礎知識から、類語「大本」との違いなどを紹介します。「大元」について知りたい方は、是非チェックしてみて下さい。

「大元」の類語である「根源(こんげん)」は、「物のねもと」を表す「根」と「物事の起こりはじめるもと」を表す「源」を組み合わせた「物事の一番もとになっているもの」を意味する言葉です。

使い方は「諸悪の根源に立ち向かう」「制度の在り方を根源から変更する」「摩擦の根源となる出来事」「ミスの根源を見つけ出す」などがあります。

根本

「大元」の類語である「根本(こんぽん)」は、「物事の起こるもと」を表す「根」と「もととなるもの」を表す「本」を組み合わせた「物事が成り立っている基礎になるもの」を意味する言葉です。

使い方は「ヒューマンエラーの根本は別のところにある」「企業の在り方の根本に関わる問題」「お互いの価値観が根本から異なっている」などがあります。

根底

「大元」の類語である「根底(こんてい)」は、「物事の基礎」を表す「根」と「物事が極まるところ」を表す「底」を組み合わせた「物事や考え方のおおもととなるところ」を意味する言葉です。

使い方は「常識を根底から覆すアイデア」「議論の根底にある問題」「三者三様の考え方はあっても、根底での利害はお互い一致している」などがあります。

本質

「大元」の類語である「本質(ほんしつ)」は、「物事のもとになるもの」を表す「本」と「実際の内容」を表す「質」を組み合わせた「物事の根本的な性質・要素」を意味する言葉です。

使い方は「物事の本質をしっかり見極める」「相手が何を言いたいのか、話の本質がまったく伝わってこない」「議論は問題の本質を捉えたものでなければならない」などがあります。

「大本」との違いは?

「大本」と「大元」は意味や読み方が似かよっていて、使い方にもどのような違いがあるのか判断が難しいと思っている方も多いのではないでしょうか。

それぞれの言葉を構成している漢字を見てみると、「大本」の「本」と「大元」の「元」が異なっているため、そこから意味の違いを比較する方法があるでしょう。

ここでは「大本」との違いについて紹介します。

「大本」の意味

「大本」とは「物事の根本となるところ」を表し、同じ意味を持つ「大元」と比較しても意味に違いはほとんど見られませんが、「大本」に使われている「本」と「大元」に使われている「元」を比較した場合「大本」には「基本」という意味合いが含まれます。

また、それぞれの読み方を「大本」を「だいほん」「大元」を「だいげん」などに変えると、意味は異なったものになります。

「大本」の使い方

「物事の根本」を表す「大」と、「基本」を表す「本」を組み合わせて「物事の基本」を意味する「大本」は、以下のように使われます。

・「問題を解決するために、大本となる現場を調べる」
・「事件の大本となる物事に関わった関係者を調査する」
・「彼の人間関係を構築する大本となったのは趣味のゲームだった」
・「大本のストーリーを理解して映画を観に行った」

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初回公開日:2022年07月14日

記載されている内容は2022年07月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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