ボナペティートの意味とは?使い方と返事の仕方などもあわせて解説
更新日:2024年10月11日
「急に「ボナペティート」って言われたことがあるけど、なんだったんだろう?」
このように、海外旅行へ行ったときや、レストランで食事をしたときに「ボナペティート」という言葉を聞いたことはありませんか。言葉の雰囲気から英語ではないことはわかりますが、どのような意味なのでしょうか。
この記事では「ボナペティート」の意味や使い方、その言葉に対する返事の仕方に加え、他国の言語での似た意味の言葉についても詳しく紹介しています。
この記事を読むことで「ボナペティート」の意味と返答を学べるため、次に同じ言葉をかけられた時は適切に会話をして、交流を楽しむことができるようになります。
ぜひこの記事を読んで、積極的に会話する足掛かりにしてみてくださいね。
レストランで聞いたことある?「ボナペティート」とは
レストランで食事をとろうとしたとき、ウェイターや料理人に「ボナペティート」と声をかけられた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ボナペティートは日本語に訳すと「召し上がれ」という意味になります。
もし、この言葉をかけられた経験がある場合は、その状況を思い出すとそういうことだったのかと理解できることでしょう。
ボナペティートの意味
「ボナペティート」は、若干ニュアンスが異なりますが、フランス語でもイタリア語でも使われる単語になります。
ここでは、フランス語とイタリア語で表している意味をそれぞれ解説していきます。
イタリア語
イタリア語でボナペティートは「Buon appetito」と書きます。
「buon」は日本語で「良い」、「appetito」は「食欲」という意味になります。
直訳すると「良い食欲」になります。食事時に料理をふるまう側がかける言葉なので、日本語に近い言い方に意訳して「召し上がれ」になっています。
フランス語
次にフランス語でボナペティートは「bon appétit」となり、イタリア語と綴りもニュアンスもほとんど同じです。
「bon」は日本語で「良い、おいしい」、「appétit」は「食欲、欲望」を表します。
直訳すると「おいしい食欲」となりますが、イタリア語の時と同様に食事時にホスト側が述べる言葉なので、意訳して「召し上がれ」と変換していいでしょう。
「ボナペティート」に対する返事は?
それでは、食事前に突然「ボナペティート」と声をかけられたら、なんと返事をすればよいのでしょうか。基本的には「ありがとう」という感謝の気持ちを伝えましょう。
ここではボナペティートに対する返事を、イタリア語とフランス語で紹介します。
グラッツェ
イタリアで「ボナペティート」と言われたら、「グラッツェ(Grazie)」と言いましょう。
丁寧に返すなら「Grazie, Buon appetito!」や「Grazie!Anche a te!(あなたも)」になります。
メルシー
フランス語で「ボナペティート」と言われたら、「メルシー(Merci)」と返しましょう。
より丁寧に返したいなら「Merci Beaucoup」と返しましょう。「Beaucoup」は「たくさん、多くの」を意味します。意訳すると「大変感謝しています」という言葉になります。
初回公開日:2022年07月26日
記載されている内容は2022年07月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。