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ボナペティートの意味とは?使い方と返事の仕方などもあわせて解説

更新日:2024年04月29日

海外旅行でレストランや軽食屋に入ったとき、店員に「ボナペティート」と声をかけられた経験はありませんか。この記事では「ボナペティート」の意味と使い方、それに対する返事の方法も複数言語で紹介しています。海外の方とフレンドリーに会話がしたい人は是非ご一読ください。

日本以外には「いただきます」が存在しない

「いただきます」という言葉は日本特有のものになります。

諸外国では食べ終わった後に「美味しかったよ」や「たくさん食べたよ」という食事に対する賛辞を意味する言葉を使うことが多く、食事前は先述したように食事を用意してくれた方に感謝を伝えます。

それらも日本のように命をいただくという気持ちを表現するものではありません。

日本以外では「召し上がれ」を何と言う?

イタリアとフランスでは「召し上がれ」を「ボナペティート」と言いますが、他の国ではどのような言葉なのでしょうか。

ここではフランスとイタリアに比較的近い、ポルトガルやスペイン、ドイツなどについて紹介していきます。

エスペラント語

まず「エスペラント語」とは何かから説明します。エスペラント語はポーランド出身の眼科医によって生み出された人工言語になります。発音が易しく、文法と単語の覚えやすさから国際補助語として多くの方に使われている言葉になります。

エスペラント語で「ボナペティート」と同じ意味を持つ言葉は、「bonan apetiton」になります。

どことなくイタリアやフランスの綴りに似ています。

スペイン語

続いてスペイン語ではどうでしょうか。

スペイン語で「ボナペティート」と同じ意味の言葉は、「Que aproveche」もしくは「Buen provecho」になります。

イタリア語やフランス語とは少し語感が異なります。スペインで主流なのは、どちらかと言えば「Que aproveche」になるようです。

ネイティブの方は「Adelante」や「Sírvase」も使います。「Sírvase」は1人に対しての声がけのため、複数人を相手に言う場合は「Sírvanse」と言います。

ポルトガル語

次にポルトガル語について紹介していきます。

ポルトガル語で「ボナペティート」と同じ意味を持つ言葉は、「Bom apetite」になります。

ポルトガル語もフランス語やイタリア語と綴りが似ており、意味も同様の「良い食事を」になります。

ドイツ語

最後にドイツ語の「ボナペティート」と同様の意味を持つ言葉を見ていきます。

ドイツ語で「ボナペティート」を意味する言葉は、「Guten Appetit」になります。

「Guten」はドイツ語の中でも、日本人がよく耳にする単語ではないでしょうか。「Guten Tag(こんにちは)」や「Guten Morgen(おはよう)」など挨拶で使われており、「良い」を意味します。

「Appetit」はイタリアなどと同じ「食欲」という意味なので、少し言葉は違いますが意味は同じということになります。

ボナペティートの意味と使い方を知ろう

この記事では、「ボナペティート」の意味や使い方、それに対する返事の仕方を複数の国の言語で紹介してきました。

「ボナペティート」は基本的に料理をふるまう側が食べる前に声をかける言葉です。

ですが、実際の生活では食べている途中や、自分が料理を提供する側ではなくても食べている人を見かけた場合に言うこともあります。食事をしていなくてもお昼の挨拶として「ボナペティート」と声を掛け合うこともあり、現地では気軽に使われている言葉です。

そのため、食事中や食事をしていなくてもこの言葉をかけられる可能性があるということを頭の片隅に置いていてください。

基本的には明るく「ありがとう!」と返せば、あなたの周りには笑顔が溢れることでしょう。ぜひ機会が来たら実践してみてくださいね。

初回公開日:2022年07月26日

記載されている内容は2022年07月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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