茨城のかわいい方言15選!告白で使うとかわいい方言も紹介
更新日:2024年10月29日
「茨城の方言にどうして惹きつけられるの?」
「茨城の方言での告白はなぜかわいいの?」
このように、茨城の方言を耳にすると標準語とは違った趣を感じられるでしょう。茨城の方言で好きな気持ちを伝えられることで、心に響きやすいという人も少なくありません。
この記事では、茨城の方言の訛りの特徴や歴史について詳しくまとめ、茨城の告白で使うとかわいい方言も15選ピックアップして、わかりやすく説明しています。
本記事を読むことで、茨城の方言の使い方や意味を知ることができ、今より茨城の方言の魅力を満喫できるでしょう。
かわいい茨城の方言を把握して、より一層心をときめかしてみたい人は、ぜひとも本記事を最後まで読んで参考にしてみてください。
茨城の方言の特徴
茨城の方言の主な特徴としては「い」と「え」の音の違いが、それほどみられないというのが挙げられます。また、ちょうど間くらいの音を発することが多く、単語によっては「い」と「え」が逆になることもあります。
さらに、「か行」と「た行」が濁音化しやすいのも特徴の1つです。本来は清音で発するところを濁音で発することがあります。
イントネーションが平板で、単語の高低差が感じられないのもよく聞かれます。しかし、語尾は上がる傾向があるのです。
茨城の方言の歴史
茨城の方言は江戸の下町言葉から受け継がれた方言です。また、東北の方言の影響も受けており、江戸の言葉と東北の言葉が合わさった珍しい方言といえるでしょう。歴史は古く、万葉集でも使われているとのことです。
江戸時代になり茨城の方言の基盤ができましたが、東京では早くに廃れ茨城に残り今に至ります。
昨今では標準語でも語尾を上げたり、単語のイントネーションを変えたりすることが多く、茨城の方言が標準語として日常で使用される日も遠くないといわれています。
茨城の方言は訛りが強い?
ほかの方言に比べ、訛りが強いのが特徴でしょう。通常、清音の単語に濁音をつけて発することがあるためです。また、抑揚がなく「雨」「飴」など同じ言葉の単語でも同じイントネーションで発音するからです。
さらに、茨城県民は関東地方のため、ほかの地方の人よりも上京する人が少ないといわれています。そのため、地元に長く住む人が多く方言が色濃く残るからというのも理由の1つといえるでしょう。
茨城の方言の魅力とは
「~だっぺ」や「~すっぺ」などが語尾によく使われます。独特な語尾は1度は真似したくなるくらい、かわいい響きで魅力に感じるところです。また、平板なイントネーションによって喜怒哀楽が判別しづらいのが茨城の方言の特徴といえるでしょう。
しかし、逆にいえば感情が高ぶって言葉を発していても、どこか優しく聞こえることがあるということです。茨城の方言は、良い意味で田舎風の言葉に聞こえるため、日常で会話をしていても癒されるでしょう。
茨城のかわいい方言15選
ここでは、かわいいと感じられる茨城の方言を15選紹介しています。
聞き馴染みのある方言もありますが特徴的なものも多数あり、日常会話中に突然言われてもわからないものもあります。
しかし、どれも魅力的でかわいい方言のため、心がグッとすることもあるでしょう。告白で使うと、より一層かわいい方言も掘り下げているため、ぜひチェックしてみてください。
「めっかる」
意味は「見つかる」です。
探しものを探していて、発見できたときに使われます。かわいい印象が強い方言です。また、日常でよく使われる言葉でもあるため、メジャーな方言といえるでしょう。
反射的に発することもあり、幼い子が失くしたおもちゃを見つけた際にふと発するのを聞くと非常にかわいいです。
使用例
- 「なぐしだ指輪めっかった(なくした指輪が見つかった)」
「しゃっこい」
意味は「冷たい」です。
「ひゃっこい」ともいいます。茨城だけではなく、北海道や東北地方でもよく使用されているかわいい方言です。メジャーな方言のため、東京でも聞き馴染みがあるでしょう。
また、ただ冷たいものに対して冷たいというわけではなく、予想だにしていないタイミングで冷たい思いをしたときに反射的に使用されることが多いとのことです。
使用例
- 「このかき氷しゃっこいな(このかき氷冷たいな)」
初回公開日:2022年08月01日
記載されている内容は2022年08月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。