「生きるよすが」とはどんな意味?語源・由来や類語もあわせて紹介
更新日:2024年06月13日
「普段なにげなく使っている言葉だけど、実は意味がよくわかっていない。」
「しっかりと意味を理解して言葉を使いたい。」
このように考えている方は多いのではないでしょうか。
社会人にとって言葉遣いは、その人の印象を左右するとても大事なことです。間違った言葉遣いをしていると、相手に良い印象を与えることは難しくなります。
この記事では、「生きるよすが」という言葉に焦点をあて、意味や使い方、似ている言葉などを紹介しています。
この記事を読むことで「生きるよすが」という言葉の意味をしっかりと理解し、正しく使用することができるようになるでしょう。
正しい言葉遣いをしたい、しっかりと意味を理解したいという方は、是非ご覧ください。
「生きるよすが」とはどんな意味?
「生きるよすが」という言葉には、どのような意味があるのでしょうか。
「よすが」という言葉には、「寄せるところ」や「心のよりどころ」などの意味があります。他にも「頼みのつな」や「故郷や縁」などの意味も含まれています。
「生きるよすが」は「生きていくための心のよりどころ」や「生きていくための頼みの綱」という意味です。
「よすが」の語源・由来
「生きるよすが」の「よすが」という言葉は、昔は「よすか」でした。漢字表記すると「寄す処」になります。「寄す処」には「頼りにするところ」や「頼みになる人」などの意味があります。
「寄」は「家にいる」という意味を持っています。合わせて「家にいるときのように頼りになるところ」という意味になりました。
「よすが」の漢字表記
「生きるよすが」の「よすが」はひらがなで使われることが多い言葉ですが、漢字で表記することもあります。
漢字では「縁」「便」「因」と表記します。意味はどれも同じです。
「よすが」の使い方・例文
「生きるよすが」の「よすが」という言葉は、どういった場面で使用すればいいでしょうか。例文を交えながら使い方を見ていきましょう。
「~をよすがに」
人を対象に「よすが」を使う場合は次のような使い方があります。
例文
- かわいい子供たちが生きるよすがになっている。
- 友人をよすがに転職をする。
この文章での「よすが」は、重要なという意味や頼りにするという意味が含まれています。人を対象に「よすが」を使う場合は、親類関係や友人・知人などに対して使う場合が多いです。
「~をよすがとする」
人ではなく実体のないものに対して「よすが」を使う場合は、次のような使い方があります。
初回公開日:2022年09月22日
記載されている内容は2022年09月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。