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接待のお礼メールのビジネスマナー|件名の例と文例・返信の仕方

更新日:2024年11月15日

接待とは相手先企業と交流し、親睦を深める大切な場です。仕事柄、接待をよくされる方は多いと思いますが、接待後あなたはどのようにお礼のメールを送っていますか。今回は、相手先との関係をよりよくするための接待のお礼メールの書き方について取り上げていきます。

接待の大切さ

「接待」と聞くと、料亭での高級な食事に招いたり、契約をもらうために相手のために尽くしたり、とあまりいいイメージをもっていないという方が中にはいるかもしれません。しかし、ビジネスシーンの上で「接待」とはとても重要な意味を持ちます。

接待はお互いのことをよりよく知り、信頼を深める絶好の機会

接待は、仕事だけの間柄であった相手に対し、時間を共有することで相手の心のより深い部分に入っていくことができます。そうなると、自然と信頼関係が深まりお互いにより良い仕事ができるようになります。当然、ビジネスシーンでも接待は役に立ってくるでしょう。

「相手をよい気持ちにさせる」という意味合いではなく、お互いに親交を深めることが、接待の真の目的と言えます。したがって、接待を軽んじてしまうと会社の仕事に悪影響が出る場合もありますので、接待も大切な仕事の一部と理解しましょう。

接待のお礼メールとビジネスマナー

今回取り扱う「接待のお礼メール」は、接待の後に先方との信頼関係を築くために大切な行程なのです。相手に感謝の気持ちを伝え、心のこもったお礼メールを送ることで、今後のあなたと相手先の会社の仕事がうまくいく可能性を広げます。

接待のお礼メールを出す目的

接待のお礼メールを出す目的は主に3つに分かれます。以下の項目をチェックしていきましょう。

①接待に時間を割いてもらったというお礼

まず、自分がセッティングした場合はもちろん、相手先から誘ってもらった接待の場合も、相手に時間を割いてもらったことに対するお礼をするのが第一の目的です。忙しいビジネスマンの大切な時間を頂いたのですから、社会人としてのお礼をするのはマナーとして当然のことです。

②接待中に出た話題や宿題に対するアンサー

接待の席では、会社の代表者同士が顔を合わせて話をしているので、会社の利益や経営に関わる話題も出てくることでしょう。

「今後、会社としてどういう展開を望んでいるのか?」、「例の案件は今後どう活路を見出すのか?」などと答えを求められる“課題”を与えられた場合、それに対するアンサーをメールで伝えましょう。

一方で、会社として今すぐに答えを出せない場合でも、「誠心誠意対応させて頂きます」という意思表示を伝えるだけでも、関係値を築くための接待としては意味をなすことになります。

また、具体的な展開を聞かれた場合は、会社に持ち帰って確認後、会社としてのアンサーを出すことで迅速なビジネス展開に繋げることができるでしょう。

③今後のビジネス展開を円滑に進めるため

あくまでも接待とは今後のビジネスに繋げるための大切な会社の仕事です。接待の中で、先方にごちそうになることもあるでしょう。このように、何かしらの配慮をしてもらった場合は、併せてお礼も伝えましょう。

「今後も共にビジネスを展開していきましょう」という気持ちをお礼メールで伝えることによって、相手先とのコミュニケーションを深める狙いもあります。

件名の例と文例

次のページ:会食の場合の接待お礼メール例

初回公開日:2017年07月28日

記載されている内容は2017年07月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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