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接待のお礼メールのビジネスマナー|件名の例と文例・返信の仕方

更新日:2024年11月15日

接待とは相手先企業と交流し、親睦を深める大切な場です。仕事柄、接待をよくされる方は多いと思いますが、接待後あなたはどのようにお礼のメールを送っていますか。今回は、相手先との関係をよりよくするための接待のお礼メールの書き方について取り上げていきます。

それでは、具体的に接待のお礼メールの作り方を説明していきます。今回は、現代の接待でも多い「会食」と「ゴルフ」の2つに分けて解説していきます。

会食の場合の接待お礼メール例

まず、会食後のお礼メールの例をみていきましょう。接待でよくある「会食」。ランチミーティングなど昼食での接待の場合もありますが、ほとんどが夜お酒を交えながらの会になることが多いようです。マナーを持って接待後のメールをすることによって、あなたの社会人としてのレベルは大幅にアップできますよ。

※①件名の例

件名:●月●日のお礼/株式会社○○の▲▲です。

「昨日はありがとうございました」など、何のことかわからないような件名は避け、お礼を伝えたい接待があった日付を必ず入れましょう。

また、「接待」という直接的な言葉は使わずに、「お礼」としておくのがベターです。送り主を件名に書くだけで一目で分かるようにするために、自分の会社名と名前を入れることも忘れないようにしましょう。

相手先の宛名は的確に入れる

◻︎◻︎株式会社
営業部長
△△△△様

いつも大変お世話になっております。
株式会社○○の▲▲です。

相手先の会社名や相手の名前と役職は、名刺に書いてある通りに書きましょう。「株式会社」も「(株)」などと略さずに入れることがマナーです。

また、冒頭の挨拶文は、次のように相手によって使い分けるのが望ましいです。

・「平素(いつも)大変お世話になっております」
⇨常日頃から、自分ひいては自社との付き合いのある得意先など
・「時下、ますますご盛栄(ご清栄)のこととお喜び申し上げます」
⇨最も大衆的で使いやすい挨拶です。「ご盛栄」とは、商売繁盛の意味が込められた言葉ですので、例えば相手が葬儀関係の場合は「ご清栄」と書き換えると、嫌味なく伝わります。

接待のお礼と感想

昨夜はありがとうございました。
落ち着いた雰囲気のお店で頂いたお魚料理は、大変美味しかったです。
すっかりご馳走になってしまい、大変恐縮しております。
素敵なお店をご紹介して頂いたので、プライベートでもまた利用させて頂きます。

まずは接待のお礼を述べましょう。その会食場所の雰囲気などに対して、自分の感情表現を入れると印象がよくなります。

また、「大変美味しい魚料理をご馳走になり、今でもカツオの刺身の美味が舌に残っております」などお店の料理についての感想を入れることも好印象をもたれるお礼メールになります。

接待中に出た話題について触れる

また、弊社製品やサービスに対するご意見を多く頂戴し、ありがとうございました。
大変勉強になりました。
△△様とゆっくりお話する機会を頂きましたこと、
心より感謝申し上げます。

接待中に出た会話内容があれば、メールに書きましょう。他社との差別化を図るのであれば、会食中に出たプライベートな話なども入れると、印象がよくなります。

次回はこちら側が接待の場を儲けるという気遣い

次回は、当方にてこのような機会を設けさせて頂きたいと存じます。
その際は、ぜひ足をお運び下さいましたら幸いに存じます。

今回、相手先に接待の場を設けてもらったのであれば、今度はこちらが会食の機会を設けますよという意思を伝えることもマナーです。具体的な日程等が決まっていなくてもこの一言を添えるだけで、あなたのお礼メールの印象がぐっとよくなります。

今後も良好な関係を望む意思をアピールする

弊社といたしましては、御社の事業展開に関して
精一杯のお力添えをさせて頂く所存でございます。
今後とも、ご指導ご鞭撻のほど賜りますよう
何卒よろしくお願いいたします。

会食中、話題に出た会社としてのビジネス展開のアンサーをここで記します。また、「今後も御社と一緒にやっていきたい」「この先もより信頼関係を深めながらビジネスパーソンとして歩んでいきたい」という意思を伝えます。

メールの締めの言葉とテンプレートの署名を忘れずに

まずは取り急ぎお礼申し上げたくお送りいたしました。

株式会社○○
▲▲ ▲▲
〒000-0000
東京都XX区XXX XXビルディング4F
tel:XXX-XXXX-XXXX
mail:XXX.XX@XX.co.jp

最後の締めの言葉は、「取り急ぎ、昨夜のお礼とさせて頂きます。」、「取り急ぎ、お礼を申し上げたくご連絡させて頂きました。 ありがとうございました。」、「メールでのご連絡で大変恐縮ですが、まずはお礼申し上げます。」などがあります。

これは「本来は直接お会いしてお礼を申し上げたいが、メールでのご挨拶となり申し訳ない」という意味を伝える役割があります。このようなニュアンスが伝わる一文でお礼メールを締めくくればOKです。また、会社名や自分の連絡先が入っている署名も忘れずにメールに書きましょう。

ゴルフの場合の接待のお礼メール例

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初回公開日:2017年07月28日

記載されている内容は2017年07月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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