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句読点の正しい意味・使い方とは?例文や注意点に加え英語表現も解説

更新日:2024年11月10日

句読点の正しい使い方を意識して文章を作成している方はあまりいないのではないでしょうか。本記事では、句読点の正しい意味や使い方、注意点などについて解説しています。句読点について興味があれば、是非こちらの記事を参考にしてみてください。

普段何気なく文章を書く際に使っている句読点ですが、正しい使い方を意識して使用している人は少ないのではないでしょうか。「句読点なんて意識しなくても文章は書けるでしょ」と思う人もいるかもしれません。ですが、場合によっては句読点の使い方だけで、文章の意味が違ってきてしまう場合もあります。

そして句読点を正しく使いこなせれば、質の良い文章、読みやすい文章がかけるようになります。ただ残念ながら、句読点を正しく使いこなせている人は多くありません。

この記事では、句読点に関するルールや上手な使い方について説明させて頂きます。記事を読めば、人に伝わり易い文章や、読みやすい文章を書けるようになるでしょう。

是非参考にしていただき、日頃のビジネスシーンに役立ててみてください。

句読点の意味

句読点を(くどくてん)と読む人もいるようですが、正しくは(くとうてん)と読みます。句読点とは句点「。」と読点「、」の総称で、文章を読みやすくしたり、文章を正しく理解してもらうために使用される記号を言います。

句読点は多すぎても、少なすぎても不自然な文章となります。目安としては、1文あたり句点が80文字、読点が20~30文字が適切とされていますが、これはルールではないので、あくまでも文章の読みやすさ、理解のしやすさを第一に考えて使用するようにしましょう。

読点の意味

読点「、」は文章を読みやすくしたり、文章を正しく伝えるために使用します。意識して使用している人は少ないと思いますが、読点の位置が変わるだけで文章の意味も変わってしまうことがあるので、使用する際には注意が必要です。

また多すぎても、少なすぎても読みにくい文章となります。テンポの良い文章とするために読点をうまく利用しましょう。

句点の意味

句点「。」は文が終わったしるしとして、文末につける「まる」のことです。句点を誤用することはあまりないと思いますが、()や!の記号を使う際には注意が必要です。

また読点を多用して1文が長くなってしまった場合は、句点を使用して文章を2文にできないか検討してみましょう。

読点の使い方・例文

文章の中で読点が使用された方が良いという場合が多く、一度に使いこなすのは難しいかもしれません。文章を書く時に読点の正しい使い方を意識して、徐々に習得してゆくことを目指してゆきましょう。

そうすれば、なんとなく読点を使用するのではなく、目的を持って読点を使用するこができるでしょう。

文章の主題が長い場合

例えば「このスマホがあなたの物でないのならばそれを警察に届けましょう」という文章であれば、「このスマホがあなたの物でないのならば、それを警察に届けましょう」と文章の主題の後に読点を置いた方が読みやすくなります。

この文章の主語が「私」といったように短ければ「私がそれを警察に届けます」となり、読点がなくても読みにくいことはありません。

固有名詞・並列になっている語句の切れ目に付ける場合

例えば「ここにあなたの氏名住所生年月日と電話番号を記入してください」という文章であれば、「ここにあなたの氏名、住所、生年月日と電話番号を記入してください」と固有名詞・並列になっている語句の切れ目に読点を置いた方読みやすくなります。

この読点の使い方は頻繁に出てくるので、誤用する人はほとんどいないでしょう。

条件や理由を説明する語句の後に付ける場合

例えば「もし宝くじに当たったなら世界旅行に行きたい」という文章であれば、「もし宝くじに当たったなら、世界旅行に行きたい」と条件の後に読点を置いた方が読みやすくなります。

「今日の天気が不安定そうだったので、折り畳み傘を持ってきました」という文章も理由の後に読点を置くことで読みやすくなります。

提示した言葉の後に付ける場合

例えば「私の願いそれは毎日楽しく生きることだ」という文章であれば、「私の願い、それは毎日楽しく生きることだ」と提示した言葉の後に読点を置いた方が読みやすくなります。

この読点の使い方をすると「私の願いは毎日楽しく生きることだ」という文章より、願いという点が強調される効果もあります。

修飾部分が長く続く場合

次のページ:文節の途中に主部を置いた場合

初回公開日:2017年07月24日

記載されている内容は2017年07月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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