円マーク(¥)の持つ意味とは?領収書での使い方や注意点も紹介
更新日:2024年11月09日
円マーク(¥)の本来の意味を理解していますか。
日常生活でよく見かける円マーク(¥)です。しかし、円マーク(¥)の由来や円マーク(¥)を使用するときに注意しなければならないポイントまで理解している人は少ないでしょう。
この記事では、円マーク(¥)の正しい意味や領収書での使い方、円マーク(¥)を使う際にとくに気をつけなければならない点をわかりやすく考察します。
この記事を読むことで、本来の円マーク(¥)の意味を学べて正しく使用できます。また、円マーク(¥)の標準的な書き方や筆記体での書き方も覚えることが可能です。
本記事を読んで、ぜひとも円マーク(¥)の意味を理解し、正しい使い方をマスターしてみてください。
円マーク(¥)の持つ意味
円マーク(¥)は、日本円を表すマークです。数字だけだと金額を表しているのかどうか、判断が難しいことがあるため数字の前に記述します。また、国内外問わずわかりやすく区別するためのものでもあります。
非常に便利なマークで、よく使用されています。日本円の金額と一目で理解でき間違うことが少ないからです。こちらでは、円マークの特徴をわかりやすく説明します。ぜひ、チェックしてみてください。
英語における円マーク(¥)の読み方
英語では「YEN」と記し、「イェン」と読みます。もともと昔から日本人は「イェン」と発音していたとのことです。
現在では日本人の耳には「エン」と聞こえるため、基本的に日本人は「エン」と発音することが多いです。漢字も「円(えん)」が使われています。
しかし、正しい綴りは「YEN(イェン)」のため、海外の人はそのまま「イェン」と発音しているとのことです。また、海外の人は「エン」を「イン」と聞き間違う可能性があるため「エン」と発音しないという説もあるといわれています。
円マーク(¥)の由来
「YEN」の頭文字「Y」に、2本線を入れたといわれています。アメリカの通貨ドル「$」には縦線が1本入っており、その形式に合わせて線を入れたというのが理由ともいわれています。
また、歴史は古く、明治時代に海外と貿易をする際に誰もが理解できるようにということで使われるようになったという説が有力です。そのため、円マーク(¥)は世界共通で、誰もが知っている馴染みのあるマークです。
円マーク(¥)の正しい書き方
1度は誰もが見たことがあり、重要書類や領収書などにも書いたことのあるであろう円マーク(¥)です。しかし、正しい書き方を知っている人は少ないでしょう。ここでは、円マーク(¥)の正しい書き方を解説します。筆記体での書き方や、文字化けがしないパソコンでの打ち込み方も詳しくまとめているため、ぜひとも役立ててください。
標準的な書き方
一般的な書き方は、まず先に「V」を書きます。次に、「V」の下の重なっている箇所から縦に直線を書きます。「Y」を書いたら、横線を2本書き加えましょう。そうすることで、「¥」になります。誰でもきれいに書けるため1度試してみてください。
筆記体での書き方
円マーク(¥)は筆記体で書くことで見栄えが良くなり、シックに見えます。非常におしゃれで、かっこいい書き方でしょう。筆記体での書き方は簡単です。
「Y」を筆記体で書いたら2本線を書き加えるだけです。コツとしては、一筆書きで書くことです。「Y」を筆記体で書いたら、そのまま繋げて2本線を書きましょう。
パソコンで打ち出す場合
パソコンでの打ち方で簡単な方法はキーボードの右上の、バックスペースキーの左隣にある「¥」のキーを使うことです。
また、キーボードの右下のシフトキー左隣のバックスラッシュキーでも円マーク(¥)に変換可能です。ただし、Microsoft IMEである必要があります。また、半角で打ち込めない場合は、先に全角で打ち込んだあとに半角に変換する方法もあります。
円マーク(¥)が領収書で用いられる理由
円マーク(¥)が領収書で用いられる理由は、不正行為を防ぐためです。円マーク(¥)が記述されていないと、第三者が数字を自由に足すことができ、金額を偽ることが可能です。
金額を自由に書き足せると、横領などが行われ損害を被る恐れが増えるでしょう。そのため、円マーク(¥)を金額の前に記述することで、新たに数字を書き込むのを防ぎます。
このことから、円マーク(¥)は領収書でよく使用されます。また、領収書だけではなく重要書類などに金額を書き込む際も、円マーク(¥)はよく記述されます。よって、正しい書き方を覚えておいて損はないでしょう。
初回公開日:2017年08月08日
記載されている内容は2017年08月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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