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仮病で休む時に理由|連絡を入れる際の注意点

更新日:2024年10月15日

朝起きたら、会社に行きたくないモードになっていた。思いきって今日は休んでしまおう!そう決めたものの、仮病が会社にバレるのが心配、適当な理由が思いつかない。そんな経験をされたこと、ありませんか?今回はスムーズに仮病を使うためのコツをご紹介します。

仮病で仕事を休む際の理由例とNG理由例

仮病で会社や学校を休みたいと思うことは、誰でもあると思います。単に気分が乗らなかったり、プライベートな予定が入ってしまったり。体調不良、家庭の事情、仮病に使う理由は様々ありますが、怪しまれずに仮病を使うにはどうすればよいのかを考えていきましょう。

仮病の理由①風邪

最もよく使われる理由が「風邪」です。余程の事情がない限り、大抵の場合は休ませてもらえます。ただし、1~2日程度で回復する風邪を想定してください。症状の重い風邪にしてしまうと、後で辻褄を合わせるのが大変です。

高熱が出たことにしてしまうと、翌日以降も出勤を止められてしまう可能性があります。咳が出るから、という理由も危険です。咳の症状は1日程度では治まらないものなので、出社した際に咳をする演技が必要になってしまいます。咳をするふりはわざとらしくなりがちなので、仮病だとバレる原因になりかねません。

インフルエンザも理由にするのをやめましょう。インフルエンザは出勤停止になりますので後日、医師の診断書の提出を求められることがあります。

◆風邪を仮病の理由にする場合
①38℃を超えない範囲で熱が出たことにする。
②咳とインフルエンザを理由にしない。

風邪を理由にする場合は、発熱くらいにとどめておきましょう。

仮病の理由②下痢

下痢は症状によっては重病扱いされることがあるので、仮病の理由にする際は慎重にならなければいけません。一般的な下痢は軽い食あたりや冷えが原因になることが多いため、会社を休む理由としては少々弱いところがあります。

「下痢なので休みます。」と言うと飲みすぎや食べ過ぎを連想されがちなので、単に自己管理がなってないと思われかねません。また時間が経てば回復することも多いので、丸一日会社を休む理由としては使い勝手が悪いです。

だからといって、重い下痢だということにしてしまうと話がややこしくなります。症状の重い下痢は食中毒を疑われてしまい、当面の出勤停止や診断書の提出を求められる可能性があります。

◆下痢を仮病の理由にする場合
①1日で回復する程度の下痢にする。
②食中毒を疑われるような重い下痢にはしない。

そもそも仮病の理由とするには、難しいところがあります。どうしても使いたい場合は、多少白い目で見られることを覚悟の上、あまり深刻でない下痢くらいにしておきましょう。

仮病の理由③胃腸炎

胃腸炎も仮病の理由とするには難易度が高めです。胃腸炎にはウィルス性、細菌性、寄生虫性などがあり、中でもよく知られているものがウィルス性胃腸炎のノロウィルスです。ノロウィルスは時々ニュースにも取り上げられているので、つい理由として使いたくなるかも知れませんが、絶対にやめておきましょう。

ノロウィルスによる胃腸炎は、人によって命に関わることがあります。非常に感染力が強く、100個以下という少量のウィルスでも感染してしまうので、集団感染を引き起こす可能性が高いのです。そのため、ノロウィルスを理由にしてしまうと、ほぼ確実に出勤停止となります。

ほとんどの場合、1~2日程度で回復に向かいますが、ノロウィルスも診断書の提出が必要になる場合があるので、仮病の理由に選んでしまうと後が面倒です。

胃腸炎には他にストレス性のものがあります。ストレス性胃腸炎は、検査をしても異常が見つかりません。もし、胃腸炎を理由に仮病を使うのであれば、せめてストレス性胃腸炎ということにしておきましょう。

ストレスは人に対して説明が難しく、会社への伝え方が迷うところです。でも裏を返せば、検査をしてもよくわからないというのは、都合のよい理由を肉づけできることでもあります。検査をしても原因や異常が見つからない症状というのは、世の中にわりと多いものです。

◆胃腸炎を仮病の理由にする場合
①診断書を求められる可能性があるので、ノロウィルスを理由にしない。
②病院でも異常が見つかりづらいストレス性胃腸炎にする。

胃腸炎は重篤な症状を訴えすぎると、仮病がバレてしまうリスクが高いです。一方、ストレスを理由にすると、もっともらしい脚色をする必要が出てきます。いずれにしても胃腸炎を使いこなすには、それなりのテクニックが必要です。

仮病の理由④腰痛

腰痛は慢性的に抱えている人が多い症状です。だからこそ、仮病の理由とするには心もとないところがあります。よく知られた症状ゆえに「そのくらいで休むなんて。」と思われがちなのです。

会社に行けない程の腰痛にするなら、ぎっくり腰かヘルニアになります。ですが、どちらも診断書提出の危険性があるので、うかつに手を出しづらいです。

ぎっくり腰もヘルニアも1日休んだくらいでは回復できない症状です。連続して仮病を使いたい場合は最適でしょう。会社を休む理由としては強力ですが、診断書の問題がありますので、できるなら回避したほうが安全です。

◆腰痛を仮病の理由にする場合
①ぎっくり腰とヘルニアは診断書のリスクはあるが、連休取得の可能性あり。
②普通の腰痛は診断書のリスクが少ない分、周囲からひんしゅくを買う可能性がある。

腰痛は出社した時に腰が痛いふりをしなければならないので、演技に自信がないのなら仮病の理由にしないほうがよさそうです。

仮病の理由⑤子ども

実際、子どもが体調を崩すことはよくありますし、子供を理由とした遅刻や欠勤に理解のある職場もあります。お子さんがいる家庭であれば、子どもの体調不良を理由に仮病を使うことができますが、あまり頻繁に使ってしまうとだんだんと周囲の理解を得られにくくなるので、注意しなければなりません。

「仮病の理由①風邪」と同様に重い症状は避けましょう。回復にある程度の期間を要するので、怪我もやめておいたほうが無難です。出社した時に、あれこれ聞かれて困るのは自分です。言い訳を付け足さなければいけないような事態を招いてはいけません。

◆子どもを仮病の理由にする場合
①1~2日程度で回復する風邪や発熱にする。
②乱用しない。使用回数はほどほどに。

職場には様々な人がいます。その中で子どもに対する理解があるのは、やはり子どもを持っている人です。子どものいない人には、子どもを育てる大変さが実感としてありません。人は皆、違う環境で生活をしているので致し方のないことです。

子どもを理由に休む場合、人によっては理解を得られないことがあるのを頭の中に片隅に置いておきましょう。子どもがいるんだから仕方ないでしょう、という反論は仮病であろうとなかろうとしないほうが賢明です。

仮病の理由⑥家族

家族の体調不良も仮病の理由として使われる頻度が高いです。緊急性が高いため「親の具合が悪くなった。」等と言えば、ほとんどの会社が休ませてくれるからです。

「仮病の理由⑤子ども」でも述べましたが、重い病気や怪我を理由にするのはやめましょう。職場に復帰した時に説明をするのが大変です。まとまった日数を休みたいのでなければ、命に関わらない症状にしておきましょう。

◆家族を仮病の理由にする場合
①説明がしやすい1~2日程度で回復する病状にしておく。
②「仮病の理由⑤子ども」と同じく、何度も使用しない。

仮病の理由としてよく使われるということは、それだけありふれていて疑われる可能性が高くなるということです。

仮病の理由⑦葬式

葬式も非常に緊急性が高いので、ほぼ間違いなく休むことができます。仮病の理由としては最強ランクに位置しますが、扱いには注意をしなければなりません。誰が亡くなったことにするかがポイントです。ここを間違うと取り返しのつかないことになります。

嘘がバレる危険度が低いのは「友人」や「親戚」です。何故なら人数の制限がなく、範囲が広いからです。どこの誰が亡くなったのか、追及されにくいです。

その意味で祖父母はあまり使い勝手がよくありません。両親や兄弟は論外です。自分に近すぎる人を対象とするのは絶対にやめましょう。

◆葬式を仮病の理由にする場合
①友人もしくは親族の葬式にする。肉親は対象外。
②欠勤の理由として強力だが、不自然になるので何度も使用してはいけない。

母親が亡くなったと会社に嘘の連絡をしたところ、上司がお悔やみに自宅を訪れ、当の母親が対応に出てしまったという実例があります。余程の事情がない限り、リスクが高い葬式を仮病の理由にするのはやめましょう。

連絡を入れる際の注意点

当日の朝、上司が出社する頃合いを見計らって、なるべく早め連絡を入れることが鉄則です。どんなにぬかりのない理由を考えていたとしても、連絡が遅くなってはただ印象が悪くなるだけです。会社のルールに従い、電話またはメールにて速やかに欠勤することを伝えましょう。

診断書は必要か?

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初回公開日:2017年08月29日

記載されている内容は2017年08月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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