始末書の封筒の書き方と入れ方・サイズ・色|郵便番号/必要
更新日:2024年09月15日
始末書の封筒の書き方
「始末書ってどうやって送るの」と言う方が非常に多いことでしょう。とくに新卒生の方やこれから就職しようとされる方にとっては、重要書類そのものの扱い方が「わからない」という方も多いでしょう。
今回はこの重要書類の1つ、始末書の取り扱い方や、それを封筒に入れて提出するまでの運びについてご紹介します。始末書とひと口に言っても多種多様な書き方や提出の仕方がありますので、ぜひこれを機会にその取り扱い方を覚えておいて下さい。
始末書を封入する封筒の書き方やその体裁というものは、いえばその重要書類・始末書の看板ともなり、提出される相手としてはその封筒に書かれた文字や体裁が、提出された始末書―ひいてはあなた自身への印象に結びつきます。
始末書を入れた封筒の郵便番号の書き方
始末書というのは提出者が仕事上でしてしまったミスについて、その反省とお詫びの内容、またそれへの改善案などを書くもので、その重要書類を入れる封筒にもそれなりの書き方というものがあります。
まず郵便番号についてですが、これは郵便番号のないものを使用して下さい。一般的な郵送用の封筒には必ず右上に郵便番号欄がついていますが、これは飽くまで郵便用・郵送用のものですので、重要書類を提出する際の封筒には適していません。
これは辞職表などを提出するときでも同じですが、かならず無地の白色の封筒を用意するようにして下さい。どうしても白色封筒が入手できない場合でもせめて郵便番号欄が記載されていないものを使用して下さい。サイズはA4かB5サイズがよいです。
始末書を入れた封筒の表書きを書くときの注意点
まず始末書を入れた封筒の表書き(本来、郵便番号欄が記載されてある表面です)には、その中央部に「始末書・反省文」と黒色のボールペンで明記します。この場合、ときどき面倒くささが祟ってか、始末書を入れたまま封筒に表書きをする人もいますが、やめましょう。
必ず始末書を封筒に入れる前に封筒に表書きをして下さい。でないと、封筒に始末書を入れたままで表書きをすることで字がゆがんだり、中の始末書の紙面に汚いスレができてしまったりします。
何度も言いますが始末書は「反省文」を記した重要書類です。その始末書や始末書を入れる封筒の取り扱いの全てに提出者の意識や認識のあり方が出るものですので、上司をはじめその始末書を渡される担当者にもその提出者への印象がそのまま伝わります。
始末書を入れた封筒は縦書きか横書きか
これは一般的な予備知識となりますが、たいていの会社で始末書を書く・提出するとき、その始末書を入れる封筒の書式は決まっていません。始末書を書かなければならなくなった場合、随時に上司か担当者へ直接そのことを尋ねてみるのがよいでしょう。
その際に「縦書きでお願いします」と言われたら縦書きで、「横書きで」と言われれば横書きで書いてけっこうです。ですが「とくに決まっていませんのでご自分の判断に任せます」と任意の形であったなら、必ず和式の書き方―縦書きで書いて下さい。
これも一般的な認識となりますが、反省文や辞表を提出するとき、基本的にその文面は手書きです。またそうした文書を提出する際には書式を統一する必要があります。ですのでその始末書を入れた封筒を書くときも「手書きで縦書き」となります。
始末書を封筒に入れるときの折り方の例(その1)
始末書を提出するときの流れとしては、始末書を書く、その始末書に書いた内容の見直し(表現の校正や誤字脱字の有無へのチェック)、その始末書を封筒に入れる、という3つの項目が主です。
そしてその始末書は当然、封筒に折りたたんで入れることになります。そのときの始末書の折り方ですが、原則として3つ折りになります。この3つ折りにしても1度覚えてしまえば簡単ですので、あまり身構える必要はありません。
まず、便せん用紙の下方3分の1の幅を見定め、その位置に軽く折り目がつく形でバランスよく折ります。次に残った紙面の上方3分の1を、先に折った下方3分の1に重ねる形でまた軽く折ります。そして双方の折った部分を重ねることで3つ折りになります。
始末書を封筒に入れるときの折り方の例(その2)
始末書を封筒に入れるときは原則として3つ折りですが、4つ折りで提出する場合もあります。この4つ折りの仕方で提出する場合も普通にありますので、「4つ折りで提出して下さい」と言われたときにすっと出せるよう、あらかじめ覚えておきましょう。
4つ折りの場合は、始末書紙面をまず2つに軽く折りたたみます。そしてもう1度折った部分を広げてその上半分をまた2つに折ります。そして下半分も同じく2つ折りにし、上方と下方はそのままの折り目で、真ん中の折り目は逆折りにして4つ折りになります。
始末書を入れる封筒はのりづけするのかどうか
始末書は反省文であり重要書類の1つで、提出後はその担当者や上司がすみやかに開封し、その内容を確認できるようにしておくことが原則です。ですので始末書を入れた封筒にのりづけは厳禁です。
原則として、このような重要書類は遠隔操作による郵送手段は厳禁で、手渡しになります。ですので書類を封入する際にはその封をしない場合も普通に見られます。自分が書いた書類がどういうものかということを、きちんと認識しておくとよいでしょう。
始末書の封筒のサイズ・大きさ
初回公開日:2017年12月23日
記載されている内容は2017年12月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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