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宛名の「行」の消し方・「御中」への訂正方法|封筒/手紙

更新日:2024年02月13日

宛名の「行」の消し方を知っていますか。メールやSNSが主流になりつつある現代において「行」の消し方を知らない社会人が多くなってきました。相手に失礼がないよう宛名の「行」の消し方や「御中」や「様」の訂正の仕方をご紹介します。

就活などで企業に手紙を出す機会が必ずあります。宛名を書く場合は「御中」や「様」に書き直す必要がありますが、直していますか。また、宛名に「行」と書かれている場合も、「行」を消す必要があります。

エントリーシート

就活中は、エントリーシートや履歴書を企業に送ることが多いでしょう。エントリーシートや履歴書を送る際は、宛名の「行」を消すことを忘れないようにしましょう。その場合の消し方ですが、縦書きであれば「縦の二重線」で、横書きであれば「横の二重線」で「行」を消しましょう。

「行」を消すことは社会人としての大切なマナーになります。社会人として働き始めたときになずかしくないようにビジネスマナーを知っておく必要があります。

【返信用封筒】宛名の「行」の消し方

送られてきた書類を同封されている返信用封筒で送り返すということはよくあります。当然のように「行」が宛名に罹れているので消して、訂正する必要があります。訂正する際二重線を引きますが、この二重線斜めに書くのかまっすぐ書くのか迷います。

縦書きの宛名の場合は「縦の二重線」、横書きの宛名の場合は「横の二重線」で「行」を消すのが一般的です。返信封筒の場合は、定規を使って線を引く必要はありませんが、見た目がきれいになるように、二重線が平行になるように書きましょう。

斜線は使わない?

宛名の「行」を斜めに二重線を引くこともあります。「行」が横と縦の棒からできている漢字なので、訂正しているのがはっきりとわかるようにという考えから斜線を使うことがあります。一般的には、縦書きなら「縦」に、横書きなら「横」に二重線を引きますが、会社でどちらを使うのか決まっている場合もあるので一度確認しましょう。ビジネスマナーでは、特に決まりはありません。

宛名の「行」の正しい位置

相手に書類とともに返信用封筒を同封する機会があるでしょう。返信用封筒に宛先を書くのはもちろんですが、そのとき「行」の書く位置に迷う方もいるのではないでしょうか。「行」は消して、「様」や「御中」に訂正することが前提にあるので、それを踏まえて書く位置を考える必要があります。

縦書きの場合は、名前や会社名より「左」にずらして書きます。横書きの場合は「下」にずらして書きます。どちらの場合も宛先の字より「小さめ」に書くことがポイントです。小さめかつずらして書くことで、訂正する際に「様」や「御中」が書きやすくなります。ちょっとした気遣いで、相手に対する印象が良くなります。

最近は「行」を書かないことも

相手にとって、「行」を「様」や「御中」に書き直すというのは意外に手間になることがあります。そこで、あらかじめその手間を省くために「行」を書かない場合が最近あります。会社で「行」を書くように指示されている場合は従いましょう。特に支持されていない場合は、上司や先輩に相談したほうが良いです。自己判断は禁物です。

また手間という考え方では、「御中」や「様」をあらかじめ書いておくことがあります。まだ浸透はしていない考え方なので、会社名を付けて出す場合は上司や先輩の判断を仰いだ方が良いでしょう。

「行」と「宛」の違い

ビジネスの場面で、宛名に「行」や「宛」と書いてあるものを見る機会が多いでしょう。ほとんどが「行」と書いてあるので、ご紹介した消し方をしてください。「宛」と書いてある場合は、二重線を引き、「御中」や「様」に書き直して返信するようにしましょう。

はっきりとした使い分けはない

返信用封筒にはどちらが正しいのか。それははっきりとした使い分けはありません。しかしビジネスマナーでは「宛」は宛名に使うにふさわしくないという考え方もあります。どちらか迷ったときは「行」を使った方が良いでしょう。

宛は「○○宛に送って」というように、会話の中で使われることが多いです。仮に返信用封筒に「宛」が使われていても間違えではないので、「宛」を消してから「様」や「御中」に書き直しましょう。

「行」の消し方をマスターして恥ずかしくないように!

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初回公開日:2018年03月10日

記載されている内容は2018年03月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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