続いては、角印、丸印の押し方についてです。丸印と角印では、書類によって押すものが違ったり押す場所によっても違ったりしています。それでは、この2種類ではどう違っているのか見て行きましょう。
角印の押し方
角印は丸印に比べて重要度は落ちますが、会社の証明になる点では変わりません。ですから、こちらもきれいに押す必要があります。もちろん文字がかすれてしまったり、文字が曲がっていたりすると、見た目も悪いうえ、取引に出す書類の場合は上手く契約することもできないので気を付けてください。そう言ったミスを防ぐために、前もってまっすぐ捺印できるように練習しておくのもいいでしょう。
捺印する位置は、書類によって異なりますが、請求書に押す場合は、請求書に記載されている自社の社名や住所が描かれた位置の右側に来るように捺印するのが基本です。会社によっては捺印する位置も変わっている場合もあります。過去の書類が確認できるなら、前もって正しい位置を確認しておいたほうがよいでしょう。
丸印の押し方
丸印は企業にとっての実印ともいえる非常に重要な印鑑となっています。取引も重要なものも多く、契約を結んだと証明するために正しく捺印する必要があります。丸印を押す際、斜めになったり、かすれたりといった雑な捺印だと、見栄えがあまりよくありません。そもそも印字がはっきりしていないと、契約書を結んだとしても認められない可能性が出てきます。印鑑を押す際は、きれいになるように朱肉をつけすぎないよう気を付けてください。
また、適度な力を入れることによってうまく押すことができます。印鑑を捺印する位置は、代表者の名前の最後の一文字が、印影の中心に来るように押すと、バランスが良くなり見栄えもよくなります。
丸印と角印の効力
丸印と角印を比べた時、効力に差はあまりありません。とても重要な契約内容にサインをする場合には、その効力を最大限に発揮させるために丸印と角印の両方を捺印することもあります。
丸印に比べて、角印は法人が使用する認印といえます。角印は、個人の認印に規定がなく、個人の認印と違いがあるとすれば印面に社名が彫られていることです。主に使われている角印の印面デザインは、「〇〇株式会社之印」などの記載がされています。この角印は、契約書に押しただけでも契約は有効になるため社内での保管・管理はとても重要になってきます。もしこの書類がなくなってしまえば会社にとって大きな損害となってしまいます。管理する際は、特定の管理者を決めて、ある役職者以外は押印できないようにするといった保管のルールを決めておくのが適切でしょう。
まとめ
この記事を見て、丸印と角印の違いがはっきりしたでしょう。使用する書類や場合によってどちらを押印すればよいか、覚えておけばビジネスシーンで必ず役に立ちます。また、押印する場所は企業や書類によって変わってきます。合わせて覚えましょう。
皆さんも会社などで印鑑を使うときには気をつけて捺印してみてください。