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内容が面白い自己紹介をする方法|プレゼンにおける自己紹介なども

更新日:2024年06月15日

自己紹介がなぜ大事かといえば第一印象で好感を持たれると、その後の人間関係も円滑に進むからです。滑ることを恐れて無難な自己紹介で済ませるよりも「この人面白そう」と思われる内容を入れることに挑戦したいところです。内容が面白い自己紹介について紹介します。

内容と同じくらい大切な声と話し方

次に声と話し方です。自己紹介の内容が大切なことは当然として、実は多くの調査結果で一致しているのが、スピーチやプレゼンの際、聞く側の人々はその人の声と話し方に惹き込まれている、ということです。小さな声でボソボソとよく聞こえない声ではどんなに内容が素晴らしくてもマイナスです。

声の大きさは会場や人数にもよります。10人~20人くらいの人数であれば会話的な口調のほうが親しみを覚えます。50人から100人くらいの人数でも会場によってはマイクがない場合があります。そういう時は一番後ろの人に届く声で話すのがコツです。がなるような大き過ぎる声も良くないし、そこは臨機応変に柔軟に適応したいところです。

明るく、ハキハキと、歯切れよく

もともと「いい声」の人は強い武器になりますが声は変えられません。でも話し方でカバーできます。プレゼンの時はいつもよりも明るいトーンで話すように意識することが大事です。そして自然な笑顔で話すように心がけたいところです。緊張し過ぎて引きつった笑顔だと、聞いているほうも内容が耳に入ってきません。笑い過ぎの作り笑顔ではなく、自然なスマイルが出せるように鏡を見て練習し、無理なく笑顔で話せるようにしたいです。

そして明るく、ハキハキと、歯切れよく話すことです。スピーチが上手い人の共通点は歯切れがいいことです。語尾もハッキリしていると、聞いていて気持ちがいいのです。魅力的な声と話し方で興味を惹くのです。

自己紹介はファーストコンタクト

プレゼンテーションにおける自己紹介で悪い例は、「こんにちは、山田です。では資料の1ページ目を開いてください」といきなり始まってしまうことです。これだと何だか偉そうに聞こえます。有名なプロの講師に教えを請うわけではなく、聞いている人は、たいがい自分よりも立場が上の人ですから、最初の自己紹介でいかに心を掴むかです。

自己紹介はファーストコンタクトで、本当に重要です。皆あなたのことを知らないのですから、知らない人の話を真剣に聞きたいとは思わないものです。有名人なら登場するだけで大歓声と大拍手が湧き、始めから話しやすい空気になります。でも私たちは無名なので内容が面白い自己紹介で興味を惹くしかないのです。

興味を惹く自己紹介のコツと実例

では、プレゼンの始めにどんな自己紹介をすればいいのでしょうか。「こんにちは、山田太郎です」とフルネームで語り、そのあとに何を話すか、いろいろと例を挙げます。

まずは名前をいじるやり方です。あなたが珍しい苗字か名前で、今までに困ったことがあるエピソードがあれば、簡潔に紹介できます。これは笑いを取れたら嬉しいし、「ほう」と皆が微笑む程度でも十分プラスです。

ほかにも、出身地や方言、大学のサークルでの面白いエピソードがあれば紹介したいところです。作り話ではなく、実際にあった話で、過去にも人に話した内容というのは、結構スラスラと話せるものです。趣味に関するものでもいいし家族でもいいのです。

人柄が出る内容の自己紹介

あなたの人柄がわかる内容が理想的です。例えば「実は私はスー女です。皆さん、スー女ってわかりますか。大相撲ファンの女子のことです。好きな力士は遠藤関で、遠藤関にお姫様抱っこされるイベントに応募したんですけど残念ながら落選してしまいました」と、これはあくまで例ですが、もしも相撲ファンがいたら一気に興味を持つと思います。

「私は馬が大好きです。馬券は1円も買わずに馬の走る姿にロマンを求め、レースをスポーツとして観戦しています。好きな馬はメジロマックイーン、ミホノブルボン、ディープインパクト・・・キリがないのでやめておきます」と、こんな自己紹介はまずほかの人はやらないだろう、という内容は個性を主張できます。



共感される隠し技は失敗談

プレゼンテーションの最初に内容が面白い自己紹介が見事に決まり、「面白い人」と思ってもらえれば、これから話す内容も面白いのではないかと期待を持って聞いてもらえるでしょう。共感される隠し技としては失敗談です。成功談だと一歩間違えると自慢話に聞こえてマイナスです。悲壮感漂う失敗談は避け、笑える失敗談があれば盛り込むことをします。

自分の失敗談を明るく面白く話すのは人間的な余裕を感じます。「凄い人と思われたい」という気持ちがあると失敗します。そういう心は聞いている人にも伝わるものです。まじめな人と思われてもビジネスの世界ではあまりプラスになりません。「面白い人」と思われることが成功のポイントです。

おもしろい自己紹介を内容にいれるコツ

今まで内容が面白い自己紹介について語ってきましたが、さらに実戦的な話に移ります。

基本形は、名前をフルネームで語り、1分以内の自己PRを心がけるために面白いエピソードを一つに絞り、締めの言葉でフィニッシュです。これを原稿に書いて何度も内容を推敲し、完成したら30回50回と何回もシュミレーションするのです。俳優が脚本を読んでセリフを暗記するように、内容を暗記してしまうのです。

大勢の前で全くメモや原稿を見ないで話すというのは、実は凄いことなのです。多くの人が人前で話すことは苦手だと思っているので、原稿を見ないで話すこと自体、聞いている人は感心しているものです。自己紹介は、自信満々に語ることがコツです。

好きな言葉やマイブーム

最初の名前と締めの言葉は何とかできそうですが、問題は途中の面白いエピソードです。ここが個性の分かれ道で、失敗を恐れて無難に済ませてしまうと内容が面白い自己紹介にはなりません。そこでプロの講師が実践する面白いエピソードのヒントとなるものを紹介しましょう。

意外に簡単なのは「好きな言葉」です。難しい格言だと、頭がいいことをアピールしているのかと誤解を招くので、面白い言葉を探して紹介したいところです。あとはマイブームです。もしも同じ趣味の人がいたら共感を得られるし、なぜそれが好きなのか、その理由を面白エピソードとして語ります。好きな言葉も同じで、ただ好きな言葉を紹介するだけではなくエピソードを交えるのです。

同世代の有名人を語る方法

有名な漫才師が内容が面白い自己紹介を披露していました。それは自分の年齢を言ったあと、同じ世代の芸能人を列挙したのです。これは聞く人にしてみれば、「ああ、なるほどあの世代か」とわかりやすく親しみやすいものです。

その漫才師は3人くらい芸能人の名前を言ったあと、途中から知らない固有名詞がどんどん出てきて、「しまった、同級生の名前を挙げてもわかりませんよね」という落ちでしたが、これは少し高度過ぎてリスクが高く、滑る可能性もありますので、最初の同世代の有名人だけにとどめても十分個性的な内容の自己紹介になります。本番でスラスラ言えるように原稿に書き、客観的推敲を重ね、受ける名前を選びたいものです。

主体性を持って吟味する癖をつける

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初回公開日:2017年07月26日

記載されている内容は2017年07月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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