【職種別】改善提案ネタの紹介|事務/営業/経理/製造業/工場
更新日:2024年08月21日
安全
オフィス全般
オフィスでは、ハウスマナーや事故防止、機密保持などの細かい規則が設けられています。改善提案のネタは下記に加えて探さなくてはなりません。
例えば、通行方法の手順や通路に物を置かないなどは、少ない人数のビルではあまり関係ないでしょうが、朝、人員整理が必要なくらいの大きなビルでは、どうしても必要となってきます。
作業の安全のためには、姿勢や、机や事務機の端に腰掛けるなどやってはいけないことが多々あります。それをネタとするといいですしょう。また、当然と言えば当然ですが、こぼれた液体を拭く、ガラスやカッターに気を付けるなども大事ですし、ごみの分別もうるさく言われます。
例えば、意外に紙は指を切り易いです。そのため、重要な書類を汚損することがあります。
これらのようなハウスルールはオフィスで、精通した指導員がいるのが普通です。
また、機密保持のために、携帯の持ち込み厳禁、内部の情報をエレベーターでは言わないなども義務付けられます。最初は、窮屈でしょうが、これも大勢の人が働くために、必然的に出来たルールです。慣れることが必要です。
コンピューター関連
コンピュータ関連の安全対策は、コンピュータなどを目を酷使し、座りっぱなしの仕事をしている人に必要です。
その他、昼休みなどの休み時間でも、私用に閲覧してよいWebページなどの監視(ソフトウェア開発などは仕事上参照してしまう事もあるでしょう)、ウィルスチェックソフトの導入、機密ファイルの一元管理などが徹底されています。
オフィスに設置するコンピュータ関連の安全対策
お使いのコンピュータの正しい設置について、ここにいくつか提案を行います。
出典: http://www2b.biglobe.ne.jp/~kanemori/zakki-office_safe.htm |
大腿部が床と平行になるように、また足の裏が床あるいは足載せ台にぴったり付くように腰掛ける。
ひじが直角になるように、また前腕が床とほぼ平行になるように、机とイスを調節する。
キーボードと同じ高さのリスト・レストを使うことによって、手首をまっすぐの位置に保つ。
マウス(あるいは他のポインティング・デバイス)は、キーボードと同じ高さの平面でかつキーボードに近い位置に置く。
モニターは真正面に置き、だいたい前腕の長さだけ離し、画面の一番上が目の高さより少し下になるようにする。本を読むときと同じように、モニターは斜め後ろに傾ける。
書類を目の高さに置き、また画面と近づけるために原稿台を使う。
反射を防ぐには照明とモニターを調節するか、あるいは反射防止フィルタを使う。
反復的な動作の伴う作業あるいは不自然な姿勢を伴う作業を行なうときは、ストレッチのために定期的に休憩をとるか、あるいは他の作業と交替する。
環境改善など
オフィスに設置するファイルキャビネットは、落ちるという前提で、設置しなければなりません。ペーパーレス化が叫ばれている今でも、紙ベースの資料はまだまだ必要です。書類の置き方一つで重心が変わってきます。
地震等の災害でなくても、ファイルキャビネットは傾いたり落ちたりしますので、しっかり固定しておくことが必要です。
オフィスに設置するファイル・キャビネット関連の安全対策
ファイル・キャビネットは事故の主要な原因であり、注意して使用しなければなりません。
警告を無視すると、ファイル・キャビネットによって、挟まれたり、切り傷を負ったり、押しつぶされたり、つまずいたりすることがある。背が高く重いファイル・キャビネットには常に注意を払う。引き出しが開いていたら、倒れることがある。重いファイル・キャビネットは、倒れるのを防ぐため、しっかり固定すべきである。
出典: http://www2b.biglobe.ne.jp/~kanemori/zakki-office_safe.htm |
ファイル用引き出しを開けたり、閉めたりする際には用心する。1つのファイル用引き出しだけを開ける。そして取っ手を使って閉めることで指が挟まれないようにする。ひざやひじを使って、つまり手以外の部分を使って引き出しを閉めてはいけない。すぐにまた開くことになっていたとしても、使ったら引き出しをすぐに閉める。
開いているファイル用引き出しの上に乗ってはいけない。
滑り止めの付いた小型のステップ・スツール(上部のファイル・キャビネットを利用するために使う)を廊下から離れた場所にきちんとしまっておく。
紙による切り傷を避けるために指サックを付ける。
品質向上のための改善提案ネタの紹介
品質向上のための業務改善のネタの例を紹介します。あるIT企業は、マーケティングのコンサルタントに依頼して高額な営業戦略の費用を払っていました。また、広告費も大きな負担になっていました。
そこで、改善提案のネタとして、Facebook広告、Instagram広告を利用することを提案しました。また、自社のユーザー専用のフォーラムのHPを立ち上げ、会員になると最新の製品に関するニュースを参照できるようにして、そこで気に入ったニュースをFacebookでシェアすれば、ポイントが貯まるようにしました。
つまり、FacebookやInstagramで自社の製品やイベントを紹介することで、SNSがリーチ(参照率)やターゲット層や地域が絞り込め、IT企業のフォーラム会員でかつFacebookユーザーが興味あるニュースや情報をシェアすることにより、その友達が参照する確率が多くなります。
これで、マーケットの年齢層や住んでいる地域が絞られ、新聞1面(1千万と言われています)やテレビのCMに掛かる宣伝費が大幅に削減できるという改善提案ができます。
また、フォーラム会員やFacebookユーザーがそのIT企業の最新のテクノロジーを知ることができ、そのフィードバックで更にユーザーのニーズに沿った製品の開発に役立ちますし、株価にも反映します。つまり、USP=独自の強みを持った「製品」、「ソリューション」の確立にも役立ちます。
USPを持つことにより営業は商品を売り込みやすくなりますし、リーチから得られたターゲット層を重点的に営業するか、もっと幅広い年齢層まで広げるか戦略を立てることができます。
営業の要らない商品(化粧品・バッグ等)は、Instagram広告から誘導してECサイトで買ってもらうという方法もいいでしょう。
改善提案のネタはあなたの身近に
今までの記事を振り返ってみると、事務・営業など、可視化できないと思われそうな業種でもITソリューションのパッケージソフトを導入することで、業務効率が大幅に改善されることが分かりました。
製造業も生産や品質改善はやってきましたが、数品種の生産、在庫管理・発注立案など、今まで人の経験値でやっていたことがITにそれを入力することで、過去データから推論し、新立案までやるようになりました。
昔はSEは技術に負う事が多く、プログラムの生産性や品質だけにフォーカスが当たっていましたが、昨今は要求仕様分析までできるようになってきていますし、フレームワークで、アプリケーション(UI),データベース、処理も一気にできるようになりました。
自分の仕事がITソリューションに取って代わられると考えるより、ITソリューションに任せられるときは任せて、自分はもっとクリエイティブな仕事に専念できると考えた方がいいでしょう。また、情報の共有化により、後輩の育成にも手間が省けるという考えに切り替えましょう。
そして、米国のように、プライベートのON/OFFで、自分のための時間が作れるようになり、過労死などの不幸な事故を防ぐことができるようになります。
このように、改善提案はあなたの身の回りにあります。いつもアンテナを張ることで、あなたの周りをより良くできるでしょう。
今の仕事を続けていいのか不安に感じる
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初回公開日:2017年11月08日
記載されている内容は2017年11月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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