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ダブルスタンダードのわかりやすい例|スポーツ/政治

更新日:2020年08月28日

ダブルスタンダードとは?例外との違いは?最近耳にすることの増えてきたダブルスタンダードという言葉。どういった意味があるのか正しく理解していますか?またダブルスタンダードが横行するとどんな弊害があるのか、さまざまな例をあげて解説します。

ダブルスタンダードを分かりやすく説明した例

ここ最近耳にすることの多い言葉となったダブルスタンダード。どういった意味なのでしょうか。いろいろな例でダブルスタンダードについてご説明します。

二重規範

二重規範とは類似の状況に対してそれぞれ異なる指針を適用することで不公平な状況になることです。例えばある規則に関して、本来全員が適用を受けるべきであるところ特定のグループには適用しない場合です。このとき適用を受けないグループだけが規則を適用されないことで利益を受けることになれば二重規範と言えます。

公平さや平等という価値観に対する概念であり、二重規範がまかり通るようになれば全体のモラルも低下してしまうという弊害を生み出すことになります。

矛盾

ダブルスタンダードが行われると、大抵の場合そこには矛盾が生じていることになります。特定の人や集団には恩恵が与えられ、そうでない人や集団には罰が与えられるというような不公平さは論理的に説明できないことです。

こんな例はどうでしょうか。会社でAとBという同期の二人がいます。ポジションは同じです。ある年の人事考課の結果、Aの方が成績が良く評価点が高いにもかかわらずBの方が昇進しました。実は代表者とBは同じ大学の出身でした。

さて、企業の目的は収益を上げることです。それを考えればAを昇進させるのが当然です。しかし学閥という理由でBを昇進させるのは収益を第一に考えた場合、矛盾した結果となってしまいます。こうしたことが続くと社員はやる気を失ってしまいさらに収益は悪化するでしょう。

ダブルスタンダードと例外

ダブルスタンダードと例外の違いはどういったものでしょうか。例外もきちんとした合理的な理由があれば構いません。しかし理由なく例外的な措置を取るのはダブルスタンダードと同様の弊害をもたらします。

例えば、非常によく勉強ができるため本来受験資格を持たない人に試験を受けさせる場合はどうでしょう。この時に本人がきちんと試験を受けて基準点に達すれば合格というのはいい例外です。

反対の例として受験資格はあるものの試験の結果、合格点に達してない人を、何らかのコネクションを忖度して合格とするのは非常に悪い例外です。

このように例外を設ける場合は、それが公平な基準に照らし合わせた上で大丈夫かどうかを判断し慎重に適用しなければなりません。そうでなければただのダブルスタンダードとなってしまいます。

スポーツにおけるダブルスタンダードの例

スポーツにはルールがあります。これはその競技を行う人にみな等しく適用されるものです。そしてスポーツではこのルールをめぐって、よくダブルスタンダードではないか、ということが問題になります。

サッカーにおけるダブルスタンダードの例

サッカーにおける例を見てみましょう。サッカーではペナルティエリア(以下PA)の中で守備のチームがファウルを犯すと相手チームにペナルティキック(以下PK)が与えられます。PKは得点の大きなチャンスです。そこでどのチームもPA内でのプレーには注意を払います。

例えば守備のチームがPA内に侵入してきた相手チームの選手を引っ張って倒したとします。審判は相手チームにPKを与えます。これはルールどおりで当然のことです。しかし同じように自チームの選手が相手チームのPA内で同じように引っ張られて倒されたのにPKを与えられなかったらどうでしょうか。

審判の判断基準がダブルスタンダードであるとして議論を巻き起こすでしょう。

野球におけるダブルスタンダードの例

野球の場合の例を見てみましょう。コントロールに定評がある投手がいたとします。ある試合でこの投手が際どいコースに投げた場合に審判は全部ストライクを宣告していました。しかし相手チームの投手がまったく同じようなコースに投げた際にはすべてボールと判定しました。

この例におけるダブルスタンダードは「コントロールに定評のある投手」という先入観が生んだものです。本来であれば審判の中にルールに基づいた公正な判定基準があるはずです。しかしこの先入観のために判定基準がブレてしまったのです。

オリンピックにおけるダブルスタンダードの例

世界最大のスポーツの祭典であるオリンピック。そこに出場することは選手にとって何物にも代えがたい栄誉です。出場選手は一定の基準の元に先行されますが、そこで選ばれた選手とその理由をめぐってダブルスタンダードではないか、としばしば問題になります。

例えば代表選考会で基準のタイムをクリアした選手が落選し、クリアしてない選手が選ばれたら多くの人は選考基準の意味がないと感じるでしょう。勝ち負けがはっきりとわかるスポーツでのダブルスタンダードは競技の発展を奪うことにもなってしまいます。

政治におけるダブルスタンダードの例

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初回公開日:2017年12月12日

記載されている内容は2017年12月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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