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「いらしてください」の意味と正しい使い方とは?例文もあわせて紹介

更新日:2024年04月08日

よく耳にする「いらしてください」という言葉をあなたは正しく使えていますでしょうか。この記事ではこの言葉の意味や使い方を詳しくお伝えします。この記事を読むと多用されている「いらしてください」を正しく使えるようになります。ぜひ最後まで記事を読んでください。

ビジネスシーンでよく使われている言葉を、自分が正しく使えているか心配な人は多いのではないでしょうか。日本語には、意味は同じでも選ぶ言葉によって相手を不快な気持ちにさせてしまうものがあります。上司や取引先、お客様に使う言葉は適切なものを選びたいですよね。

この記事では、ビジネスシーンで多用されている「いらしてください」の言葉の意味や使い方、また類語や使うときの注意点なども詳しく解説していきます。

この記事を読むと、「いらしてください」を正しく使えるようになり、あなたの日本語力が向上します。また、「いらしてください」を使えない場面でも、この記事で紹介している類語を使うことができるので安心です。

正しい日本語を使える人は、周りの人から好印象を持たれます。ぜひこの記事を読んで、言葉を操れる人になりましょう。

「いらしてください」の意味

目上の人や取引先の相手の方に対して「こちらに来て欲しい」と頼む際、「いらしてください」という言葉を頻繁に使用するというビジネスマン、ビジネスウーマンの方は多いのではないでしょうか。

前述のとおり、「いらしてください」という言葉は、「来てください」という意味があります。目上の方や取引先の方に対して「来てください」と言ってしまうと、少しカジュアルな印象が強くなってしまいます。

そのため、「いらしてください」と丁寧な言い方をすることで、目上の人に対しても失礼なく伝えることが可能となります。

しかし、相手は目上の方や自分にとって非常に大切な取引先の方であることが多いです。そのような人を相手に「来て欲しい」と頼むこと自体、あまり良いことではありません。したがって、この言葉を使う機会はなるべく減らすよう心がけましょう。

「いらしてください」の意味とは?
「いらしてください」とは、来てくださいという意味を持つ敬語になります。

出典: https://smartlog.jp/142535 |

「いらしてください」の敬語は正しい?

「いらしてください」は「いらっしゃってください」の省略された言葉です。「いらっしゃって」という言葉が長く使いづらいため「いらして」という言葉に変化しました。

「いらっしゃってください」は「来る」「行く」「居る」の敬語表現として適切であるため、省略された「いらしてください」も敬語表現としては正しいとされています。

「いらしてください」の使い方

これまでは「いらしてください」の意味をお伝えしてきました。次の項目では、実際にこの言葉の使い方をお伝えします。使いやすい言葉だからこそ、使うときには注意が必要です。ぜひご確認ください。

社内・社外・取引先に対してのメールで使う

社内メールや社外の取引先の方に対してのメールにて、「いらしてください」と使用することがあります。しかし、「いらしてください」を社外の方に対して使用する場合、命令口調に思われたりする可能性があるため不適切です。この場合は「お越しください」を使用しましょう。

メールという便利な手段を使用する場合にも、マナーは忘れてはいけません。この違いを使い分け、メールにおいても正しい言葉を選択するようにしましょう。

語尾に「ね」をつけて親しみを込めたニュアンスにする

「いらしてください」は、命令口調のような言葉に見えることもあるため、相手よりこちらの立場が上である場合には、語尾に「ね」をつけて親しみやすい言葉にするのもおすすめです。

相手よりこちらの立場が下の場合は「いらしてください」を使うこと自体を避けるようにしましょう。

「いらしてください」の例文

次の項目では「いらしてください」の例文をお伝えします。「いらっしゃる」には一般的に使われている「来る」といった意味以外に「行く」「居る」といった意味もあるので、それぞれの意味ごとに例文と使い方を紹介します。

「行く」の意味での例文

「〇〇さんがお探しでしたので、会議室にいらしてください。」
「私は所用がございますので、先にいらしてください。」

以上は「行く」の意味での「いらしてください」の例文です。しかし、「いらしてください」は「来る」の意味で使われることが多いので「行く」という意味では中々馴染みがありません。

「行く」を敬語表現にしたい場合は、「行かれてください」を使用する方が良いでしょう。

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初回公開日:2017年12月05日

記載されている内容は2017年12月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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