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返信用封筒の行・宛の消し方と正しい直し方・封筒への書き方

更新日:2024年09月13日

返信用の封筒やハガキの宛名の名前の最後が「行」となっている時、そのまま出してしまっていることはありませんか。こちらから返信する時には「行」を「御中」や「様」に直すのがマナーです。今回は返信用封筒の「行」の消し方、直し方を中心に封筒の書き方のマナーを紹介します。

返信用封筒にはあらかじめ宛名の語尾に「行」や「宛」が書かれていますが、このまま送り返すのは失礼にあたります。宛先の「行」の消し方、直し方には十分気をつけましょう。

封筒の「行」の消し方

縦書き封筒の場合、「行」を右上から左下に向かって斜め線2本で消します。または縦2本で「行」を消します。横書きの封筒の場合は、基本的に横線2本で消しますが、「行」の場合横線2本では漢字の構造上、消されているのがわかりにくいので、斜め線で消した方がいいでしょう。

また、修正テープや修正液などを使って消してはいけません。相手がミスをして「行」と書いたのでこちらで修正したという意味にとられてしまいます。

「御中」・「様」を書き足す

封筒の「行」を消した後、宛先が企業や部署名なら「御中」と書き足します。個人名なら「様」を書き足します。書き足す場所は、一般的には縦書き封筒なら消した「行」の真下か左側、横書き封筒の場合は消した「行」の右側に書き足しますが、封筒の大きさや宛先の文字数によってバランスの良い場所にしましょう。また、「御中」と「様」は併用しません。

企業宛の手紙・ハガキはどんな時に使う?

「企業名+御中」を使う手紙とはどんな時に使うのでしょうか。個人宛てではなく、取引先などの社員全体や部署全体に宛てる代表的な例としては、年賀状、暑中見舞いなどと、取引上でのお礼状やクレームなどに対するお詫び状などがあります。取引先相手の個人名がわかる時には「企業名+御中」ではなく「個人名+様」を使います。

社内の手紙・ハガキでも同じです

大きな企業になりますと社内便という社内資料の行き来のための社内専用の郵便配達システムを持つところがあります。社内便であっても「営業部 御中」「開発部 御中」「開発部 ○○様」と社外と同じように使うことが出来ます。

社内メールは「各位」「皆様」

社内メールでは、「部署名+御中」は複数名宛のメールであれば使うことは出来ますが、あまり一般的ではありません。一般的には、「各位」や「○○部の皆様」などという形で使われています。

入社承諾書の封筒の送付先は?

入社承諾書とは?

入社承諾書とは、書面において入社を承諾することを確認するための書類です。企業側が応募者本人が入社に対して納得しているかどうかを判断するために書面上で「特別な理由がない限りは予定通り入社します」という約束をするための書類です。

しかし、入社承諾書には法的な効力はありません。だからと言って、いい加減に取り扱うことのないように、内定をいただいた会社に敬意を持って、マナーを持って丁寧に対応していきましょう。

内定承諾書とは?

内定承諾書も入社承諾書とほとんど同じ意味を持った書類です。企業側にとっては、応募者に内定を出しても、本当に入社してくれるのかどうかまだ分かりません。応募者本人が内定に対して納得しているかどうかを判断するために、書面で誓約書を交わし、捺印させた上で内定を出すという手順が踏まれています。

返信用封筒に入れて返信する

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初回公開日:2017年09月19日

記載されている内容は2017年09月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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