司会進行におすすめの例文・台本・コツ|挨拶/シナリオ
更新日:2024年07月06日
司会進行の役割
司会進行の役割は、プログラムに沿って、時間どおりに行事を円滑に進め、無事に終了するよう舵取りをすることです。場合によっては、その場を楽しく盛り上げる役目もあります。
行事の成功は、司会進行者の腕にかかっているとも言えます。手順に沿ってやれば誰にでもできますので、気負わずに挑戦してみましょう。
司会進行の台本を作ってみよう!
司会進行をするには、台本が必要です。その台本の元になるのが、行事のプログラムです。プログラムに肉付けをしていけば台本ができますので、まずプログラムを作ってみましょう。
普通は、司会進行をする人がプログラムまで考えるとことはあまり無いのですが、一度、自分自身で作ってみると工夫する点などもわかり、役に立ちますのでここから始めてみましょう。
1.プログラムを作る
行事の内容によって若干、変わってきますが基本的には同じようなものになります。まずは、行事の全体像をつかみましょう。
例えば、会社で企画会議の司会進行をするとします。自分の会社の会議であれば、どのような手順で進められるかはすぐにわかるのではないでしょうか。まず初めに、会議の全体の流れを大雑把で良いので書き出してみましょう。
AB株式会社<新商品開発第1回企画会議>
1.開会あいさつ
2.会議の趣旨説明
3.社長あいさつ
4.担当者からの詳細説明
5.企画について協議・検討
6.会議のまとめ
7.閉会あいさつ
ざっとこんな感じにまとめてみましょう。
2.台本に近づける
簡単なプログラムができたら、それをもっと細かくしていきます。進行時間に遅れが生じる場合もありますので、ある程度の幅を持たせた時間配分や役割分担などを加えていきましょう。これで、司会進行者の出番や役割がわかりますので大事な作業です。
プログラム(司会進行者用)
AB株式会社新商品開発第1回企画会議プログラム
時間(所要時間) | 項目 | 詳細 | 担当者 |
---|---|---|---|
10:00~10:03(03) | 開会あいさつ | 簡単な開会のことば | 司会進行 |
10:03~10:08(05) | 会議の趣旨説明 | 会議の目的等を簡単に説明 | 企画担当(司会進行) |
10:08~10:18(10) | 社長あいさつ | 社長からのあいさつ | 社長 |
10:18~10:33(15) | 会議の詳細説明 | 協議事項等について説明 | 企画担当 |
10:33~11:23(50) | 協議・検討 | 具体的な話を進める | 司会進行(発言等の調整) |
11:23~11:33(10) | まとめ | 結果等について報告 | 企画担当 |
11:33~11:38(05) | 閉会あいさつ | 閉会のことば | 司会進行 |
3.シナリオを考える
プログラムができたら次は、具体的な内容です。いわゆるセリフを考えましょう。基本的には、プログラムの順に項目の内容とそれを話す人を紹介するセリフを考えれば良いのですが、開会あいさつなどの少し長いセリフも必要になってきます。
上のプログラムで言うと会議の冒頭に開会あいさつをすることになっていますが、これは開会を宣言するようなものなので、簡単で構いません。その時に、司会進行をする自分のことについて簡単に自己紹介をすると良いでしょう。
会社の会議などの場合は、もうわかっていることですので省略しても構いません。また、行事によっては開会あいさつと行事の説明までが司会進行者の役割になることもあります。
4.セリフをまとめよう
それぞれの項目にあった司会進行者の言いやすいセリフを考えたら、台本として完成させましょう。
紹介する人の名前などはきちんと確認し、フリガナをふるなど間違いのないようにしておきましょう。台本は、実際に進める順番にまとめていくと良いでしょう。
話すセリフを細かく書いても良いですが、要点だけを書き、進める際にそれに基づいて肉付けをして話をしても良いでしょう。慣れない間は、細かく書いて置くことをお薦めします。
司会進行におすすめの例文
場面によっての例文をいくつかご紹介します。これを参考にすれば他の場面のセリフも思い浮かぶのではないでしょうか。
初回公開日:2018年05月14日
記載されている内容は2018年05月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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