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司会進行におすすめの例文・台本・コツ|挨拶/シナリオ

更新日:2024年01月23日

職場や地域・学校など色々な場面で司会進行役を頼まれることはありませんか。しかし、司会進行などという難しいことは自分には無理と思われる方も多いのではないでしょうか。そんな時に、慌てずに司会進行に対応できるよう例文やコツなどをご紹介します。

冒頭のあいさつ

まずは、冒頭のあいさつを考えましょう。自己紹介を交えると良いでしょう。

社内での通常の会議

新商品開発第1回企画会議を始めます。本日の司会進行を務めます営業課の田中です。

つたない司会ですが、活発な意見で会が有意義なものになりますよう進めて参りますので、みなさんのご協力をお願いします。それでは、早速、進めてまいります。本日の会議の趣旨説明を企画担当の鈴木さんにお願いいたします。では、鈴木さんお願いします。

講演会

本日は、講演会「司会進行とはこうやる」に多数、ご来場いただきましてありがとうございます。

本日の司会進行を務めさせていただきます。実行委員会の田中と申します。本日の講演が成功裏に終了しますよう務めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

それでは、まず初めに、実行委員会を代表いたしまして実行委員長の佐藤よりご挨拶を申し上げます。では、よろしくお願いします。

来賓紹介など

場合によっては、来賓を紹介することもあるでしょう。

名前や肩書を間違えないように特に注意が必要です。また、紹介の順番も大事になってきますので、来賓の来場が決まったら必ず確認しておきましょう。

会社の創立記念パーティー

本日の創立記念パーティーにお忙しいところを駆けつけていただきました来賓のみなさんをご紹介いたします。向かって左から、当社創業以来、今日までお付き合い頂いております、青空株式会社代表取締役社長の佐藤太郎様。続きまして、同じく創業以来お付き合い頂いております、太陽株式会社代表取締役社長の高橋次郎様でございます。

(この後、来賓からの祝辞をいただく場合は続けて)それではここで、来賓のみなさまよりご祝辞を頂戴したいと存じます。まず初めに、青空商事株式会社代表取締役社長・佐藤様よりお願いいたします。

あいさつが終わったらお礼を述べ、次の方を同様に紹介します。

行事にあった司会進行のコツ

行事の内容によっては、司会進行の仕方も変わってきます。粛々と進める場合、楽しい雰囲気で盛り上げる場合、ここからはそれぞれの行事にあった司会進行のコツをご紹介します。

会議

会議での司会進行で大事なことは、その会議の目的が果たせるように滞りなく進行することです。

例えば、議論が盛り上がり話が脱線してしまうこともあるでしょう。そんな時には、その場の状況に応じて、上手に軌道修正を行う必要があります。時間の調整も必要になるでしょう。全体の流れを気にしつつ、場の雰囲気を壊さない配慮もしつつ進めていきましょう。司会進行者の腕の見せ所と言っても良いでしょう。

会議の参加者によっても進め方が変わってきます。「台本を作ってみよう」で紹介したような勤務先での通常の会議であれば、言葉遣いなどそこまで改まることは必要ないでしょう。ですが、勤務先の会議であっても社外からの参加者があるような場合には、先方に失礼のないよう注意を払うことが必要です。

講演会

講演会のメインは、講師の講演になります。プログラムも開会あいさつ・主催者あいさつ・講師紹介・質疑応答・閉会あいさつというように項目はそう多くないでしょう。来場者は、講演を聞くのが目的ですので、主催者あいさつなどは手短に済ませるよう配慮が必要です。講師紹介も長くなりすぎてはいけません。講師の略歴や近況などを正しく完結に紹介します。
 
次に、質疑応答です。会場からの質問を受けて、講師が答えるという形ですが、質問の受け付け方が色々と想定されます。

講演中に質問箱を回して回収する方法、直接、会場から質問してもらう方法、いずれにしても講師に質問の内容がしっかりと伝わるようなフォローが必要です。また、質問した人に回答がきちんと伝わったかの確認もあると良いでしょう。まとめの発言を司会進行者がすることも考えられますので、質問の内容とその回答を簡単にメモしておくことも大切です。

PTA役員会

我が子の通う学校での役員会となると顔見知りの保護者同士での会議となることが多いでしょう。この様な場合は、和気あいあいと進めることで色々な意見も出やすくなります。

しかし、親しい間柄ゆえに井戸端会議的な話になってしまい本来の目的が果たせないでは本末転倒です。司会進行者が一緒になって盛り上がっていては話が進みません。場の雰囲気を壊すことなく話を軌道修正させることが必要です。

また、複数の学校が参加する会議の場合もあるでしょう。この場合、初対面であることも多いでしょうから、参加者の自己紹介は大事になってきます。また、記録を取ることも考慮し、発言者を指名する場合などにはどこの学校の保護者の発言であるかわかるように学校名と名前を呼ぶようにすると良いでしょう。

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初回公開日:2018年05月14日

記載されている内容は2018年05月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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