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「お許しください」の意味・使い方とは?例文や言い換え表現も解説

更新日:2024年11月03日

「お許しください」という言葉の意味をご存知でしょうか。本記事では、「お許しください」という言葉について、その使い方や使う上での注意点についてご紹介します。「お許しください」の正しい使い方を知りたい方は是非この記事をチェックしてみてください。

「お許しください」の丁寧表現

お許しくださいの丁寧表現は「ご寛恕ください」、「宥恕ください」などと主に訳されます。ここで詳しく見ていきましょう。

宥恕ください

「寛大な心で許すこと」を表すのが「宥恕ください」です。

基本的には、迷惑をかけられた側、何かしらの被害を受けた側が相手を許すときに使う言葉です。迷惑をかけた当事者が許して欲しくて使うと、相手にとって失礼にあたる場合があります。

自分が迷惑をかけた側なら、「今回の件に関しまして、ご宥恕くださりありがとうございます」と使うと良いでしょう。

ゆう‐じょ〔イウ‐〕【×宥×恕】
読み方:ゆうじょ

[名](スル)寛大な心で罪を許すこと。「御—を請う」「先方の過失を—する」

出典: https://www.weblio.jp/content/%E5%AE%A5%E6%81%95 |

寛恕ください

「ご寛恕」は「心が広く思いやりのあること、とがめずに許すこと」という意味があります。

「寛恕くださいますよう、お願いいたします」と使うことで、相手に許しを乞う表現になります。文語として使うことが多いため、あまり口頭で使うことはないでしょう。

かん‐じょ〔クワン‐〕【寛×恕】
読み方:かんじょ

[名・形動](スル)

1 心が広くて思いやりのあること。また、そのさま。

「勇気ある人はその心—にして」〈中村訳・西国立志編〉

2 過ちなどをとがめだてしないで許すこと。「御—を請う」

出典: https://www.weblio.jp/content/%E5%AF%9B%E6%81%95 |

ご海容ください

「ご海容」は「海のように広い寛容な心で相手の過ちや無礼などを許すこと」を言います。

主に文語として使われているため、メールなどの文書で謝罪をしたいときに使うと良いでしょう。例えば、「本日はお越しいただきありがとうございました。お別れの挨拶ができずに失礼したことをご海容ください」のように使います。

かい‐よう【海容】
読み方:かいよう

[名](スル)海のように広い寛容な心で、相手の過ちや無礼などを許すこと。主に手紙文で用いる。「失礼の段、ご—ください」

出典: https://www.weblio.jp/content/%E6%B5%B7%E5%AE%B9 |

「お許しください」の英語表現

「お許しください」は英語で「Please forgive me.」と表現できます。

「I’m sorry.」でも伝わりますが、さらに丁寧な表現で表したいときは、「I entreat your forgiveness.」もおすすめです。

「forgive」が「許す」にあたる言葉です。英語で謝罪する機会がある方は、覚えておくと役立つでしょう。

「お許しください」の意味・使い方を理解して正しく使いましょう

相手に許しを請う場面ではその言葉が相手にどのように伝わるのかを意識してその場に合った最適な言葉を選んで使いましょう。

「お許しください」を使うに当たってこちらから何かアクションを起こすことが多い場面となりますので、事をスムーズに運ぶためにも知っておきたい言葉になります。

「お許しください」と同じような言葉でもニュアンスによってどの程度なのかを相手に伝えることも出来るため、感情のわかりにくいメールやチャットでは、適切な表現に変えて相手に伝えていくことが大切になってきます。

相手に謝罪しなければいけないことは相手の心を広いと持ち上げご寛恕やご海容を活用していきましょう。

初回公開日:2017年07月04日

記載されている内容は2017年07月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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